花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

白内障の手術をした病院に別れ

2024年05月22日 | 医療・健康・食生活・衣生活

5月13日に左目、15日に右目の手術で人工の「多焦点レンズ」を入れて貰った病院には、手術前後で計7回通い、かなり疲れが出て来ていた。

20日は、10時の予約だったが「視力検査」を受けられたのは12時。待合室も椅子に空席が無く、立っている人が沢山いる。受付表を見ると、午前だけで110人だ。

待合室で隣に座った女性と話しをした。「20年前に片方の目だけ手術をした。バランスが取れなくて良くなかった。」

また別の女性は「涙が出て出て見て貰ったら、2週間後に涙腺の手術を受けることになった。」と話していた。

そうこうしている内に、ようやく医師の検査を受ける順が来た。

私が「昨日から飛蚊症の様な黒い点が見えます。」と言うと、「手術によってできることもあります。」「日ごとに視力も安定してきますから、心配ないです。」「次回からは、地元の病院に行って下さい。手紙を書きますから。」と言われた。

とっさに私の口から、「今回は有り難うございました。最後に先生と握手をさせていただけませんか?」と言う言葉が出た。私と同時に担当医も立ち上がり、握手をした。大きな手だった。この手で手術をしてくれたのかと思った。隣の看護師2人も立ち上がって頭を下げてくれた。

受付から手紙を受け取り、バスとJRを乗り継いで帰宅した。どっと疲れが出て来たが、もう遠くの医院まで行かなくて良くなったという開放感に浸った。その日はぐっすりと眠れた。

現在は最後の手術から1週間が経ったが、手元の新聞の小さい文字がまだ少しすっきりしていないが、TV画面や遠くの建物、看板の文字なども完全に見える。

運転にも支障は無い。庭仕事も保護めがねをかけてやり出した。種の袋の裏側に書いてある小さい文字も、明るい場所なら読めた。

確かに「多焦点レンズ」は高額だが、新車を買うことに比べたら安いし、生きている間中使う目なのだと考えると価値があると思う。

来週は、紹介状を持って地元の眼科に行ってみようと思っている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白内障で残りの右目を手術 | トップ | 今年も「古書市」に行く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

医療・健康・食生活・衣生活」カテゴリの最新記事