昨日は私の75歳の誕生日だった。
娘から「おめでとう」のメールがあっただけだったし、私も特に何かしたいと思わなかったのでケーキの一個も食べなかった。
只、先月末から家の塗装をしてもらっていたが、一部手直しを頼んでいた部分の塗装が終り、全体の塗装が完成した日だった。

75歳の誕生日から「国民健康保険証」の「被保険者」ではなくなるので、過日「後期高齢者医療被保険者証」が送られて来ていた。
また先月には、「自動車免許更新」の検査項目に「認知症検査」と「動体視力検査」などが入ったことで、気分的に「後期高齢者」であることを自認させられていたのは事実だ。
同居して介護していた伯母が入院中なので精神的に落ち着かず、まだ、今後どのように過したいという具体案が持てないでいる。
趣味の旅行も6月以降は中止している。何時になったらまた行く事ができるのか分からない。
ただ、体の筋肉は明らかに減退し、時々ふら付いたり、ズボンを履く時に気合を入れないとよろける。98歳の伯母が、88歳まで野菜作りをしていた事を思うと、凄いな~と今更ながら感嘆する。
その伯母も、入院してから4ヶ月が経ち、すっかりやせ細ってしまった。
「排泄」は、ヘルパーの手を借りて、ベッドから降り、横に置いてある「簡易トイレ」で行っている。
「食事」は、「誤嚥性肺炎」を予防するために、ミキサーにかけたどろどろ食で美味しいはずが無く、可哀相だなと思う。
伯母に「誤嚥して肺炎になるかも知れないけれど、美味しい刻み食にしたい?」と聞くと、「今のでいい。」と答える。
1週間程前には「亡くなった母が傍に来ている。」といい、私がいつもの様にプリンを食べさそうとするのを制して「先に母に食べさせて欲しい。」と言った。
脳梗塞で目が見えなくなっているので、頭に浮かぶ昔の記憶の映像が伯母を支配しているのかも知れない。
昨日も「伯母の誕生日」を聞くと答えられたが、「今何歳なの?」と聞いたら「100歳」だと初めて誤答した。
私が「そろそろ帰るから。」と言うと、「忙しいのにいつも済まないね~。有難う。」という。同室の患者の家族の人が、そんな事を言う伯母を見て感心している。
TVの「放送大学」の講座を見ていたら「今75歳の女性の平均余命は、90歳だ」と言っていた。それに従うと「私の余命は後15年」だ。
61歳の時に癌の手術をして以来、札幌市内での高層の集合住宅住まいを止め、近郊の市に家を新築し、移って生活の仕方を大きく変えて来たが、その生活も残り僅かになった。私の場合は、あれこれ病気を持っているので、もう少し余命は短いかも。
先ずは伯母を最後まで看取ってから、私の余生の過し方を考えたいと思う。
何にしても取りあえず健康が基本なので、今まで通り無理の無い状態で庭仕事を続けて行きたいし、今まで同様、1日1日を前向きに、精一杯有意義に、そして楽しみながら生活したいと思っている所だ。
娘から「おめでとう」のメールがあっただけだったし、私も特に何かしたいと思わなかったのでケーキの一個も食べなかった。
只、先月末から家の塗装をしてもらっていたが、一部手直しを頼んでいた部分の塗装が終り、全体の塗装が完成した日だった。

75歳の誕生日から「国民健康保険証」の「被保険者」ではなくなるので、過日「後期高齢者医療被保険者証」が送られて来ていた。
また先月には、「自動車免許更新」の検査項目に「認知症検査」と「動体視力検査」などが入ったことで、気分的に「後期高齢者」であることを自認させられていたのは事実だ。
同居して介護していた伯母が入院中なので精神的に落ち着かず、まだ、今後どのように過したいという具体案が持てないでいる。
趣味の旅行も6月以降は中止している。何時になったらまた行く事ができるのか分からない。
ただ、体の筋肉は明らかに減退し、時々ふら付いたり、ズボンを履く時に気合を入れないとよろける。98歳の伯母が、88歳まで野菜作りをしていた事を思うと、凄いな~と今更ながら感嘆する。
その伯母も、入院してから4ヶ月が経ち、すっかりやせ細ってしまった。
「排泄」は、ヘルパーの手を借りて、ベッドから降り、横に置いてある「簡易トイレ」で行っている。
