昔はどこの家でも猫を飼っていた。
子供にとって、猫は友達でありオモチャでもあったので可愛がりもしたが「からかう」
ことの方が多かったような気がする。
仲の良かった三毛猫は、冬場になると温かい炬燵の中に入って寝ていたが、それが
裏目に出て、炭火から出る一酸化炭素で中毒死してしまった。
炭火炬燵の怖さを実体験した瞬間だった。
(ネズミ捕獲が主目的で飼っている我が家のタコは、寒い冬でも家の中には入れない)
私も、小学校低学年の時に、ふざけて練炭炬燵の中に潜ったことがあった。
気持悪くなって直ぐに炬燵の外に顔を出したので大事には至らなかったものの、一時、
家族は大騒ぎとなった。
私の考えや行動が「一般的ではない」のは、この時に壊れた脳細胞が「再生しなかった
ためではないか」と思っている。