メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

整骨院@虎ノ門

2008-10-20 23:55:55 | 日記
虎ノ門にある整骨院が安くて親切って聞いたので、ライブ友の紹介ってことで行ってみたv
施術師の先生がたった一人で会計から受付から一人で何役もこなしてた。
ほかの2人の助手さんたちは辞められてしまったとか。大変だ

3つのベッドがあって、初診は詳細のカルテを書いてから奥のベッドに寝て症状を話すと
まず、関節炎の右手になにやら白いクリームみたいのを塗って丁寧に揉みながら
いろいろ関連した話をしてくれて、腱鞘炎なら固定して2ヶ月もすれば治るけど、
きっと腱鞘炎と関節炎の両方の症状が繰り返し出ているのでは?とゆってた。
痛いうちは動かさないほうがいいけど、筋肉が硬くなってるからお風呂の中でグーとパーをしてほぐすのも大事とか。

股関節のほうは、脚を折り曲げたり、引っ張ったり、筋力を確認したり。
股関節や腰のほうが比較的治りやすいらしい。で、スクワットを勧められた
風呂上りの血行がよくて、カラダが柔らかいうちに、股関節を意識しながら5~10回を目安に。
ちなみに腰痛はペットボトルなどを持って、上体を曲げて上げ下げするだけでも違うらしい。
動かさなすぎもいけないってことかな。
その後の電流で揉みほぐすやつはあの振動が気持ちいい。腰もやってほしかったな。

別に通ったほうがいいとは全然ゆってなかったけど、2回目以降は1回500円と格安だから
またツライ時に行ってもいいかも。付き添いどうもありがとううう!


お腹ペコペコで、ラーメン会に突入!今回はこちら。
揚州商人
いろいろフシギなメニューの中から「トマ玉ラーメン」なるものをオーダー。
トマトとレタスとふわふわ卵があっさりヘルスィなスープスパみたいな感覚で美味しかった!
ライブ友の「スーラー油めん&チャーハン」は酢っぱ辛くてこれもグッドv
ほかのメニューも試してみたくなるほど、新世界な味覚のお店でした~。


■SAKEROCKの3つめのアルバム『ホニャララ』が11月5日発売
PVがオフィで見れたっ!NHK教育みたいなノリからすでに大好き!爆
海外ホームドラマ仕立てだけど、これまた家族構成が変?!
アルバムに封入されてるブックレットが44Pもあるって


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『マリと子犬の物語』

2008-10-19 17:03:48 | 映画
『マリと子犬の物語』(2007)
監督:猪股隆一
出演:船越英一郎、松本明子、広田亮平、佐々木麻緒、宇津井健 ほか

2004年の新潟県中越地震山古志村で起きた実際のエピソードを元に映画化。
予告を観ただけで泣いてしまうから、劇場公開の時は敢えて見に行かなかったんだけど、
ついにDVDを借りてみた。
大好物な柴わんこ、それもとびきり可愛いのが4人も出てきて、泣くのは当然覚悟してたけど、
登場した瞬間からもう、その後の受難を思うと涙が止まりません。。

米づくりから、錦鯉など、村の紹介からはじまって、日本の原風景ともいえる素朴な自然が舞台。
「地震被害をそっくりそのまま再現したわけではない」とテロップに出ていたけど、
マグニチュード6.8という大地震で起こりうる被害をその後の余震や避難地での状況も含めて描いている。
家具が倒れたり、窓が割れたり、屋根ごと落ちてきたり、電柱が倒れたり、
土砂崩れ、道路の陥没、河川の増水などなど、こんな風になってしまうのかって勉強にもなる。

story
母を病気で亡くした石川家は、村役場につとめる父と、長男・亮太、妹の彩、祖父の4人家族。
時々母の妹が面倒を見に来てくれる。
ある日、兄妹は学校帰りに1匹の捨て犬を見つける。犬ダイキライな父を説得するため、
祖父に誕生日のプレゼントとしておねだり。同じく両親のいないわんこが可哀想だという彩のために飼うことに。
マリと名付けられた柴犬はやがて3匹の子ども(グー、チョキ、パー)の母親となる。
村はミミズが大発生したり、鳥が大群で飛び立ったり、不気味な雲が現れたりと不可解な現象が続いたある日、
M6.8の大地震が起こり、村は壊滅状態。村民は学校の体育館に避難。
家にいた祖父と彩はマリが呼んできた救助隊員のおかげで無事発見されるが、ヘリには動物までは乗せられず、マリと3匹の子犬は置いていくことに。
避難所生活でも常にマリのことを心配する彩たちは、次に大雨が降ったら村は浸水してしまうと聞き、
ついに兄妹で雨の中、山に入ってしまい、彩は途中で高熱を出し、探しに行った父が2人を見つけ出す。
その後、やっと1家族1人ずつヘリに乗って一時帰宅の許可が下り、父と兄妹は村民の好意を得て
マリと子犬を探しに行くことに。。

