3月1日に「インド旅行」から帰宅後は、墓参以外は一度も市外へ出かけたことが無かったが、旅行会社から「GO TO トラベル」のパンフレットが手元に届いたのをきっかけに、真っ盛りの紅葉を見に近間の「ニセコ」に出かけることにして、24~25日と娘と2人で出かけて来た。
私の車のタイヤは、数日前に冬タイヤに変えてあったので、夏タイヤのままの娘の車は置いていくことにして、運転も私がした。
「ニセコ」には大分遠回りになるが、1ヶ月ほど前から毎日、家の上空を飛来して飛んでいった沢山の渡り鳥が羽根を休めている筈の「ウトナイ湖」に立ち寄るため、先ずは苫小牧方向に車を走らせた。途中で大白鳥が50羽ほど田んぼで落ち穂を食べているのを目にした。
「ラムサール条約」に登録されている湿地「ウトナイ湖」に着いたのは正午前の時刻だった。数百羽の渡り鳥が、私がいる岸辺からは200m以上も向こうの湖の中程に、静かに浮いていた。目では鳥の姿もはっきりしなかった。デジカメの40倍ズームを一杯近くにしたら、姿は把握できるが一瞬でぶれるのでなかなか上手く写せない。なのでほとんど闇雲に写した次第だった。
写真を見たら大半は黒い羽根の鳥の様だが、春にシベリアで卵から孵り、巣立った白鳥の幼鳥も多いのではないかと思った。
ところがネットで見た「ウトナイ湖自然サンクチュアリー」の観察記録によると、この時期に多く見られる水鳥は「大白鳥」「こぶ白鳥」「アオサギ」「カイツブリ」「マガモ」「真雁」「カルガモ」「ヒドリ鴨」などだという。と言うことは、私が庭仕事中や散歩の途中で見かけた渡り鳥は、多様だったと言うことになる。
水鳥は、こんなに互いに近接していることが分かる。
次の写真では「白鳥」も見える。
昨年建設された3階建て「展望台」に登って見た。17mの高さから下では分からなかった230haある湖の姿が見えたので写真を撮った。
湖の右手を写した。この場所では向こう岸まで400mほどあるらしい。画面を暗めに編集してみたら、鳥が岸から200m程の位置である中程にうっすらと見える。
湖の中央部は飛ばして、左手の岸と「ネイチャーセンター」を写した。
下は施設のあちこちに張られていた「ウトナイ湖サンクチュアリー周辺自然情報」のポスターから。
早朝や夕方には群れで飛ぶ姿が見えるのだろうが、今回は静かに羽根を休める姿を確認できて良かった。
30分ほど楽しんでから、北上して「樽前山」と「支笏湖」の間を走る国道を通り、「ニセコ」へ向かった。その間中、赤や黄色に色づいた高い木々のトンネルを進む感じのドライヴになった。予報では峠は雪になる所もあるということなので、今回は今年最後の素晴らしい紅葉をたっぷりと楽しめた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます