霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「疾風に勁草を知る」

2014-03-19 21:04:58 | 山菜
この言葉を初めて目にしたのは、社会人のそれも40代になってからだった。
恥ずかしながら「勁草」という言葉さえ知らなかった。
それまで好んで使っていた「苦しい時に本当の実力が分る」とやや似た意味と思ったが、「疾風に勁草を知る」
の方がずっと格調が高そうに思えた。

就農してそれまでとは異なる分野の人達と付き合うようになって早9年目を迎えたが、残念ながら、この言葉とは
逆で「疾風に勁草でないことを知る」場面に出くわす事の方が多かった。
それは「何故か?」と考えるに、厳しい戦いの無い「平和な世界で平穏に生きて来た人達が多いためではないか」
と推測している。

「どちらが幸せな人生か」と聞かれたら返答に窮するが・・・。



今はどの産直でもホウレンソウ等の葉物野菜が供給過多気味となっている。
それは例年のことなので我が家では葉物野菜は3月上旬までに収獲を終えるようスケジュール化している。
しかし、毎朝産直に出掛ける際に葉物野菜が無いと何か寂しいものがある。
その寂しさの穴埋め役を担っているのが「バッケ」。

バッケは、我が家にとっては春一番に収穫する「露地物野菜」と言っていい。
今日収穫分をパッキングしたら籠一杯になった。
コメント
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