花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

スーパーでの事

2008年12月10日 | 医療・健康・食生活・衣生活
今日も今年最後の自転車になりそうだと思いながら、往復35分、乗って来た。
途中でスーパーによって魚を見ていたら、網走産の活きの良いワカサギがあった。
トレイに盛ってあるがどれも400gもあり、多すぎて駄目だと思っていたら、傍に来た70歳位の女性がワカサギのトレイを手に取って見出した。
すかさずその人に、「私も買いたいと思ったのですが、多すぎて悩んでいました。良かったら半分に分けませんか。」と話した。
するとその人は、「いいですが、どう料理するのですか。」という。
「私は天ぷらにしますけど。」と答えると、「天ぷらはいつも買うので、揚げた事がありません。どうしたら良いのですか。」という。
内心驚いたが、揚げ方を教えた。それから鮮魚売り場の人に二つに分けて貰い、値づけをしてもらって買って来た。
色々な人がいるんだなと思ったできごとだった。
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高齢期の生活

2008年12月10日 | 高齢期の生活全般
一昨日行った病院に、「適度な運動をしよう」とiいう患者向けポスターが貼ってあり、見たら自転車なら1日25分と書いてあった。
丁度、2日前に降った雨で雪がすっかり溶け、また自転車に乗れる道路になったので、昨日は図書館まで自転車で行った。
図書館では「趣味の園芸」「週刊朝日」や「文芸春秋」などを読んだが、途中で眠たくなって来て困った。

ところで文芸春秋に、樋口恵子氏が、高齢者の生活が二極化して来たという文を書いていた。概要は次の通りだ。
1年前から特別養護老人ホームなどの施設の食費、部屋代などの費用が高くなったので、夫婦で月20万円程度の年金収入なら、一人が認知症になって施設に入ったら、もう一人は生活ができなくなるのだという。
また、認知症の高齢者向け施設であるグループホームは、個室が確保されている分、費用も高く、一定の収入が無ければ入れない。
一方、在宅で訪問看護、家事支援ヘルパーを利用するにしても、その費用は一つ一つにかかるので、十分には利用できず、従って家族の負担が大きくなり、結果的に必要な介護がされ難い。その高齢者の要介護度によって、利用できるサービスや金額が限定される。
今増えている高齢者専用賃貸住宅は、規制が緩いので、管理、ケアーなどで結構格差がある、というような事を書いていた。

介護保険法ができてから、高齢者の介護は私的なものから社会的なものに変わり、日本も遅ればせながらやっと高齢者の生活しやすい国になってきたと思ったのだが、私が2~3年前から何となく感じていた通り、ここへ来て家庭の経済事情によって、老後、どのような生活をすることができるかの格差が大きくなって来ているのだ。
ニュースで「老々介護で疲れ果て、妻を殺害」とか、「認知症の妻、倒れた夫と死亡」などと報じられる度にやりきれない気持ちになる。
今後、子どもを産み育てたいと思う若い世代が多くなってくれないと、相対的に高齢者は益々増えるし、福祉予算が削られて戦後の日本を支えて来た人達の老齢期が危うくなって来たと改めて感じている。


コメント (2)
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