花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

お彼岸を伯母とお参り

2016年09月23日 | 高齢期の生活全般
9月23日の今日は「彼岸」であると同時に私の母の命日だ。
昨年までは伯母の住むI市の母方の家族代々の墓(そこには54歳で亡くなった私の母のお骨も入れてある)に墓参りに行っていたが、車で片道1時間かかる行程に伯母の体力が持たなくなった。それで今年は、我が家の仏壇の前でお参りを済ませることにしたのだった。

昨年、伯母に面倒を見て欲しいと頼まれた時、両親も義父母も死去していた私は、2つ返事でOKした。夏に伯母が我が家に引っ越して来た際は、伯母の夫(私の伯父)、息子、舅と姑の位牌と小型の仏壇も持参した。
それを、今迄あった私の父母の仏壇の横に並べて置いた。

今朝は小雨が降っていたが、庭に咲いている色とりどりの「薔薇」や「秋明菊」「アルストロメリア」「小菊」を摘んで来て飾った。
用意して置いた果物と菓子を備えてから、伯母を迎えに行った。

伯母は2日前に退院したばかりなので、外出できるだろうかと私は案じたが、全くそうした心配は無用だった。
ただ、歩行補助の手押し車が無ければ、一人ではもう歩けなくなった。足が前に出ないのだ。私が腕で支えてようやく歩ける有様だ。

伯母は数珠を持って来て、仏壇前に用意した椅子に座り、何やら唱えていた。
そして「お陰さまで、今年の秋の彼岸にもお参りできて良かった。」と言った。
高齢者にとっては、宗教的な祈りの儀礼が精神的な安定を得る事に繋がるのだろう。

お供えのケーキとお茶を一緒に食べてから、伯母を昼食に間に合う時間までに、また施設に送り届けた。
来年も伯母と、彼岸のお参りをしたいものだと思いながら帰宅した。

                 

                





コメント (6)
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