存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

セロニアス・モンクのいた風景

2014-09-26 21:56:12 | 読書


2014,9,26発売 村上春樹 編・訳
「セロニアス・モンクのいた風景」
を早速読み始めています。

勿論、BGMはTHELONIOUS MONKのアルバム数枚♪

評論家やミュージシャンなどが、モンクに関するエピソードを掲載した本や雑誌の内容を村上春樹が翻訳したもの。

村上春樹の私的レコード案内もあって、音楽が好きな人にはまた魅力的な内容になっていると思います。

表紙は和田誠、裏表紙は安西水丸
あとがき を読むとわかりますが、
装丁も含めて本って良いものだなと思った。
コモンズ・スコラ Eテレで
教授がASA-CHANGを含むジャズトリオと一緒にモンクの「Misterioso」を演奏していたことも追記しておきます♪
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分福茶釜 / 細野晴臣

2011-03-04 00:31:15 | 読書
細野さんに鈴木惣一朗が聞き手となって展開していく。

細野さんの言葉は重みがある。

しかし200ページほどだし
分量としてはあんまりないかな。
880円はちょっと高い感じもします。

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音楽の根源にあるもの /小泉文夫

2010-10-23 09:48:26 | 読書
高橋幸宏が「人生って楽しいのかなぁ」とつぶやき、教授はモントリオールでピアノを演奏してライブをしている。
リアルタイムで情報が流れてくる時代

読書にある情報はリアルタイムではなくとも、スピード感がなくとも読者のペースで魅力的な情報にもなりうる。

仕事の音
仕事には一定のリズムがある。このリズムは時として働いている本人にしか体験されないこともあるが、外部のものにも聴覚的に伝わってくることも多い。
 仕事の近代化によって仕事のリズムが変わり、それに伴う仕事の音も聞かれなくなった。
 エジプトのナイルの上流の村では、地下水を汲み上げるのにサーキアという方法を用いる。深い井戸を掘って、たくさんの水甕を取り付けた釣瓶を縦に回して、水を汲み出す。この回転運動は、主としてラクダや牛を使って水平の円運動をさせ、それを歯車によって縦運動をする釣瓶に伝える。この時、歯車の木がきしんで、ギーという連続した音が出る。動物を追うのは老人や子どもの役である。彼らはこの砂漠の静寂を破る軋み音にあわせて歌を歌い続ける。

小泉文夫氏の「音楽の根源にあるもの」を読んでいると、こうした話が出てきて、音楽と生活を考えたりするが、更に読み進めると、請負で過酷な労働をしている老人や子ども達の歌は、呑気な労働歌ではなく、切実なものとして歌われており、そうしたことを知ると、サーキアの音を聞くと風物詩の一つではなく、胸が締め付けられる。とある。

体験や視点で音や音楽で伝わることも人によって変化する。
普遍的な音楽
というのは凄いことなのではないのかな?

子どものころ、竿竹売りのおじさんの声が聞こえてきたり、豆腐屋のパープーという音、フォーという石焼き芋を蒸かす車についている煙突から出る蒸気の音などなどを耳にしながら生活をしていた。
生活の中で生まれた音楽で普遍的にあるものは何があるんだろう?

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歌うクジラ

2010-07-14 19:33:20 | 読書
村上龍が「半島を出よ」以来の新作を「群像」で発表していたが、この作品をiPad向け電子書籍の配信を行うという。
電子メディアとの交渉中とのことだが、キンドルやアンドロイドなどのメディアでも掲載を可能にする交渉を進めている模様。
教授がこの小説のために新作を作曲したとのこと

出版社を抜きにプロが利益を得ながら作品を発表する機会を増やすことになるのか?

紙のメディアの方が使い勝手が良いものと、電子書籍で十分な作品とが選別されていきそう。

教授の作品が気になるところですが・・・・




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読んでます縄文聖地巡礼

2010-06-13 00:22:44 | 読書

教授と中沢新一の共著とのことで読んでいます♪

永遠不滅のような貨幣価値
有限な人生における価値
社会的につくり上げてきた価値
911テロ以降の教授の問いかけ
人類のスタート地点に戻って考える
まるで絶対王政に対する自然権という空想による社会契約で社会を見つめなおしたように
日本での見つめなおす旅

楽しみたいと思います

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