とにかく、子役らの演技がしっかりしすぎるくらいしっかりしてる。
船越も船越らしくてイイ(どうゆう意味だw 息子に説教する場面はなぜか石立鉄男が入ってたような?
そして、なんといっても、わんこたちの必死の演技も凄い。瓦礫から飼い主を引き出そうとしたり、
子犬がカラスに突かれたり、さすがに吊橋から落ちるシーンは合成だったけど、
かなり過酷な撮影だったのでは? しかも実話ではマリは出産直後に地震に遭ったみたいだし。
実際の子犬は茶が1匹、白い丸々としたコが2匹。今は飼い主と暮らしているのかなあ?

追。グル魂dr.石鹸こと三宅弘城さんも大活躍されてましたw


山古志村の今の様子はどんななんだろうか?






なぜか、こんなサイト発見。
石立鉄男が占う「今日の運勢」
早速占ってみた。「吉。多くを望みすぎなければ良い一日」・・・あ、はい。

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『エリザベス ゴールデンエイジ』

2008-10-19 12:44:44 | 映画
『エリザベス ゴールデンエイジ』~ELIZABETH: THE GOLDEN AGE(2007)イギリス/フランス
監督:シェカール・カプール
出演:ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライヴ・オーウェン、サマンサ・モートン、アビー・コーニッシュ ほか

エリザベス1世 1558-1603 (イングランド女王)(ウィキ参照)

大好きな女優、ケイト・ブランシェット主演とあって劇場でも観たかったが観そびれていた。
同監督がケイトを主演に撮った前作『エリザベス』は1998年。約10年たって、女王のその後を描いた。
以前観た『1000日のアン』で、息子の誕生を切望する父親が女王を処刑にかけ、
残された王女がその後どう育てられたのかは本作では語られないが、
国民を愛し、国民に愛され、国のために人生を捧げて、スペインの侵略から英国を守り、
平穏なゴールデン・エイジを築いた素晴らしい女王として人気があったようだ。


story
女王のもとに冒険家ローリーが現れ、新大陸アメリカ発見での航海話を真剣に聞く女王。
彼を寵愛するも、ローリーは女王を敬愛しつつ、侍女ベスを愛する。
女王の座を狙うスコットランド女王のメアリーは反逆の罪で処刑され、それを理由に
スペインとの戦争が勃発。無敵艦隊を目前に占星術に頼る女王は決意を新たに国民と共に闘うと宣言する。

やたらと「処女王(the Virgin Queen)」てゆわれてるけど、ウィキを読むとけっこう愛人はいたみたい。
冒険家ローリー相手にまるで恋する乙女に戻ったように純情で弱い一面をさらけ出しているのが意外だったけど、製作する側の意図によって史実とはイメージが異なることもあるしね。
とにかく、ケイトはまるでこの役のために産まれたようになりきってる。
ペットが手術のあとにつけるエリザベスカラーの語源にもなってる首周りに大きなレースのついた豪奢なドレスもよく似合ってる。
フシギな髪型も当時の流行だったのかな。アートな世界だけど女性の自然な美しさとゆうより、
絶対的権威や神聖さを表現する衣装に見えた。

DVD特典は監督のコメンタリ。さすがにもう一度観るのは辛いから飛ばしながら観たら、
撮影の裏話や背景、監督と俳優らの意見の違いのことをものすごい早口で喋ってて面白い。
「女王が精神を、同じ名前を持つ侍女ベスが肉体をそれぞれ司り、一心同体の関係だったのが、
ローリーとの出会いによってベスは女王から切り離され、女王は神聖そのものとなった」
ってゆうコメントが印象的。

