障子張り替え

予報どおり朝から降っていた雨が昼前後から雪に変わった。
この時季特有の湿り気の多いベタ雪で、これが電線等に悪さして停電になったりするから用心が
必要となる。



天気の悪い日は「障子の張り替え」と決めていたので早速朝から取り掛かった。
前回よりも大分作業能率は良くなったがそれでも二人が一日がかりでようやく南側と西側分を
終えることができた。
二階と北側にある部屋、それに居間の分は次の機会に回すことにした。



玄関を入って右側に居間があるが、左側には十畳の畳の部屋が三部屋並んでいる。
昔風に「冠婚葬祭を自宅でやれるように」というジイチャンの夢を叶えた造りだが、「時代錯誤の夢」
のために普段は全く使わない部屋を維持するのが大きな負担となってしまった。
本来であれば「住みやすい家造り」を目指すべきなのに「世間の目」だけを気にした「住みにくい家造り」
を許したことを今でも後悔している。

ジイチャンの価値基準、行動基準が何事においても「世間の目」だけということを改築当時は未だ気付か
なかった。