≪伯母は肺炎も起こしていた≫
一昨日、私から要請していた伯母の病状についての経過説明を、医師から受けた。
伯母の胸のX線撮影の結果を示しながら、『肺炎を起こしていて、左の肺に胸水が溜まっている事が分かったので、今、抗生剤と利尿剤を投与しているところだ』
また、『現在「点滴」で栄養を取って貰っているが、その内「経管栄養」に変える』という内容だった。
「経管栄養」について私から質問すると、鼻から胃まで管を入れて、栄養物を注入するのだそうだ。
今よりも体の負担が大きくなるのではないかと不安だが、『病院は肺炎を治す治療をし、栄養状態が安定したら「老人病院」へ移ることを進めたい』と話してくれた。
伯母は以前から、「胃ろう」など、特別な栄養の取り方はしたくないと言っていたので、医師にはそれを伝えた。
(看護師に「経管栄養」について聞くと、管は入れる時に少し苦しいし、約2週間ごとに取り替える必要があると教えてくれた)
医師の話が予想外の話だったので私は驚いたが、伯母にはその医師の話を伝えた。
伯母は「苦しいことになるなら嫌だ。」そして「もうそんなに長くはないと思う。長い間大変お世話になりました。」と私に言った。
医師と伯母の間に立つ私だが、あくまでも伯母の代理人として取りあえず伯母の気持ちを医師に伝え、「経管栄養」については「伯母ができるだけ苦しまなくても良いように、治療をして欲しい」とお願いして見ようと思っている。
今日の伯母は、右手首の関節炎の腫れが引き、痛みも軽くなった様だ。
また、長い時間ベッドに寝ているので、腰が痛いと言って起き上がったりしていた。
相変わらず私の姿は、ぼんやりとしか見えない様だった。
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