気になるyahoo映画のレポはこちら
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バンバン@誰ピカ

2008-10-18 20:40:48 | 日記
朝から洗濯機を回した後、耳鼻科へ行って、おそうじしてもらったら、ずっと気になってた耳の詰まった感がやっとスッキリ(鼓膜に異常はないらしい
その後、図書館へ行って、こないだ『ミス・ポター』を観て読みたかった『ピーター・ラビット』シリーズを借りてみたv
TSUTAYAに寄って借りようと思ってた映画が緒形拳追悼コーナーだったため借りられてた。残念。
セブンでサケチケと真心チケを発券v 自宅配送よりラクだけど発券料105円も含めて、手数料高すぎるよねえ・・・

お腹すきすぎて、いったん家に戻ってランチタイム。
近所のパン屋さんで買った焼きたてのナン(バジル味)やらベーグル美味しい!(灯台下暗しだったな
洗濯のつづきをしてから、カタカタ鳴る自転車を修理してもらおうと自転車屋さんへ。
でも、どこも悪くないみたいで油をさして「様子をみてください」てゆわれたけど、
やっぱり漕ぐとカタカタ鳴って違和感があるんだよね???
帰りにユニクロと靴屋さんにも寄って、お目当てはなし。相変わらず今年もフリースを押してるのね。

家に戻っておそーじ。夜には田舎からまた果物&野菜がいっぱい届いた。
いつも週末に合わせて送ってくれるから、ゆっくり家で過ごしながら美味しい果物が楽しめる
青いりんごは「王林」かな?赤は「ジョナゴールド」?ほかにも柿や巨峰も!
ちょこっとずついろいろ食べれるのって女子は弱いんだよね~ありがとうううう♪♪♪


誰でもピカソ
『綾小路きみまろプレゼンツ グランドキャバレーSP』と銘打って、同窓会みたいな雰囲気w
福島さんが指揮者になりきってた!/爆 途中ちょこっとギターも弾いてたけど、ニッコニコなカメラ目線で歌手と一緒に歌っちゃってた。
bass.黒川さんはセンターで誰よりも(手前の歌手より)目立ってたしw
ちなみにgt.富永さんと黒川さんは次週も登場???
下田卓さんが出なかったのが残念(ホーンアレンジに参加
ゲストのおぼん・こぼんに「派手な衣装で頑張って出てきたら、バンドさんに負けました」てネタにされてたw
いやぁ、貴重なOAでした。もちろん永久保存版v


グッドナイト スリイプタイト 三谷幸喜インタビュー
<東京公演> 2008年11月18日(火)~12月28日(日)@PARCO劇場
いいなあ。面白そう。


私の外国旅行
こないだポンペイ遺跡とかを調べてて見つけた旅行記のサイト。写真が迫力あって素晴らしい
派遣先のMさんは、先週お姉さんの結婚式でグアムに行ってたけど、楽しかったかなあ!

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『アイ・アム・レジェンド』

2008-10-18 19:26:13 | 映画
『アイ・アム・レジェンド』~I AM LEGEND(2007)アメリカ
監督:フランシス・ローレンス
出演:ウィル・スミス、サリー・リチャードソン、アリス・ブラガ

観逃した話題作シリーズ。
ゾンビ映画はけっこー好き。『デモンズ』は超えられないだろうけど。
アメリカンでハリウッドらしい仕上がり。世界滅亡といえどもロケがNYだけだったり。
ウイルスが原因で、全身から血を吹き出して死ぬってストーリーは『20世紀少年』ぽい。
とっても賢いシェパードと一緒ってゆう設定が気に入った

story
ガンの治療薬が開発された朗報も束の間、場面は一変して、世界滅亡から3年後。
生き残ってるのはNYに住むロバート。彼はウイルスの抗体を持っていたため感染しなかった。
彼の愛犬サムのほか動物も空気感染はしないらしい。
昼は食糧を確保したり、ほかに生存者がいないかコンタクトをとったりして過ごすも、
夜は部屋のあらゆる窓を封鎖して、暗闇におののきながら眠る。
ウイルス感染で生き延びた人間はすべてゾンビ化して暗闇を徘徊し、人肉を食らうようになった。
いろいろな血清を動物や人体実験を繰り返したがすべて失敗。が、検体の中に良好な反応もあった。
ある日、ゾンビのリーダーのような奴の罠にかかって、愛犬を失う。
自暴自棄になったロバートは、ゾンビを轢き殺して自分も危なくなったところで女性と少年、2人の生存者に助けられる。
彼女は「山村に生存者のコミュニティがあるから、そこまで逃げよう」と言うが。。

