メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

スペシャルドラマ ストレンジャー 上海の芥川龍之介

2020-01-06 13:31:11 | ドラマ
1921年 大正10年 上海




「僕はどういう良心も持っていない
 僕の持っているのは神経だけである」

船からおり、懐中時計を現地の時間に合わせる龍之介

明治と昭和という険しい時代の狭間にあった束の間の小春日和
大正とはそんな季節であった
世の中にはそういう時期に限って腹を壊すやつもいる

店で大食いしている通訳の村田






芥川龍之介は大正10年
大阪毎日新聞社の特派員として中国に4ヶ月ほど滞在した

その6年後、彼は日本で命を絶つことになるのだが
この時の私は知る由もなく
人気作家の姿がやけになまっちょろいのをただ愉快に思った

村田:長い船旅お疲れでしょう
龍之介:ずっと腹を壊してまして

ようやく馬車に乗るがどこかに衝突する
龍之介:どうやらここでは馬車に乗るのも死を覚悟しなければならないらしい




車も走ってる
アスファルトの道は西洋人や支那人が気忙しく歩いている
交通整理をしている巡査はインド人

その夜は西洋料理屋に飯を食いに行った 生バンドで踊る人々
ほとんど食べずにペンを走らせる龍之介

村田:
これから先生には素晴らしい旅行記を書いていただかなければならないんです
まさか先生が特派員記者を引き受けるとはびっくりしました

龍之介:
小さい頃、西遊記、水滸伝、三国志を何度も読んだ
今、中国は大混乱の中にある
これほど作家冥利に尽きるものはないですよ

実はもう一つ事情があります
女から逃げたかった

家の中にも赤ちゃんが一人いるが
赤ん坊を抱いた女性が何度も訪ねてくる




女:
また来週来ます
ぜひ先生にも見て頂きたい
口元のあたりなんか先生そっくり

龍之介:
僕の子ではない
しかしすっかり思い込んでいて何度追い返しても来る


電灯の明かりが青くなったり赤くなったりするのは浅草によく似ている
ただ演奏の上手さとなると浅草の問題にならない

バラを売るばあさんはぼんやり僕を見ている
私は何だか新聞の挿絵でも見る心持ちになった






白人の水兵が酔っ払って入ってきてバラをめちゃくちゃにしてしまう

龍之介:
そろそろ帰ります 腹の調子が良くない
この街の夜はいいですね 静かで

人生とは薔薇を撒き散らした道である




物売りが来て、「ドヤ?」と断る村田
「不要」と書いてドヤ?という


アグニの神




2階に女性の姿が見えて扉が閉まる

龍之介:あそこに住んでいるのは誰かね?
村田:気味の悪い占い師のばあさんが住んでいる

あれはきっと香港でさらわれたお嬢さんに違いない








「人さらいめ!
 今度こそお前の命はないよ!
 世話ばかりやかせやがって!
 まだわからないのかい!」

怒っている女性の声と泣いている子どもの声
扉を開けると不思議な部屋
(これは小説の世界か?

