メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

美肌クリームの広告表現改善へ@中東 ほか@ビッグイシュー vol.389

2021-03-30 14:46:27 | 
最新号・バックナンバー



【内容抜粋メモ】

「世界短信」より

先住民がITを駆使して、森の違法伐採者、密猟者を監視@ペルー
南米アマゾン川流域に住む先住民ケチュア族をはじめ
36の部族がアメリカNPOの援助を得て

各部族から選抜された120人がスマホの操作方法などを学び
ドローンなどを用いて保護区をパトロールしている

この保護区では年間約4000件の違法伐採が確認されている
麻薬組織がコカインの原料のコカを栽培することも多い



美肌クリームの広告表現改善へ@中東




「ブラック・ライブズ・マター」を受けて
アジア、中東、アフリカでは
先進国メーカーの美肌クリームの宣伝に対する批判が高まっている

ドバイ在住の活動家:自分の肌色は好ましくないと思ってしまう

チュニジアの活動家:
社会に受け入れられるために
髪をストレートにすべきというプレッシャーが黒人女性にのしかかっている


SNSで批判キャンペーンを展開し
ジョンソンエンドジョンソンは、アジア、中東での
一部商品の販売終了、広告表現の見直しを発表


(日本でもSNSで顔をより白く映すのがフツーになってるものね
 大坂なおみちゃんは先日、アジア人も同等に見て欲しいとつぶやいて話題になっていたし
 普段見慣れているCMの中にアジア<白人という刷り込みがある



人気歌手の死 抑圧政権を終わらせた歌の力@エチオピア




多民族国家のエチオピアで人気歌手ハチャル・フンデッサが
何者かに殺害された事件がきっかけで
政府への激しい抗議活動が発生

自由への渇望を訴えるオモロ語の歌が心をつかみ
2013年、Amazonで最も売れたアフリカンアルバムとなった

オモロ人は首都建設時に土地をはく奪された歴史を持つ

2017年の♪Jirra(私たちはここにいる)も抵抗の合言葉になった歌

2018年、民主化路線の現アビー政権の誕生を導いた

アビー首相は、父がオモロ族、母はアムハラ族
これを支持する派と
「国家の優先は各民族の独自性の否定」とする人々で分断
エチオピアの民主化が揺れている

(誰かの死でしか社会が動かない時代はもう終わりだ




コメント    この記事についてブログを書く
« ATP1000マイアミ・オープン20... | トップ | 【ガイアの法則2】バシャー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。