基本、ゾンビって近くまで来ても動きがトロかったり、太陽や明るい光に弱かったり、
いろいろルールがあるから、それを守ればこんな長期間の共存もありなんだよね
でも、今作のゾンビは人間の貪欲さプラス、ズル賢さが残っているため、
昼間でもトラップにかけられるなんて場面もあるから気が抜けない。

yahoo映画のレポってけっこーシビアな観客目線で、どんなにメジャー作品でもちゃんと冷静に批評してるから面白い
ほんと、なぜ電気や水道が大丈夫なんだろう?とか、缶詰って何年もつんだっけ?とか
わたしも観ながら心の中で何度かつっこんだw
ウィル・スミスは何度も来日して、めざましファミリーになりつつあるし、ほんと気さくで面白い人だよね。


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心の中のベストフィルム~『キャットピープル』(1981)

2008-10-16 19:53:52 | 映画
『キャットピープル』~CAT PEOPLE(1981)アメリカ
監督:ポール・シュレイダー 主題歌:デヴィッド・ボウイ
出演:ナスターシャ・キンスキージョン・ハード、マルコム・マクダウェル、アネット・オトゥール ほか

trailer

初めて観たのはいつだったか? 大好きな女優ナスターシャ・キンスキー主演作だったからか、
D.ボウイがサントラを担当していたからか、とにかく今でも始まり方から1シーン毎が思い返せるくらい何度も観た。

story
4歳で両親を亡くし、離れ離れになっていた兄ポールとアイリーナがニューオリーンズで再会。
翌朝、町を案内してくれるはずが兄は不在。仕方なく一人でふらつき、大好きな動物園に入る。
閉園時間を過ぎても黒豹を熱心にスケッチする彼女に園長のオリバーが話しかけて知り合う。

その夜、街では娼婦が黒豹に襲われ、オリバーが捕獲。一時、園で預かることに。
アイリーナは園内のショップで働きはじめる。

ある日、興奮した豹に腕をもぎとられスタッフがひとり死亡する。
オリバーは銃で豹を殺そうと決意するも、豹は逃げ出していた。

ポールはアイリーナに、自分たちは人と交わると殺してしまわないと豹に変身してしまう一族だから、
一族同士でないと生きてゆけないと話すが、アイリーナは拒否する。
いったんはオリバーから離れようとするが、アイリーナは町に戻り、真の姿で生きてゆくことを決意する。。



ナスターシャ・キンスキーはけっこうよく脱ぐ女優さんで、今作でも惜しげもなく見せている。
スレンダーな肢体より、その表情のカンペキな美しさ、妖しさ、儚さに強烈に惹きつけられる。




と、同時に今作で知った相手役のジョン・ハードにノックアウトされたんだよね
フツーなんだけど、そのフツーさがステキ。調べたら今作がキャリアのスタートだったのかな。
この後、出演作を漁っていろいろ観たけど、やっぱりこれが一番。

こざっぱりと身なりを整えてアイリーナに会いにくるシーンなんか、今観てもすごいトキめく
彼女の恐怖心を少しでも和らげるために、町外れの湖に浮かぶ自分の建てた小屋に連れていって、
ストレートに口説くシーンとか

一方、兄役のマルコム・マクダウェルがこれまたキョーレツなキャラ。
『時計じかけのオレンジ』の時からすでにぶっ飛んだキャラが定着してる俳優さんだけど、
今作を観たら夢に出てきそうなくらいブキミ極まりない

強烈にセクシャルな名作。

主題歌はアルバムver.と全然アレンジが違くて、改めて聴くとちょっと間抜けた感じに聴こえたw

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dog year

2008-10-14 20:28:30 | 日記
毎月第2月曜日(祝日の場合はその翌日)は社員さんと一緒に朝礼に出なきゃならなくて、
今朝もいつもより30分前に眠い目をこすりこすり起きて行ったのに、
8:30~のはずが、5分前に入ったのにもう始まってた/焦
先月はすっかり日にちを勘違いしてて、ふつーに9時出社して恥ずかしかったから
頑張って早起きしたのに意味なしっ!