さっきのおばあさんが
「もうこの花は売り物にならないから全部買ってくれ」と迫る

僕はこんな強欲なばあさんに売られる薔薇が気の毒になった


二日目も先生は不調を訴え、三日目には入院してしまった
病名は肋膜炎
元々胃腸と神経が弱いところに長い船旅が災いし退院まで3週間を要した

何か布を値切る村田
根負けして「まけるよ」という商人に「もう要らない」と言う




軍隊経験のある村田の態度は常に戦闘的だ
あるいはこちらではこれが普通なのかもしれない

餓鬼のような男が座っている




緑牡丹








こちらの芝居で驚くのは鳴り物の騒々しさ
だが村田はこの騒々しさがないと物足りないらしい
どこかおかしいんじゃないだろうかと思う

ただ日本と違って客がどれだけ大声で話そうが
子どもが泣いてもかまわないのはすごく便利だ

村田は緑牡丹の子役からの贔屓である
(ものすごい高い声で歌い 両腕を板のようなもので囚われている


華やかな舞台とは裏腹に
楽屋は薄暗く、牛肉臭く、惨憺たる場所だった
役者達がいる様は百鬼夜業

緑牡丹に会いに行く二人
村田:今日は日本の有名な作家先生を連れてきた

遠目にはとても可憐だが、こうしてみると立派に発育した青年だ




章炳麟(しょうへいりん) 元革命家
孫文と共に戦った傑物であり学者でもある






章炳麟:
遺憾ながら今の我が国は政治的に堕落しています
学問、芸術は尚更酷いものです


しかしこの国の民は極端に走ることをよしとしません
この特性がある限り革命は不可能でしょう

村田が訳す

龍之介では先生は・・・(何度も咳き込む

外は大雨

村田:寒いですか?

ストーブをつけてもらおうとするが、革命家の前で遠慮する龍之介

龍之介:復興にはどういう手段がいいと思っていますか?

先生の壁にはどういうわけかワニがついていた
私は耳を傾けながら時々ワニを眺めた(これは剥製?




あのワニもきっと暖かな太陽と睡蓮の匂いを知っているに違いない
お前と違って生きたままここにいる私をどうか憐れんでおくれ


上海で僕を慰めたのはワニだけではない


南国の美人
美しい声で歌う美しい娘
美女がまるで料理のように次々と現れる

村田:
林黛玉(りんたいぎょく 女主人)はただの婆さんではありません
ここ20年の政局の秘密全部知ってます
是非お会いになるべき

愛春はいかにも品のいい美女だ
髪をおさげのようにくくり、どこか日本の中学生めいて見える




時鴻はどこか庭園の匂いを帯びた顔をしている




秦楼(しんろう)はまだ12、3歳のような少女
金の腕輪や首飾りもおもちゃにしか見えない




玉蘭
かつて湖南の大悪党の愛人だったが
男が処刑されたために上海に逃れてきたという薄幸な美人だった




村田:先生こっちの女はどうですか?

龍之介:
いいですね 美しいです 特に耳が美しい
日本の女の耳は常に脂を塗った髪で隠れています
故に堕落している

平たくて肉が厚くて、まるで顔から生えたキノコだ
しかしこちらの女性の耳はいつも春風に吹かれている

村田:
一筋縄ではいかないばあさんだから
代わりにルールーにあれを見せてもらうのはどうです?
ルールーは耳と口がきけない
でも占いをします




「何でも質問をどうぞ 神様の代わり」

龍之介:(悩んだ挙句)
僕を悩ませているあの女はいつか身を引いてくれるか

ルールーは俯いて隣の女性が頭に手をかざし

「アグニの神 どうぞお答えくださいませ
 芥川先生の女性は身を引いてくれるでしょうか?」

目をカッと見開き、まるであの女が乗り移ったようになるルールー

「嫌です 別れない
 なぜなら愛しているから
 死ぬまで別れない 決して!

隣の女性が爆笑する
「だって気の毒だわ、先生が」

村田:
林黛玉はこれで随分稼いでいる
ルールーに口をパクパクさせて
自分が扇の陰からインチキなご神託を垂れるそうです

ルールーにお詫びとしてタバコを買って来いと命令する男
じゃあお願いしようかとお金を渡す龍之介

夜道を歩いていると女性達が並んで客引きをしている
「覗いていってよ」




真っ赤な明かりがたくさんついている怪しげな館に入る
(こういうのも普通に接待のうちか

龍之介:部屋を間違えてはいませんか?

林黛玉:
今夜はお席に行けなくてごめんなさいね
ちょいとしつこい常連客があったもので
次に来てくださった時には必ず
(服を脱がせようとする

先生、言葉が分からないのねw
そんな心配そうな顔をしなくても大丈夫
玉蘭はちゃんと連れてきましたよ






部屋を出る際に、壁に書かれた絵に対して跪いて手を合わせる林黛玉

玉蘭が入ってくる




アグニの神に聞く林黛玉
それを見ている龍之介

林黛玉:どうかお答えくださいまし

アグニの神:何を聞きたいんです?

