昨日1年ぶりで近隣に住む知人が来た。玄関に出ると「白菜」を1個渡された。昨年もいただいたが、今年は随分早い。知人の家は、80代の夫君と二人暮らしだから、一度に沢山採れてしまったので、持って来てくれたのだろう。
我が家の白菜は、来月末にならないと収穫できないので、この時期の思いがけないプレゼントに嬉しかった。
それで直ぐに「キムチ」を作る事にした。「白菜」は1.5kgあった。それに家にあった「大根」「キャベツ」「人参」「キュウリ」を加え、2kgほどになった材料を適当に切って樽で下漬けしてから水を切った。
味付けは、手持ちの杵島直美著『おいしい漬物 基本の便利帳』を参考にすることにし、スーパーに行って「ショウガ」、タイの発酵調味料「ナンプラー」「しらす干し」(あみの塩からの代用)「リンゴ」を買って来た。さらに「ニンニク」「ショウガ」「リンゴ」を摺り下ろし、「葉葱」「粉唐辛子」を加え、砂糖、塩を少し加えて本漬けした。一部、本物の「キムチ」の原料では無いが「キムチ風白菜漬け」ができた。
一晩おいて朝見ると漬かっていた。味を見ると、2%では塩気が少なく感じたので、更に少し足して再度一混ぜし、中サイズの袋に入れて冷蔵庫で保管した。
沢山できたので、友人や「キムチ」が好きな娘にもお裾分けし、早めに食べ切りたい。
本格的な「キムチ」ではないが、「キムチ風」を作るのは初めてだった。このやり方なら簡単で一晩でできることが分かったので、これからも「白菜」が手に入れば作って見たいと思う。我が家の白菜が収穫できる10月末には気温が下がり、保存もしやすくなるだろう。