来年用に、このところ数年使っている出版社の新しい家計簿を買った。
書店の店頭には、ざっと見ただけでも20種類以上の家計簿が売られていた。
「簡単家計簿」と銘打っているのは、支出項目が簡単になっている物やレシートをどんどん貼っていくものがあった。
「お料理家計簿」も根強い人気があるらしく数種類あったが、毎日の献立のヒントが掲載されたものだ。
私が買ったのは、基本的な支出項目に分けて記入でき、下に日記も書けるようになったのだ。
以前は毎日寝る前に記録しないと気分良く寝られなかったが、10年位前からは、週1回程度まとめて書くので十分になった。
例えば今年の6月を見ると、月末の雑費の欄に「消石灰20kg660円、化成肥料NS262・20kg1950円、過燐酸石灰1kg179円」と書いてあるが、これを見るとは7月から肥料が値上がりするというニュースを聞いて、慌てて農協に買いに行った事を思い出す。
また主食欄に「秋田小町5kg1580円」とあるが、先月買った新米の秋田小町は1880円だったから、新米は美味しいだけに少し高い事が分かる。
食品は家計簿をつけていると高値、安値、底値が分かり、買い物の参考になる。(今日はスーパーで、1日限りの目玉商品として私の好きな普段340円位するA社のカマンベールチーズが、底値の198円で売っていた。年末がすぐなのですかさず5個買った。)
交通費の欄には、電車や地下鉄、ガソリン代などを記録するが、ガソリン代は必ず単価を記録して価格変動がわかるようにしている。
そして毎月末には簡単な集計をする。6月の医療費には18000円も払っているが、全く病院に行かない月もあるのでこれは仕方が無い。
私が小遣い帳を書き始めたのは、高校生になった時だった。
当時、日本育英会から毎月3000円の特別奨学金を貰って、修学旅行積立金を含む学校の全費用と小遣いをそれで賄うことになってからだ。(この奨学金は、1/3は返還の義務があったので、働き出してから貰った最初のボーナスで全額返済した。)
就職してからもずっと自分でノートに線を引いて作った簡単な小遣い帳を使っていたが、結婚してからは項目に分けてある専用のものを使うようになった。
引越しをしたり家を建てたり子どもの教育費、仕送り金などの経費が嵩んだ時は、一層、記録が役立ったと思う。
振り返ると、小遣い帳も入れたら私の家計簿暦は50年にもなる。
家計簿は記録が少し面倒だが、それも慣れればどうということはなくなり、逆に楽しみになって来る。
何故かというと、知らないうちに普段の生活費を合理的に管理できるようになって行く事、また1ヶ月、1年のおおよその収入額と費目毎の支出額、税金、貯蓄や借金などを一目で把握できること、お陰でたまの高額な特別出費(私の場合なら子どもの教育費、国内外の旅行費用や電化製品、家具、車などの購入、土地や家の購入など)も計画的に捻出できた事など、良い点が多かったと思う。
その内、5年後10年後の家計費を考える事もできるようになり、その延長上で何年元気でいられるか分からない不確定な老後の経済計画も、おおよそ分かって来るのである。
どの家庭も今は経済的に厳しさが増しているので、来年こそは家計簿をつけようと思っている人が多いかも知れない。
家計簿は、まさにその人や家族の貴重な生活記録だとも思っている。私の経験がチョとした参考になればあり難い。
(娘はパソコンでつけると言っているが、預金なども記録する訳で、情報が漏れないか心配している。)
書店の店頭には、ざっと見ただけでも20種類以上の家計簿が売られていた。
「簡単家計簿」と銘打っているのは、支出項目が簡単になっている物やレシートをどんどん貼っていくものがあった。
「お料理家計簿」も根強い人気があるらしく数種類あったが、毎日の献立のヒントが掲載されたものだ。
私が買ったのは、基本的な支出項目に分けて記入でき、下に日記も書けるようになったのだ。
以前は毎日寝る前に記録しないと気分良く寝られなかったが、10年位前からは、週1回程度まとめて書くので十分になった。
例えば今年の6月を見ると、月末の雑費の欄に「消石灰20kg660円、化成肥料NS262・20kg1950円、過燐酸石灰1kg179円」と書いてあるが、これを見るとは7月から肥料が値上がりするというニュースを聞いて、慌てて農協に買いに行った事を思い出す。
また主食欄に「秋田小町5kg1580円」とあるが、先月買った新米の秋田小町は1880円だったから、新米は美味しいだけに少し高い事が分かる。
食品は家計簿をつけていると高値、安値、底値が分かり、買い物の参考になる。(今日はスーパーで、1日限りの目玉商品として私の好きな普段340円位するA社のカマンベールチーズが、底値の198円で売っていた。年末がすぐなのですかさず5個買った。)
交通費の欄には、電車や地下鉄、ガソリン代などを記録するが、ガソリン代は必ず単価を記録して価格変動がわかるようにしている。
そして毎月末には簡単な集計をする。6月の医療費には18000円も払っているが、全く病院に行かない月もあるのでこれは仕方が無い。
私が小遣い帳を書き始めたのは、高校生になった時だった。
当時、日本育英会から毎月3000円の特別奨学金を貰って、修学旅行積立金を含む学校の全費用と小遣いをそれで賄うことになってからだ。(この奨学金は、1/3は返還の義務があったので、働き出してから貰った最初のボーナスで全額返済した。)
就職してからもずっと自分でノートに線を引いて作った簡単な小遣い帳を使っていたが、結婚してからは項目に分けてある専用のものを使うようになった。
引越しをしたり家を建てたり子どもの教育費、仕送り金などの経費が嵩んだ時は、一層、記録が役立ったと思う。
振り返ると、小遣い帳も入れたら私の家計簿暦は50年にもなる。
家計簿は記録が少し面倒だが、それも慣れればどうということはなくなり、逆に楽しみになって来る。
何故かというと、知らないうちに普段の生活費を合理的に管理できるようになって行く事、また1ヶ月、1年のおおよその収入額と費目毎の支出額、税金、貯蓄や借金などを一目で把握できること、お陰でたまの高額な特別出費(私の場合なら子どもの教育費、国内外の旅行費用や電化製品、家具、車などの購入、土地や家の購入など)も計画的に捻出できた事など、良い点が多かったと思う。
その内、5年後10年後の家計費を考える事もできるようになり、その延長上で何年元気でいられるか分からない不確定な老後の経済計画も、おおよそ分かって来るのである。
どの家庭も今は経済的に厳しさが増しているので、来年こそは家計簿をつけようと思っている人が多いかも知れない。
家計簿は、まさにその人や家族の貴重な生活記録だとも思っている。私の経験がチョとした参考になればあり難い。
(娘はパソコンでつけると言っているが、預金なども記録する訳で、情報が漏れないか心配している。)