霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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植菌

2008-02-24 18:58:43 | 山菜
ジィチャンが電動式の錐で穴を空けバァチャンが棒駒菌を打ち込むという長年の名コンビによるキノコの植菌作業が始まった。
この風景は我が家の春直前の風物詩となっている。

キノコはシイタケとナメコしか作らない。
他にも色々なキノコを養殖できる時代となっているが、あまり種類を多くすると余計な手数がかかるので、一番ポピュラーな二種類に限定している。



棒駒菌はJAや種苗店から購入するが決して安いものではない。
植え付けて五年ぐらい収穫できるので単純に単年比較するのは正確ではないが、昨年は売上金額の三割ぐらいが駒菌代となっていた。
伐採、切断、運搬、植菌、運搬と手数がかかる割には金銭的なウマミは少ないが、山や木と触れ合う機会が増えるのは嬉しいし、採り立てのキノコを食べられる贅沢も味わえるので、たとえペイしなくとも毎年続けて行きたいと思っている。
コメント (3)
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