元日から思いがけない能登半島で起きた震度7の地震と、翌日起きた羽田空港でのJAL機衝突による機体の炎上事故は、いつ何が起きるか分からない驚きと不安を全国民に引き起こした。
幸いにもJALの搭乗者と乗員全員が脱出に成功したニュースは、アテンダント達の的確な誘導と慌てずそれに整然と従った乗客達が世界中から賞賛されている。
しかし、地震の被害は、建物の倒壊、発生した火災によって、その下敷きになる等で亡くなった人達が多い。被災者数は日に日に増え、まだ行方不明者も多いようだ。
幹線道路や空港、港の多くが破壊されたため、救援物資を中々届けることができないという。真冬の寒さの中で家を失った多くの被災者たちは、避難所に行っても満足な寝場所や暖房、防寒着、水、食料が無く、トイレも不足していて、その苦難を思うと胸が痛む。
1日も早い復興を望むが、被害が甚大なだけに、多くの時間が掛かるだろう。ようやく炊き出しなどが始まったらしいが、被災者達には何とかこの苦難を乗り越えて欲しいと願うばかりだ。
こうした震災が起きる度に、日本列島が火山列島で、活断層が住んでいる近くや日本列島の直ぐ傍に沢山ある事を考え、私達の周囲でも、何時、同様の地震や火山噴火、津波が起きるか分からない。
近隣の自治体と住民達による救援行動が始まるだろうが、個人としても日頃から防災意識を持って、できる対策はしておきたいと思うばかりだ。
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