実家の愛犬みーちゃんがいなくなってもう1ヶ月が経とうとしている。
先日、親と話した時には、まだ2人ともクルマや自転車で少し遠出までして探しているといいながら、
保健所からの連絡もないままで、半分諦めている感じだった。

柴犬は飼い主に忠実であると同時に、プライドが高い犬種とか、孤高な性格だと言う。
ペットを亡くした人が話す、だんだん年老いて病気で食べれなくなって痩せ細ったり、
目が見えなくなったり、耳が遠くなったり、徘徊したりして変わってゆく様子を見守りながら、
最期まで看取る時の辛さを語る時の涙を見るたび、わたしたち家族もいつかその日が来ると分かっていても
いつまでも元気なままでいて欲しい、悲しい姿を見たくないって思ってたから、
それを悟って、わたしたちを悲しませないために、ひとりで長い旅に出たんじゃないかなってわたしは思ってる。
じゃなければ、あの日、父の手に噛みついてまで、首輪を振り切って逃走したことの意味が分からないし。

よく犬も猫も、自分の死期が近づくと、ひとりで人目につかない所へ行ってその時を迎えるって話も聞く。
それとも、カラダの自由がきくうちに、普段行かないような場所にも遠出して、いろんな世界を見たかったのかもしれない。
とにかく。わたしも家族も突然の失踪を疑問に思いつつも、それぞれの気持ちの中で整理をつけて、
これは「悲しい」とゆうより感謝に近い想い。
一緒に過ごした楽しい日々のたくさんの思い出と、別れ際の優しい思いやりを、
ほんとうにどうもありがとう。

って、まだそこいら辺をウロついてるのかもしれないね。

dog year;
犬は人間の約7倍の速さで成長し老いていくことから、時代の移り変わりの速さを言う。



先日のバンバン@BYGでもらったフライヤで、HOME WORKレーベルからまた金子マリさんのアルバムが出るとの情報あり。
『MARI SINGS ALONG WITH SHIBUYA-SAN』12/10発売

収録曲の一発目はいきなりわたしも大好きな曲♪アローン・アゲイン が入ってる。
この曲にヤラれて、その後ベスト盤など随分聴いてた時期もあったけど、
♪クレア て曲のモデルになった少女との妙なエピソードやら、女性蔑視のような発言があったみたいなエピソードを読んでからあまり聴かなくなっちゃったんだよね

Clair

でも、これは永遠の名曲。歌詞に描かれるストーリーを思い描くと毎回涙が溢れてくる。
この切ない感じは、秋にぴったりだな。

Alone Again (Naturally)/GILBERT O'SULLIVAN
It seems to me that there are more hearts
Broken in the world that can't be mended
Left unattended
What do we do? What do we do?

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心の中のベストフィルム~『シャイニング』

2008-10-13 23:40:02 | 映画
『シャイニング』~The Shining(1980)イギリス
原作:スティーヴン・キング 監督・製作・脚本:スタンリー・キューブリック
出演:ジャック・ニコルソン、シェリー・デュヴァル、ダニー・ロイド、スキャットマン・クローザース、バリー・ネルソン ほか

The Shining (1980) Trailer

忘れた頃にやってくる「心の中のベストフィルム」コーナー。
『ローズ・レッド』『キャリー』とスティーヴン・キング映画が続いたところで、急にまた観たくなったのが今作。
いやぁ、何度観ても飽きないどころか、何度観ても恐怖の戦慄が走る。
ホテルの廊下に大量の血の洪水が溢れ出すシーン、双子の少女のシーンなどなど
一度観たら一生忘れない映像のインパクトと色遣いの美しさ。
誰が、どこから、何度観ても納得のカンペキな逸品。

story
生計をたてるための教師を辞めて小説を書くために、コロラドの山中にあるホテルの冬の間の管理人を引き受けたジャック。
歴史の古いオーバールックホテルは、10月で閉鎖し5月に再開する。その間は深い雪に閉ざされる。
前任の管理人グレイディーは孤独のあまり発狂し、妻と2人の娘を殺して、自分も銃で自殺していた。
だだっ広いホテルを自由に使っていいと言われたジャックと妻ウェンディ、一人息子のダニー。
平穏に過ぎていくかに見えたが、特別な力を持つダニーは様々な恐怖体験をする。
そして、仕事に行き詰まったジャックは次第に正気を失ってゆく。。