林黛玉:アメリカと日本の戦争はいつ始まりますか?






少女が答える
「194・・・」で夢から覚める龍之介

翌朝、中庭で太極拳のようなものをしながら高らかに軍歌を歌っている村田




龍之介:
昨晩は寝付けなかったんだ
薬を倍ほど飲んで、明け方ようやくうとうとした

村田:そういえばルールーはあれからタバコを買ってきましたか?

龍之介:いや来なかったね 何かあったんだろうか?

村田:
金をくすねたんですよ ルールーは男娼
あんな連中には関わらないほうがいい

龍之介:そうかな 純粋そうな若者に見えたかな

女給たちが朝食を食べているとルールーがやってきて
龍之介にタバコを渡し、余ったお金も返す
紙にメモを書いて渡す(油紙みたい






ルールー:
近くの店にタバコがなかった
遠くの店に行き、戻ってきたらあなた達はいなかった

龍之介:
それはすまなかったね
これで何か美味いものを食べておくれ とお金を渡す

「林黛玉が呼んでいるよ」と少女に言われるルールー


店に入り「1皿くれ」と頼む龍之介
ここにも浮浪者がいる






龍之介:
だから言ったじゃないか
あれは極めて誠実な青年だと
さすが僕の作家の目は間違いはなかったね

村田:
そもそも字を書いたのは驚きますよ
読み書きが出来る人間なんてまだまだ僅かですから

家が没落して身を落としたというところですかね
世間知らずで口も耳もきけないとなりゃ
体を売るしかないんでしょう

龍之介:かわいそうに

村田:
この国でいちいちそんなことに気を揉んでたら身が持ちませんよ

そこらの田舎にいってごらんなさい
道端で赤ん坊が売られているんです

小さいほうが3元 大きいほうが5元
もっと大きいのがいいなら「あっちの家の15歳の娘を50元」と言われたw

ちょっと見てみようかと思いましたが
そんなの買って帰ったところでしょうがないとやめましたよ

肉まんみたいな饅頭を食べていたが、食欲がなくなる龍之介

いったい物乞いというのはロマンティックなものである
この国の小説に神や仙人が物乞いに化けている話が多いのも
彼らから自然に発達したロマンチシズムなのだ

仙人か何かが化けていそうな彼の後ろには
悲惨なその一生が綺麗に白墨で書き立ててある




字もどうやら私よりうまい
私はこんな代書を誰がするのだろうと思った
(ルールーが書いているのを想像する


鄭孝胥(ていこうしょ) 清朝時代の元政治家
かつて清朝を改革しようとして西太后に追放された
今は俗世を離れた暮らしを楽しんでいる
私は今度こそ万全な厚着をして臨んだ

行ってみると豪邸






鄭孝胥:
今の中国は絶望的です
当面の難局を切り抜けるには英雄の出現を待つしかない

龍之介のタバコの火までつけてくれて驚く
龍之介:客のタバコに火をつけてくれるなど日本の政治家では聞いたことがないので

通訳:お客様ですから当たり前のことです


罪悪
上海は都会
各国の人間がより集まっている

茶館に行くと無数の女達が日暮れになるとどういうわけか大抵メガネをかけている
今の上海の流行なのかもしれない




女性:あなた、さあ行こう

これは日露戦争中、日本の軍人が支那の女を捕まえて
「さあ、行こう」とそのへんの畑に誘った名残だと言う
我々日本男児にはあまり名誉の話ではない

女性と一緒に地下へと降りる
アヘンも半ば公然とどこででも吸っている様子
「あんた、あまり吸うと体に毒だよ」




(ウィキで調べたら、龍之介はタバコを1日180本吸っていたと言う
 あまり驚いて計算してみたら8分に一本
 ほとんど一日中ってことじゃない!?


