昨日は秋の気持ちが良い晴天日だった。
私は午前中、「アジサイ」の剪定と「薔薇」の剪定を続けて、剪定枝をまとめて縛った。今日は5年前に挿し木して育て大株になった「アジサイ」を、根ごと掘り上げるかどうするか迷っている。《追記》掘り上げた。「アジサイ」は株の成長と共に根が大きくなり過ぎるので、今後は鉢で育てようかと思う。
我が家の「クレマチス」は、強い剪定に耐えて春に芽吹く新芽に花が咲く種類ばかりなので、地面から15cm程の所で茎を切り、巻き付けてあった何本もの弦を短く切って土に埋めた。「薔薇」も何本か剪定した。
午後1時に友人の孫が札幌から来るという電話があった。その時刻に行ってみると孫の友人も来ていた。
まず、収穫して平地になった場所に「米ぬか」を軽く撒いて、浅く起こして貰った。2人であっという間に済ませた。これで土中の虫や細菌が冬の寒さで死ぬはずだ。
次に残してあった「花豆」の未熟な鞘を取り、茎を外して細かく切り、穴を掘ったところに埋めた。3人でやるとあっという間に仕事が進むから嬉しい。仕事をしながらどうって事無い生活や仕事の雑談をした。
「今年育てた野菜で1番良かったのは何?」と聞くと、孫は「トマトがどっさり採れて良かった。」と応え、友人は「ジャガイモを栽培した事だった。来年はポテトチップス用の芋などもっと作りたい。」と答えた。
私から「ポテトチップスの原料に適する『北海コガネ』を見つけたら、買って食べて見て欲しい。揚げ物以外に使えないなら駄目だから。」と話した。また、「来年は『枝豆』の種蒔きを、2~3回ずらして植えると良いみたいだね。一度に取れても処理が大変だから。」とも。
私が育てた苗を植えさせた「長ネギ」は、何度か土寄せをして大分太く大きくなってきた。少ししか植えなかったが、真っ直ぐに育った「大根」は、1本ずつ抜いて持ち帰り、残りは来週収穫することにした。
「ジャガイモ」の後に種まきをした「青梗菜」は、2ヶ月経って丁度良い状態になったので、全部収穫してもらった。
虫除けネットを掛けて私が育てた苗を植えた「白菜」は、どうやら虫の卵が土中にあったようで表面の葉に食べられた穴が沢山開き、触ってみるとまだ実が固くないので、今月末までもう暫く置いておくことにした。
友人が、10月1日に今夏取った球根を植えた「ニンニク」が、3週間経って発芽しているのを発見し、感動していた。
最後に、私の高齢の友人が始末できなかった木の幹を、2人に周りの土を50cm位大きく掘って貰い、土中に深く張っていた何本もの太い根と共に取り除いて貰った。力がある若者ならではの仕事ぶりで、これで畑が広く使えるようになって嬉しかった。
2人に私が庭で育てた「カボチャ」1個を、半分ずつ渡した。また、以前味見をして貰った「青南蛮味噌」が好評だったので、最後の青南蛮で3日前に作った「青南蛮味噌」をチャック付きのビニールに入れて差し上げた。
友人の孫達と過ごした時間は2時間弱だったが、とても楽しい時間になり、彼らに感謝している。