不吉な前兆

苗配達の初日の朝、洗面所でヘアーブラシの柄が折れてしまった。
これは不吉なことが起きる前兆かもしれないと考え、車の運転等には十分過ぎるぐらいに慎重を期した。
今日で9割方の配達を無事に終え、残りは田植えの遅い一部のお客様を残すのみとなった。
今までのところ心配された事故やトラブルは無かったのだが、いつもは完売となる苗が今年は少し残りそうな雰囲気になっている。

育苗は予約分に＋αとして数百枚分を上乗せして栽培しているが、いつも予約以外の飛込み注文が結構入るのだが、それが今年は少なかった。
ヘアブラシはこのことにアラームを出したのかもしれない。



苗運び専用の棚に苗を積んで出発する直前の軽トラック。
もう10年以上使用したこの軽トラは、次回の車検は受けずに廃車する予定となっている。
農道や山道での酷使に耐えながら良く健闘してくれている。

オジサンがサラリーマン人生のスタートを切った入社式の当日、出発直前に櫛が真っ二つに割れてしまった。
これが何の前兆だったか、卒業した今でも分からない。