ふと見かけた絵本
ノアの箱舟のようだ。
Lisbeth Zwerger の絵が印象的、
(著作は Heinz Janisch )
細い線か微妙な色合いか
どこか引き込まれる。
番(つがい)ごとに棚に選別されて設置されるシーンは
正にノアの箱舟の話だとわかるが、一方で選ばれなかった
者達に対する残酷さも感じられる絵だ。
Lisbeth Zwergerさんは
1954年5月26日、オーストリアのウィーンで、版画家の娘として生まれる。
美術アカデミーで学んだ後、1977年、23才でE.T.A.ホフマンの『ふしぎな子』をザルツブルクのノイゲバウエルプレスから出版。挿絵画家としてデビュー。
高い芸術性に裏うちされた高貴な画風で日本でも根強い人気。
国際アンデルセン賞・BIB賞受賞。
代表的なものとして
・オズの魔法使い(フランク・ハイム)
・ クリスマス・キャロル(ディケンズ)
・ 不思議の国のアリス(ルイス・キャロル)
こちらで色々紹介されていました。