花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

お帰り!大白鳥

2022年10月15日 | 日記

今秋、上空に大白鳥が群れ飛ぶ80羽ほどの姿を初めて見たのは、3日前の午前10時近かった。少し前から飛んで来た群れもあったのかも知れないが、かなり上空を飛ぶ一団なら、外にいなかったら気づけなかったかも知れない。

冬を過ごした日本から、春にシベリアに北帰行して子育てした大白鳥が、成長した子供達を伴って帰って来たのだ。何千キロも羽根を休めずに飛来したのだと思いながら見ると、歓迎の気持ちと畏敬の念さえ沸いてくる。

昨夜10時近く、また特徴のある鳴き声が窓際にいた私の耳に聞こえて来た。急いでガラス戸を開けて見た。当然、空は真っ暗で、姿を確認することはできなかった。こんな夜にも飛び続ける群れもあることを知った。

今朝6時40分頃、今までよりも大きい鳴き声が聞こえた。窓を開けると我が家の上を北から南へと向かう100羽近い一団が、珍しく横1列で飛んで行った。低い位置だったので、大白鳥の姿をはっきりと確認できた。先頭は経験を積んだ雌だとか。感動的だった。

今度は先程パソコンに向かっていたら、また鳴き交わす声が聞こえた。とっさにカメラを取ってONにし、ズームを効かせて写してみた。窓越しに写したのがこれだ。飛行スピードが速いので、姿を追うのが難しい。写真で数えたら30羽の群れだった。今朝の群れより、結構高い所を飛んで行った。

彼らはまず、苫小牧の野鳥の湖「ウトナイ湖」を目指しているのだろう。その後多くは、冬でも凍り付かない本州の湖にさらに渡るそうだ。

まだ暫く回帰行は続く筈だから、私は出会う度に感激しながら自然の中でたくましく生きる大白鳥の姿を見送れそうだ。

(首が長い白鳥が、写真の右上から左下方向に飛んでいる。)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする