2017,6,28発売
去年、ライヴで青葉市子ちゃんと小山田圭吾とU-ZAHAANを目の当たりにして、握手してサインを貰って・・・
その三人ともが今年、アルバムを発売。コラボ企画だったりもするけど。
嬉しい限り。
しかも、6,28に同日発売だなんて。
NUUAMMは嫉妬するほど魅力的な二人の素晴らしい相性にまいったという言葉が浮かんだ。
今回もとても魅力的である。
カバーの紙に詰められた歌詞カードとCDの入った紙の箱?
歌詞カードは前回と同様にバラバラになりハードな黒い紙に白い文字
ところがCDの紙ケースはガバガバで 上手く入れてないと、抜いた時にCD盤を落としてしまいます。
既に落としてしまいました・・・
青葉市子とマヒトゥ・ザ・ピーポーによる、 "夜を縫う、朝を編む" というコンセプトからうまれたNUUAMM。
前作から2年半ぶりの新作、『w/ave』(うぇいぶ)は “ようこそ" と “さようなら" の二つのAVEという意味で、現実と夢を行き来するようなサイケデリックで幽遠な音像になっている。今作も誰も立ち入らない密な空間でセルフプロデュースにてレコーディングされた真夜中のため息のようなアルバムだ。目まぐるしくかわる時代や時間の流れからは超越し紡がれた暗闇の蜜のような10曲。人が誰もいなくなった都市と、そこで踊る幽霊のためのサウンドトラック。
漆黒に浮遊する鉱石と二人が描かれたアルバムのジャケットは前作同様、イラストレーターでありマンガ家、作家として活動する近藤聡乃が書き下ろしたイラストが起用され、デザインも前作同様、北山雅和が手掛けている。
なお今作は同時に台湾などでもリリースが決まっている。(台湾ではCDとカセットの二形態で発売予定。)
1. 飛行石
ラピュタの飛行石を思い浮かべるタイトル
シンセの音色
市子ちゃんの歌から二人へ これが絶妙なハーモニーに心奪われる
ギターに導かれる
シンセの音色
2. EDEN
ギターの繰り返すグルーヴに 市子ちゃんの歌が 独特の世界観が広がる
途中でマヒトゥ・ザ・ピーポーのスポークン・ワーズが入ってくる時にざわつく
3. MU-MIN
市子ちゃんが明るい感じで歌っている
マヒトゥ・ザ・ピーポーのコーラス
ドラムと打ち込みも入ってるかな 反響してる感じのリズム
馬鹿にしたポップソングの歌詞の意味も今ならわかるよ
4. full of fool
市子ちゃんの吠えた声
レコードについたほこりのような途切れ途切れな声
マヒトゥ・ザ・ピーポーのアカペラ
市子ちゃんのアカペラ
バック・コーラス
ノイズのない二人のアカペラ
ギターとシンセと歌へ
5. MAHO
魔法が解けて 僕らは大人になったよ
少し寂しさが漂う二人の歌
6. turn light
波の音 市子ちゃんの歌で始まる
この歌声が 耳元で歌っているような感じもして
とても魅力的
ギターの音色
マヒトゥ・ザ・ピーポーの歌
二人でハーモニー
ヴォコーダーでワンフレーズのコーラスも良い感じ♪
音も心地よい。
7. Vampire
マヒトゥ・ザ・ピーポーのコミカルな感じで始まる
市子ちゃんも続く
歌詞がヴァンパイアの話なので聴いていて面白い。
TULIPの「UP SIDE DOWN」を思い浮かべた。
8. 砂の城
市子ちゃんの声が大人っぽい歌声に
二人のハーモニーもあるけど、ギターだけなので、しっくりくる
9. Moon Hill
ゆったり ハーモニー
反響する打った音
シンセの音 チューニングするような音だったり
ファルセットも
笑い声や動物の声をまねた声などサンプリングされてる
10. めのう
ゆったり ギターとシンセ
マヒトゥ・ザ・ピーポーの歌
メロディーが自然に馴染んでくる
シンセはどこか不安な感じも
市子ちゃんの歌に至福な瞬間がある
2.EDEN
8.砂の城、
9.Moon Hill は青葉市子作詞・作曲
後のインタビューで興味ある内容が掲載されていた。
―今回、タイトルが『w/ave』になったのは、どうしてなのでしょうか?
マヒト:これは、皮肉みたいなところもあって。窓の外の世界には、いろんなものが流れているじゃないですか。車も、人も、情報も。携帯を見たら、タイムラインだって流れている。そういう「波」に、斜線を入れているんです。
―「wave(波)」を断ち切るために、「/」が入っているんですね。
マヒト:そう。俺らはその波の流れに乗るんじゃなくて、その流れを前に1回立ち止まりたくて。俺自身、その波に溺れてしまいそうになるときがあるから。
「ave」という言葉には、ラテン語で「ようこそ」と「さよなら」という意味がある
―タイトルの話に戻ると、「wave」に斜線を入れたときに生まれる、「ave」という言葉には、ラテン語で「ようこそ」と「さよなら」という意味があるんですよね?
青葉:そう、「ave」って、「ave maria」(ラテン語で直訳すると「こんにちは、マリア」、または「おめでとう、マリア」を意味する言葉)の「ave」なんです。
―人が日々生きているなかで感じる、せわしない時間の流れを断ち切ったとき、そこから生まれるのが「ようこそ」と「さよなら」という、人の営みの言葉であるということは、とてもこのアルバムを象徴しているなって思いました。
マヒト:うん、そう思う。別に、「向こう側」みたいなものをアルバムにしたいわけではないからね。「境界線」「曖昧さ」「眠る瞬間」……さっきからそういう言葉を使っているのは、まさにそういうことで。「こちら側」と「向こう側」があるとして、完全に「向こう側」のものを、ファンタジーとして描きたいわけではないから。
ファンタジーの存在に気づいたり、体という入れ物から魂が出たり入ったりすることを知っている、でも、あくまでも「生活」というものの存在も知っている……そういう人の歌でありたかったんです。
―たしかに、9曲目の“Moon Hill”にはまさにそういう感覚がありますよね(SoundCloudで試聴する)。ファンタジックなサウンドと歌詞だけど、曲の終わりには駅員のアナウンスが聴こえてきて、現実に戻されるように感じました。
マヒト:うん。最後はちゃんと、暮らしに帰ってきたかったから。
去年、ライヴで青葉市子ちゃんと小山田圭吾とU-ZAHAANを目の当たりにして、握手してサインを貰って・・・
その三人ともが今年、アルバムを発売。コラボ企画だったりもするけど。
嬉しい限り。
しかも、6,28に同日発売だなんて。
NUUAMMは嫉妬するほど魅力的な二人の素晴らしい相性にまいったという言葉が浮かんだ。
今回もとても魅力的である。
カバーの紙に詰められた歌詞カードとCDの入った紙の箱?
歌詞カードは前回と同様にバラバラになりハードな黒い紙に白い文字
ところがCDの紙ケースはガバガバで 上手く入れてないと、抜いた時にCD盤を落としてしまいます。
既に落としてしまいました・・・
青葉市子とマヒトゥ・ザ・ピーポーによる、 "夜を縫う、朝を編む" というコンセプトからうまれたNUUAMM。
前作から2年半ぶりの新作、『w/ave』(うぇいぶ)は “ようこそ" と “さようなら" の二つのAVEという意味で、現実と夢を行き来するようなサイケデリックで幽遠な音像になっている。今作も誰も立ち入らない密な空間でセルフプロデュースにてレコーディングされた真夜中のため息のようなアルバムだ。目まぐるしくかわる時代や時間の流れからは超越し紡がれた暗闇の蜜のような10曲。人が誰もいなくなった都市と、そこで踊る幽霊のためのサウンドトラック。
漆黒に浮遊する鉱石と二人が描かれたアルバムのジャケットは前作同様、イラストレーターでありマンガ家、作家として活動する近藤聡乃が書き下ろしたイラストが起用され、デザインも前作同様、北山雅和が手掛けている。
なお今作は同時に台湾などでもリリースが決まっている。(台湾ではCDとカセットの二形態で発売予定。)
1. 飛行石
ラピュタの飛行石を思い浮かべるタイトル
シンセの音色
市子ちゃんの歌から二人へ これが絶妙なハーモニーに心奪われる
ギターに導かれる
シンセの音色
2. EDEN
ギターの繰り返すグルーヴに 市子ちゃんの歌が 独特の世界観が広がる
