≪マインツ・フランクフルト市内≫
ドイツの旅も最終日、9日目になった。3泊したフランクフルトのホテルで朝、スーツケースを廊下に出してから3回目の豪華なバイキング式朝食を食べ、9;30にバスで西方45kmの町、マインツに向かって出発した。
先ず、シャガールの描いたステンドグラスで有名な「シュテファン教会」に行った。
住宅街の静かな場所に立つ小さな教会だったが、ここは14世紀に建立され、戦災後修復されたらしい。
シャガールが1978年にユダヤとキリスト教の協調を表すものとして正面のステンドグラスをデザインしたと言う。シャガールに依頼したのは、ロシア生まれで自身が東洋系ユヤダ人だったからだ。
中は青色のステンドグラスを通して入ってくる青い光に満たされていた。ここでシャガールの絵の小さな来年用カレンダーを土産に2つ買った。
その後、モダンな住宅街を抜けて、旧市街の「マインツ大聖堂」まで歩いた。その途中の住宅街で素敵な像の噴水を見つけた。雨の日はさらに傘から多くの雨が流れ落ちてリアルさが増すのだろうと思った。
「マインツ大聖堂」はドイツの三大聖堂に入るそうで、起工は975年だと言う。大きな主祭壇には、とても荘厳な印象を受けた。
大聖堂前の広場では、丁度週3回開かれると言う朝市が開かれていて、野菜、果物、パスタ、ワイン、蜂蜜など多彩な商品が並べられていたが、パスタを袋に入れて人形にして売っている店が珍しかった。また大きなマンゴーなども珍しかった。