6月になって気温が少し高くなってきたが、まだ強い季節風が吹いている。
雪解け後は何も無かった庭に、緑が戻ってきて、北国にも良い季節が戻って来た。
コロナ禍で「緊急事態宣言」が続いているが、少しずつ進むワクチン接種に期待をしつつ、庭の草花に癒やされている。
蕾を大きく膨らませて、今か今かと開花の期待を寄せて来た牡丹が咲いた。
土手で真っ先に開花したのは「白色牡丹」。亡くなった伯母が植えてくれた木だ。
今年は花数が多く、陽光に照らされて輝くように咲く花を見ると、伯母がジッと私を見守ってくれているように感じる。
庭の奥に植えてあるのも咲き出した。牡丹らしい色合いだ。
同時に開花したのは「ジャーマンアイリス」だ。毎年、少しずつ球根が増えるので、秋に球根を処分しているが、今年も存在感がある大きな花を見せてくれた。
次は2ヶ月前に亡くなった近所の方が、数年前に自宅の庭から引きずって来て移植した「シャクナゲ」だ。今年は花数が多い。もう送り主には会えないが、花を見て思い出している。
最後は満開の「琉球ツツジ」だ。背丈は50cm程しか無いが、精一杯開花している。
私のワクチン接種の指定された申し込み日はまだ半月先なので、何時接種できるかまだ分からない。