3.11の大震災から間もなく三年が経過する。
一関はその翌月の余震の被害の方が大きかったので、産直の生産者仲間で被害を受けた人も少なからずあった。
そんな時に地元紙に「厳美の道の駅で生産者が売上げ一点当たり5円を被災地への義捐金として拠出する取り組み
を通年で行う」との記事が掲載された。
新年度の事業計画や予算は総会に付議して承認を得なければならないのに、総会開催直前にしかも理事会の決議も
経ないまま理事長が単独で報道発表したようだ。
当時理事職にあった妻も全く「寝耳に水」のことだった。
この二重三重の手続き違反の取り組みに全面的に協力すると我が家だけでも10万円近い負担となるので、生産者全体
の負担となると半端な金額ではない。
これは「人の財布に勝手に手を突っ込むような行為」に等しく、本来であれば「重大な定款違反行為で引責辞任」に追い
込まれても何ら不思議ではない。
しかし、そこはこのおかしな産直組織の「立派なところ」。
形骸化して機能しない理事会は特に問題視することもなく、直後に開かれた総会でも経過の詳細な説明もないまま追認
する形となった。
このことはどんなに立派な組織や定款を作っても、それを運用する役員や生産者の意識が低いと「仏作って魂入れず」と
なることの証明で、「この国民にしてこの政治あり」と同様に「この生産者にしてこの理事会あり」とならざるを得ない。
ちなみに、この「ゴリ押し義捐金拠出」は通年どころか二カ月余りで自然消滅したようだが、最終的にどんな成果で何処に
幾ら寄付したか等々の結果報告は全く為されないままとなっている。
本来ならば翌年の総会の場で理事長から「協力の御礼を兼ねた報告」があって然るべきはずなのに・・・。
一関はその翌月の余震の被害の方が大きかったので、産直の生産者仲間で被害を受けた人も少なからずあった。
そんな時に地元紙に「厳美の道の駅で生産者が売上げ一点当たり5円を被災地への義捐金として拠出する取り組み
を通年で行う」との記事が掲載された。
新年度の事業計画や予算は総会に付議して承認を得なければならないのに、総会開催直前にしかも理事会の決議も
経ないまま理事長が単独で報道発表したようだ。
当時理事職にあった妻も全く「寝耳に水」のことだった。
この二重三重の手続き違反の取り組みに全面的に協力すると我が家だけでも10万円近い負担となるので、生産者全体
の負担となると半端な金額ではない。
これは「人の財布に勝手に手を突っ込むような行為」に等しく、本来であれば「重大な定款違反行為で引責辞任」に追い
込まれても何ら不思議ではない。
しかし、そこはこのおかしな産直組織の「立派なところ」。
形骸化して機能しない理事会は特に問題視することもなく、直後に開かれた総会でも経過の詳細な説明もないまま追認
する形となった。
このことはどんなに立派な組織や定款を作っても、それを運用する役員や生産者の意識が低いと「仏作って魂入れず」と
なることの証明で、「この国民にしてこの政治あり」と同様に「この生産者にしてこの理事会あり」とならざるを得ない。
ちなみに、この「ゴリ押し義捐金拠出」は通年どころか二カ月余りで自然消滅したようだが、最終的にどんな成果で何処に
幾ら寄付したか等々の結果報告は全く為されないままとなっている。
本来ならば翌年の総会の場で理事長から「協力の御礼を兼ねた報告」があって然るべきはずなのに・・・。