今年の稲刈りは好天の下で「有終の美」を迎えた。
乾燥機のキャパの関係で日数は要したものの、稲刈り自体は最短時間の記録更新となった。
稲刈りを終えてコンバインを車庫に入れた途端に「青天の霹靂」のようなにわか雨が降り出し、
その後に「稲刈り終了」を祝福するかのように田んぼの上に「虹の架け橋」が現れた。
それも「二重の虹」という珍しさだった。
綺麗に弧を描いた虹を見て、ゆずの「栄光の架橋」の冒頭の一節を思い出した。
♭ 誰にも 見せない 泪があった
人知れず 流した 泪があった
夜には、虹が現れた同じ場所に「中秋の名月」が雲間から顔を出した。