58歳という林黛玉はさすがにもう美しいとは言えない
しかしその話しぶりから伺える才気と歌声は見事だった




龍之介は紙に書いてルールーに読ませる
(漢文も書けたってことか 昔の知識人は本当に深いな

今度本を貸してあげよう
君は本を読んだほうがいい
本を読むのが好きかい?

はい

阿片を吸ってはいけないよ
あれは非常に危険だ

それには答えない

君はまだ若い
よく勉強すればもっといい仕事につける

支那という国は今は大変に混乱している
しかしこれからは君たちがもっといい国にしていくんだ


読む前に林黛玉に呼ばれる


少女:
俺は今夜 お前に罰を下してやろうか
それが嫌ならこの子を自由にしてやるがよい

林黛玉:人をバカにするのもいい加減におし!






二人の会話を盗み聞きしている龍之介(これも小説?

林黛玉:お前はアグニの神のふりをしているのであろう
(手にはナイフを持っている

倒された少女はルールーに変わり、助けようとする龍之介
林黛玉は自分の振りかざしたナイフで胸を刺して死んでいる

龍之介:もう大丈夫 君は自由だ

結局どんな名所よりも、僕には人間を見ているほうがずっと面白いのだ




湖南の扇
めぼしい革命家は湖南に生まれている
湖南の民は情熱的なのだろう

船に乗っている玉蘭、龍之介、村田
村田くんの通訳が必要なのは甚だ残念である




湖南生まれの玉蘭
長年の愛人であった大悪党の斬首刑は桟橋前の空き地で行われた
(それを見ている玉蘭




血だまりを見つけた彼女は、持っていたビスケットに浸して食べる




近しい人達にもそれを分け与えた
その血は今も彼女たちのどこかに流れている
僕は少々羨ましい気がした

(食べたものは確かに人の血肉になるけれども
 ある程度年数が経つと全ての細胞が入れ替わり
 まるで別人になると言う話を聞いたことがある


湖南の女子師範学校




みんな紙に筆で書いているのを見て
龍之介:なぜ生徒達は鉛筆を使わないのですか?
村田:鉛筆は日本製だからですよ(日本しか作っていないの?

案内人は廊下を歩いただけで「これで終わりだ」と言う

龍之介:じゃあ寄宿舎も見せてくれないか?

案内人:
お断りします!
先日も兵隊が5、6人乱入して強姦事件を引き起こしたばかりですから!

庭で玉蹴りをしている女生徒たち




革命家:
私が最も憎い日本人は桃太郎です
隣の島に住む生き物たちは本当に鬼だったのでしょうか?

桃の旗を振り、三匹の動物を従えて桃太郎が鬼が島でしたことは
つまり侵略ではなかったかと私は思うのです


車で移動していると男性が数人に棒で殴られ
血だらけになって助けを求めてくる

村田:
労働運動潰しです
資本家に雇われたゴロツキが労働者衆(?)を潰してるんです

白人の警察官が龍之介等を乗せた車もチェックして「早く行け」と言う
(労働者の過激派デモみたいなものか?
 一体どういう政治情勢の時代だったんだろう
 
村田:降りましょう

車の前はデモ隊で大混乱になっている




殴られた男は血だらけになって死んでいる
その側で男の子が泣いている
「誰かお父ちゃんを助けて!」

食事に手をつけない龍之介

龍之介:
眠れないんだ
悪いがまたハルモチ(?)を手に入れてくれないか

村田:今から会いに行く男は、先生の愛読者らしいですよ

龍之介:なんだろう 『羅生門』かな

村田:
東京帝大に留学していて日本語も流暢ですから 今日は私の通訳もいらないです
恐ろしく頭のいい男で、共産主義思想のもと民族解放運動に携わっている
ひょっとすると新しい時代を代表する人間の一人となるやもしれません


李人傑(りじんけつ)




李人傑:芥川先生 中国の旅はいかがですか?