ジャック・ニコルソンはノーメイクでもそのままで充分コワイ。出てきた瞬間からコワイ(失礼だ
シェリー・デュヴァルのどこか素人っぽいぎこちない演技もかえってリアリティがあってイイし、
ダニー君も『オーメン』の子役に負けず劣らず素晴らしい演技。

欲を言えば、これは閉塞した冬山のホテルで頭がおかしくなった父親の恐怖映画ってだけじゃなくて、
その奥にはいろんな背景があって、根底には親子の深い愛情が貫いていることまで描ききれなかったことだ。
スティーヴン・キングはこのキューブリック作品が不満で、後に長時間ドラマ化している。

DVDには特典としてメイキングが入っていた。名シーンの種明かしとゆうよりは、
まさに撮っている現場のピリピリと緊迫した様子を克明に記録した感じ。
シェリーは監督に怒られ、急かされ、ついにナーバスブレイクダウンしてしまっているが、
それも極限の演技を引き出すための監督の作戦だってことを本人も分かっているとコメントしてる。
毎日変わってゆくスクリプト、自由な発想による撮影方法、過酷な撮影環境の中でも
求められた演技を瞬間、瞬間で出してゆく俳優の姿にプロ意識の高さが見えた。

でも、やっぱり原作は映画の数十倍も感動するから読むことをすすめたい。
『シャイニング』 スティーヴン・キング/著 深町真理子/訳
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『チップス先生さようなら』

2008-10-13 15:17:04 | 映画
『チップス先生さようなら』~Goodbye Mr.Chips(1969)アメリカ
原作:ジェームズ・ヒルトン 監督:ハーバート・ロス 音楽:ジョン・ウィリアムス
出演:ピーター・オトゥール、ペトゥラ・クラーク、マイケル・レッドグレーヴ、ジョージ・ベイカー、マイケル・ブライアント ほか

近所のレンタル屋の1週間100円VHSシリーズ。こんな名作があるなら、まだまだ掘り出す価値ありv
週末にどんだけ泣かされるんだってくらい、また泣いた逸品。
考えるに、ヒトって生来「お話」が好きなんだなって思う。
誰かが話す話にしても、本やたとえ一篇の文章でも、こうした映画にしても、
「いい話」が持つココロを掴む魅力には抗えないってことだ。どんなヒトでも。

story
イングランド南部の田園の町ブルックフィールドにあるパブリック・スクール教師チピングは
真面目がとりえの堅物で生徒からは「愚鈍」とあだ名をつけられていたが、
本人はそれを知っている上で「私がどれだけ生徒たちを愛し、理解しているか分かってもらえたら・・・」と悩んでいた。
休暇で訪れたポンペイで、友人の恋人で舞台女優のキャサリンと偶然出会い、
傷心旅行の彼女はチピングの正直で誠実な性格に感激し、神殿でアポロに願をかける。
日常に戻ってからもパーティに誘って、前の恋人が押しかけてきた際、
チピングが追い返してくれたことで「この人に間違いない」と信じて告白して結婚。
周りから「釣り合わない」と言われても、学期始めに夫婦で挨拶し、学校中の注目の的となる。
学校への高額寄付で権力を持つサタウィック卿は、「女優と結婚するなんて学校の名に傷がつく」と
なにかと2人を追い出そうとするが、彼も以前、女優と付き合っていたことを知られそうになって理事会にかけることを中止する。
キャサリンは生徒からも好かれ、第一次大戦が始まってからは慰問でいろんな施設に出かけ歌を披露。
校長が引退する際、次期校長はチピングにほぼ決まっていたが、高齢を理由に阻止される。
これを機に教師を引退する覚悟を伝えるも、戦時中は教師も不足してしまうからと切望され残る決心をする。
その後、新校長が栄転となって、ようやくチピングに校長の話がやってきたが。。

前作『王様と私』につづいて奇しくもまたミュージカル映画。それもMGM
どちらも始まる前と中間地点に長いoverture(序曲)、entr'acte(幕あい音楽)が入ってる。
劇場公開の際、演劇鑑賞みたくみんなが席につく間と、トイレ休憩のためのものだろうか?w

イギリスの寄宿制のパブリック・スクールはみんな幼い頃から親から離されて、
集団生活や規律、紳士道を学ぶために年代の違う子どもたちが寝食共にするみたいだけど、
夏休みは3ヶ月ほど実家に帰って過ごして、学校に戻る際には本当に牢獄に戻る気持ちだろう。
選択肢のない子どもに強いるにはどうなの?

