霜後桃源記  

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昔の恋人達 その七 幸運な勝利

2019-06-07 21:55:38 | 仲間

仙台市の春の大会が開催されたのは、4月末だったと記憶している。
準決勝の相手は優勝候補本命の折立。

五年生最後の練習試合で「ボロ負け」していた相手で、いずれは「追い付きたい」と目標にしていた
チームだが、客観的に見ても「未だ相手が上」だった。
ところが、僅か二カ月程度で実力が大幅にアップした西多賀を見て、相手に焦りが生じ「大番狂わせ」
の勝利となった。

予想だにしない勝利に、私も思わず涙ぐんでしまった。
しかし、「鬼監督の涙」を子供達に見せる訳には行かないので、体育館の外に出て暫しの感動に浸った。


(トウモロコシと枝豆や大豆の播種は昨日で終了。)

後に、「宮城県大会を制覇」した時以上に感動したのは、「実質的な「公式戦初勝利」だったためかと
思われる。
そして、手探り状態の練習に「確かな手応え」と自信が芽生えた。

子供達も、勝てるとは思っていなかった強敵に勝って「大満足」で、監督も選手も「やや放心状態」で
臨んだ決勝戦は、折立よりも格下のチームにアッサリと負けてしまった。

「実力が未だ安定していない」ことを証明したような試合内容だった。
それでも、この日は、決勝で負けた悔しさよりも「折立に勝った嬉しさ」の方が数倍勝っていた。


コメント
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