龍之介:
いささか困っています
私は普段政治のことなど論じはしないんです
作家が下手に首を突っ込んでもロクなことがありませんから

政治なんて芸術より数段下等なものだということにして
何をふっかけられてもまず乗ることはありません

しかしこちらに来てからどういうわけか
私は政治のことばかり考えている 柄にもなく

李人傑:それは我が国の政治が混乱しているせいでしょう

龍之介:
ええ、実に混乱している
全く正直に言わせてもらえば酷いものです

政治だけじゃない
学問、経済、芸術、悉く堕落している

国民は学ぶことも、考えることも放棄し
わずかな賢人たちでさえ絶望しているか、奇跡を待っているかです


いったいこの巨大な根源を
手に負えない悪の横行と
その犠牲となる弱き者たちを
あなたはどうするおつもりなんです?

李人傑:
社会革命が必要です
そしてそのためにはプロパガンダに頼る他ないと考えています

確かに民衆の多くは堕落しています
しかしいくらかの若者たちは新しい意識に目覚め始めています

彼らはむしろ学ぶことを切望しています
芸術のための本や雑誌などが全く足りていないのです

龍之介:
それならあなたが書けばいい
すぐにでもやるべきだ

この国には民意がない
民意なくして革命など起こるわけがない


李人傑:
種はもうこの手の中にあります
中国は大変広いです
そして荒れ果てています

困難は覚悟しています
しかしその困難に私の力が及ぶかどうか
私の体が耐えるかどうか
それは分かりません

言葉に詰まる龍之介


館にルールーがいない

龍之介:彼に本を渡すために来たのだが

林黛玉:
ルールーは死んだ
どういうわけだか労働運動の集会場でね
殴り殺されていた
なんでそんなところにいたんだ 馬鹿だよ




玉蘭はハンカチからルールーの血を吸ったクッキーを取り出す
林黛玉:あなたもどうぞ

玉蘭はみんなにも分け与え、龍之介も食べる

政治、学問、経済、芸術
あまたの崩壊の淵で支那は今血に溢れている
それをアスファルトやビスケットと分け合って
しかしいつかまたこの大きな国は必ず起き上がるのだろう


真ん前の席で芝居を見る龍之介




前はあれほど騒々しいと思われた鳴り物が
やけに心地よく思われるようになっていた

少女が持つカゴのバラを全部買い、緑牡丹に渡す龍之介

村田:
今夜も素晴らしかった
芥川先生もすっかりお前の贔屓になったとさ




その夜の彼はことさらに美しく
その美しさが深く私を慰めた

こんなことは書きたくはない
しかし書かねばなるまい
私は特派員である

やがて緑牡丹は見事な手鼻をかんだ





村田:李人傑が全国の共産党から代表者を集めて会議をするそうです

龍之介:何人くらい来るだろうか
村田:私の予想では20 せいぜい15人

龍之介:道は遠いな

結局集まったのは13人だった
後に歴史に刻まれることとなる「第一回 共産党大会」は李人傑の家で行われ
この時、湖南対代表として参加したのが毛沢東だった

李人傑はやがて共産党を離れ、6年後、軍閥の銃弾によって惨殺される

それに先んじること5ヶ月
昭和2年7月24日 芥川龍之介は大量の睡眠薬で自ら命を絶った
やがて訪れる戦争という嵐の季節を目前に

芥川が死の床で着ていたのは
中国の布で仕立てた浴衣だったと言う
随分気に入っていたらしい


原案『上海遊記』ほか
キャストもちゃんと現地の俳優を使ったんだな

資料提供:
タカギクラヴィア
田端文士村記念館
天理大学附属天理図書館
山梨県立文学館
藤沢市文書館


なぜ年末に芥川龍之介なのかわからないけれども興味深いドラマだった
全体的に物憂い感じで、妖しげな雰囲気が漂う濃い色調の映像が美しい
これはロケだよね
地球上にはまだまだ美しい場所が沢山あるって事だ

とても有名なのに『蜘蛛の糸』『羅生門』『河童』『歯車』くらいしか知らない
今回ウィキで色々見たところ興味が湧いた

【ブログ内関連記事】

『南京の基督』(1995)

『蜃気楼』

『河童』(2006)


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