昨日一週間ぶりで友人の孫が来た。
早速、「ジャガイモの芽欠き」について、その理由とやり方を教えた。最終的に茎を2~3本残してと言うと、どっちが良いかと聞かれたので、大きい芋を収穫したいなら2本にしたら良いのではと答えると、全て2本を残して後は茎を欠いた。
昨年友人にして貰った時は、勿体ないと言ってなかなか3本にさえならなかったのと比べ、彼は思い切りが良いのか、あるいはマニュアル人間なのかと思った。
「トマト」の苗が1週間で大分生育し、花を付けだした。中には既に可愛いトマトの実がなっているのも有り、驚いていた。今回のは「ミニトマト」と「中玉トマト」なので、1番花の直ぐ下の芽は欠かずに育てて、茎の2本仕立てを目指すことにした。
空いていた場所があったので、私が使った余り種の「青梗菜」「ホウレン草」「二十日大根」を使って貰うことにした。元肥の入れ方、種のまき方を上手く覚えてくれていた。
「これだけ野菜の種類ごとにできれば、来年は一人で植え付けができるね。」と私がいうと、「いえ、来年も教えて下さい。」と返された。
祖母に当たる友人の家で休んだ後、生育した「小松菜」を収穫して帰宅したらしい。
所で先日、市の図書館で「古書リサイクル市」があることを知った。彼に基本的な野菜作りの参考書があれば、実践しながら理解が早まるのではと思い、開催時間前に行って並んだ。農業、植物関係、野菜栽培のコーナーに一番乗りで行き、手頃な参考書を数冊求めた。
それを友人から彼に渡して貰う事にした。20代で野菜作りに興味を持って取り組む経験は、転勤がある仕事だそうだが、彼のこれからの長い人生をより豊かにしてくれるのではないかと思っている。