ポンペイ
まったく生活環境の違う2人の男女を引き合わせたのはロマンティックなポンペイ遺跡。
史劇とか観ていると、もし歴史にもっと通じていたら、前後の関係やらも含めて
もっと深い想い入れを抱けるだろうにと、いつも自分の知識不足を残念に思う。

ジョン・ウィリアムズ・グレイティスト・ヒッツ1969-1999

ペトゥラ・クラークのこの曲が好きで、いつかブログで紹介しようと思っていたから、
妻役が彼女と分かってビックリ。偶然の必然てほんと面白い。

Downtown/Petula Clark

そして、とにかくピーター・オトゥールは素晴らしい名優だ。

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『王様と私』

2008-10-13 09:39:34 | 映画
『王様と私』~The King and I(1956)
監督:ウォルター・ラング 原作:マーガレット・ランドン
出演:ユル・ブリンナー、デボラ・カー、リタ・モレノ ほか

ユル・ブリンナーシリーズ。今作でブリンナーがアカデミー主演男優賞を受賞したほか、
衣装デザイン賞、美術賞、ミュージカル映画音楽賞、録音賞の5部門で獲得したとある。
ジョディ・フォスターとチョウ・ユンファが演じたリメイク版『アンナと王様』と比べると、
あまり覚えてないけど、だいぶストーリーも違うような。。?

THE KING AND I Trailer

story
アンナは夫亡き後、シャム国王の王子・王女・妻たちの家庭教師として息子を連れてバンコクを訪れる。
絶対の存在である国王は、アンナを召使い扱いし、宮殿の外に家を建てるという契約も守らないが、
100人近い国王の子どもたちの可愛さに負けて、アンナは宮殿内で働きはじめる。
ことあるごとに文化・習慣・考え方の違いで衝突するも、国王の時に正直で、真摯に国を治めようとする努力に惹かれるアンナ。
王が野蛮人だからとゆう理由だけで侵略を企てる西洋諸国に対して、彼らを晩餐に招いて
手厚くもてなすことで、シャム国の文化、知識を知ってもらってはどうかと提案。
ファッションから食事のスタイル、挨拶にいたるまで西洋風にして混乱するも大成功。
その夜、国王はアンナからダンスを教わり、踊るうちに心を通わせるが、
妻のひとりが恋人と脱走を図ったことで、彼女を罰するか否かで再び意見は衝突。
国王は今までのやり方との狭間に悩み、病の床に伏せてしまう。。


西洋人から見た東洋人の勘違いな誇張っぷりが当時のハリウッド映画らしい/苦笑
アンナから教えてもらった「エトセトラ!エトセトラ!エトセトラ!」をやたらと連呼して、
人に指差してものを言ったり、ビルマから連れてこられた若いカップルの密会にしても
なぜか全部、英語の会話だったり、ツッコミはじめたらキリがないけど、それはご愛嬌

会食の後の余興がまた素晴らしい。
「アンクル・トムの小屋」を自国風にアレンジした演劇で、シンプルな動きの中に高い芸術性がある。

Shall we dance?
最初、子どものように手をつないで踊る方法を教えたアンナに対して、「さっきはそうじゃなかった。こうだ」と腰に手を回して、2人でものすごい勢いで回転して踊りだす場面は、2人の間に芽生えた愛情のような高揚感が出ててドキドキするシーン。
鋭い矢のように突き刺すブリンナーの眼ヂカラが凄い!!!鍛え上げられた締まった肉体も美しい。
このシャム王役が定着してその後ずっとスキンにしてたってウィキに書いてあった。

「ブリンナーは片方の肺を切断した後でこの映画の撮影に臨み、酸素吸入器を使いながらハードなダンス・シーンを演じた。苦労の甲斐あって、ブリンナーが演じたぶっきらぼうでパワフルな王様役は高い評価を得て、初ノミネートでいきなりアカデミー主演男優賞を獲得。ブリンナーはこの役が生涯の当たり役となり、72年のテレビ版でも王様を演じ、舞台では初演から85年まで合計4625回も王様を演じた。」
とのこと。

デボラ・カーは、歌手ではないから今作の歌声は吹き替えだったって知ってびっくり。
『サウンド・オブ・ミュージック』の時のジュリー・アンドリュースのように品行方正な家庭教師の役で、キレイなイギリス英語が気持ちいい。
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