「食事」は、「誤嚥性肺炎」を予防するために、ミキサーにかけたどろどろ食で美味しいはずが無く、可哀相だなと思う。
伯母に「誤嚥して肺炎になるかも知れないけれど、美味しい刻み食にしたい?」と聞くと、「今のでいい。」と答える。
1週間程前には「亡くなった母が傍に来ている。」といい、私がいつもの様にプリンを食べさそうとするのを制して「先に母に食べさせて欲しい。」と言った。
脳梗塞で目が見えなくなっているので、頭に浮かぶ昔の記憶の映像が伯母を支配しているのかも知れない。
昨日も「伯母の誕生日」を聞くと答えられたが、「今何歳なの?」と聞いたら「100歳」だと初めて誤答した。
私が「そろそろ帰るから。」と言うと、「忙しいのにいつも済まないね~。有難う。」という。同室の患者の家族の人が、そんな事を言う伯母を見て感心している。
TVの「放送大学」の講座を見ていたら「今75歳の女性の平均余命は、90歳だ」と言っていた。それに従うと「私の余命は後15年」だ。
61歳の時に癌の手術をして以来、札幌市内での高層の集合住宅住まいを止め、近郊の市に家を新築し、移って生活の仕方を大きく変えて来たが、その生活も残り僅かになった。私の場合は、あれこれ病気を持っているので、もう少し余命は短いかも。
先ずは伯母を最後まで看取ってから、私の余生の過し方を考えたいと思う。
何にしても取りあえず健康が基本なので、今まで通り無理の無い状態で庭仕事を続けて行きたいし、今まで同様、1日1日を前向きに、精一杯有意義に、そして楽しみながら生活したいと思っている所だ。
昨日はお誕生日だったのですね、おめでとうございます。
ソナタさんはご自身の事だけでなく、伯母さまの介護もされているので、大変なことも多いと思うのですが、やはり、何歳になっても身体が資本だと思います。特に、職場で高齢の方々を見ていると…
気持ちが前向きな方は、はつらつとしていて素敵です。どうぞソナタさんも今までと変わりなく、過ごせますようにお祈りしております。
伯母さま。ミキサー食なんですね。
父は食べられるうちは普通食でした。
ただ、それがもとで誤嚥性肺炎になり、そのまま入院で、肺炎は治ったものの亡くなりました。
安全性をとるか、より普通の生活に近づけるのか、
介護をしているとあれこれ迷うことばかりですね…
まだまだトイレは介助つきながら自立度が高いご様子、凄い事だと思います。
早速コメントを頂き、有難うございました。
自分の年齢の事を明記したのは初めてですが、何時の間にこの年に…という気分です。
励ましていただき有難うございます。
普通食だと食欲が出るのでしょうが、どろどろなので気の毒です。
でも頑張って食べています。
仰るとおり、トイレ以外は自立しているので、大したものだと感心させられます。
最近は、物忘れが増えたと嘆いていますよ。
ガチャピンさんも適当に休息しながら、生活を謳歌して下さいね。
今日は、ほぼ一日雨でした。
そちらは寒くなって来たのでは・・・と推察します。
私は、繊細に生きる事を放棄し、為るがまま、為せるがままで暮らしていますから、ホント、イイ加減も最高値で、明日はどんな日になろうが、すべて自己責任と思っています。
先日、ちょっと体調を崩した友人に「元気なのはあなただけだ」と言われて、「あぁ、私は元気なのか」と、まぁ、いい意味で再認識させて貰ったのですね。
確かに、徐々に出来ない事が増えてきますが、自分らしく、無理をせず、楽しく暮らすことが良い人生(長命でも短命でも)に繋がると思っているのです。
早速コメントを頂き、有難うございました。
昨日の最低気温は7度しかなかったそうです。一気に朝夕寒くなって来ましたが、逆に薔薇は元気になって来ました。
伊豆の花さんは、きっと誰からも「お元気だ」と思われていると思います。凄く良い事ですよ。
自然体で生活するのが一番ですが、私の場合、そうするとどこまでもいい加減でだらしなくなりそうな心配がありますから、少しだけ気合を入れています。
女性の「健康寿命」にもう直ぐなりますが、他人の世話はまだ受けなくても大丈夫ではと思っています。
正に「光陰矢の如し」ですね。