途中でマヒトゥ・ザ・ピーポーのスポークン・ワーズが入ってくる時にざわつく
3. MU-MIN
市子ちゃんが明るい感じで歌っている
マヒトゥ・ザ・ピーポーのコーラス
ドラムと打ち込みも入ってるかな 反響してる感じのリズム
馬鹿にしたポップソングの歌詞の意味も今ならわかるよ
4. full of fool
市子ちゃんの吠えた声
レコードについたほこりのような途切れ途切れな声
マヒトゥ・ザ・ピーポーのアカペラ
市子ちゃんのアカペラ
バック・コーラス
ノイズのない二人のアカペラ
ギターとシンセと歌へ
5. MAHO
魔法が解けて 僕らは大人になったよ
少し寂しさが漂う二人の歌
6. turn light
波の音 市子ちゃんの歌で始まる
この歌声が 耳元で歌っているような感じもして
とても魅力的
ギターの音色
マヒトゥ・ザ・ピーポーの歌
二人でハーモニー
ヴォコーダーでワンフレーズのコーラスも良い感じ♪
音も心地よい。
7. Vampire
マヒトゥ・ザ・ピーポーのコミカルな感じで始まる
市子ちゃんも続く
歌詞がヴァンパイアの話なので聴いていて面白い。
TULIPの「UP SIDE DOWN」を思い浮かべた。
8. 砂の城
市子ちゃんの声が大人っぽい歌声に
二人のハーモニーもあるけど、ギターだけなので、しっくりくる
9. Moon Hill
ゆったり ハーモニー
反響する打った音
シンセの音 チューニングするような音だったり
ファルセットも
笑い声や動物の声をまねた声などサンプリングされてる
10. めのう
ゆったり ギターとシンセ
マヒトゥ・ザ・ピーポーの歌
メロディーが自然に馴染んでくる
シンセはどこか不安な感じも
市子ちゃんの歌に至福な瞬間がある
2.EDEN
8.砂の城、
9.Moon Hill は青葉市子作詞・作曲
後のインタビューで興味ある内容が掲載されていた。
―今回、タイトルが『w/ave』になったのは、どうしてなのでしょうか?
マヒト:これは、皮肉みたいなところもあって。窓の外の世界には、いろんなものが流れているじゃないですか。車も、人も、情報も。携帯を見たら、タイムラインだって流れている。そういう「波」に、斜線を入れているんです。
―「wave(波)」を断ち切るために、「/」が入っているんですね。
マヒト:そう。俺らはその波の流れに乗るんじゃなくて、その流れを前に1回立ち止まりたくて。俺自身、その波に溺れてしまいそうになるときがあるから。
「ave」という言葉には、ラテン語で「ようこそ」と「さよなら」という意味がある
―タイトルの話に戻ると、「wave」に斜線を入れたときに生まれる、「ave」という言葉には、ラテン語で「ようこそ」と「さよなら」という意味があるんですよね?
青葉:そう、「ave」って、「ave maria」(ラテン語で直訳すると「こんにちは、マリア」、または「おめでとう、マリア」を意味する言葉)の「ave」なんです。
―人が日々生きているなかで感じる、せわしない時間の流れを断ち切ったとき、そこから生まれるのが「ようこそ」と「さよなら」という、人の営みの言葉であるということは、とてもこのアルバムを象徴しているなって思いました。
マヒト:うん、そう思う。別に、「向こう側」みたいなものをアルバムにしたいわけではないからね。「境界線」「曖昧さ」「眠る瞬間」……さっきからそういう言葉を使っているのは、まさにそういうことで。「こちら側」と「向こう側」があるとして、完全に「向こう側」のものを、ファンタジーとして描きたいわけではないから。
ファンタジーの存在に気づいたり、体という入れ物から魂が出たり入ったりすることを知っている、でも、あくまでも「生活」というものの存在も知っている……そういう人の歌でありたかったんです。
―たしかに、9曲目の“Moon Hill”にはまさにそういう感覚がありますよね(SoundCloudで試聴する)。ファンタジックなサウンドと歌詞だけど、曲の終わりには駅員のアナウンスが聴こえてきて、現実に戻されるように感じました。
マヒト:うん。最後はちゃんと、暮らしに帰ってきたかったから。