前日予約して置いた主治医との面談が昨日あり、医者から伯母の経過を聞いた。
この間撮ったCTとMRIの画像を見せてくれ、
「右の大脳後頭部視野管理部分の皮質と白質が血栓で損傷を受けている。右側の視力がかろうじてあり、今後はその右目だけでどれだけ生活力を取り戻せるかだ。しかし、年齢を考えると日常生活、更衣、トイレなどには重度の介助が必要で、自宅で生活するのは困難と思われるので、自宅に戻るということにはならないでしょう。介護保険の段階では、『要介護3~4』に該当すると思われる。」という内容が話された。
そこで、現在伯母は「介護保険」の『認定要介護1』の認定を受けているが、その見直しを市役所に請求すると共に、適当な介護施設を探すことになった。
担当医は、 「リハビリの為に6月末まで入院してもらうので、その間、退院後の生活について病院にいる生活相談員と良く相談するように。」と言われた。
私はメモを取りながら医師の話を聞いた。
その後早速、生活相談担当者と普段世話になっているケアマネージャーがやって来て、3人で話をした。
また、伯母を担当している実習中の専門学校生にも会って、伯母の生活暦などを話した。
伯母は彼に「施設にいるよりも姪と一緒に自宅にいる方が良いし、人生の中で姪の自宅で生活していたのが一番幸せだ。」と話したという。
私との生活をそんな風に思ってくれている伯母に急な異変が起きて、もう自宅には戻れないとなると、伯母の気持ちを考えるととても残念で仕方が無い。
しかし、病気には勝てないので、病院の相談員や今まで世話になって来たケアマネージャーと相談しながら、伯母の今後の生活を検討して行きたいと思う。
入院してから2週間になるが、車椅子生活が身についてしまったようだ。今日は家で洗濯した衣類を持って見舞いに行きたい。