長く理事長職にあって「利益相反行為」を繰り返し、組織に損害を与え続けた理事長が退任した。
新理事長に代わって、新たな「道の駅」がスタートすることを期待したいところだが、それは
「木に魚を求めるようなもの」となりそうだ。
長らく理事長代行だった新理事長は、前理事長と二人三脚で組織を私物化し、組織と組合員の
利益を損なって来た人物である。
総会や理事会を形骸化させ、今回の総会で「一人野党の口封じ」にも成功し、万々歳の状況下で
理事長就任となった。
しかし、「目論見通りに進んだ」はずの総会が、実は、自らが「墓穴を掘ってしまった」ことに
気付いていないようだ。
また、前理事長は、退任しても、これまでの悪行の数々の責任追及から逃れることが出来ないのと
同様に、「同じ穴のムジナ」だった新理事長も責めを負わなければならないことについての自覚も
無いようだ。
(後山の小屋前のトウモロコシ畑。これでも発芽率がいい部類に入る)
利益相反行為以外で、これまで私が見聞きした新理事長の「足跡」を振り返ってみたい。
・一目見ただけで、「箸にも棒にもかからない」と分かる社員を縁故採用し、しかも 接客最先端の
レジ担当に配置した。そして、その社員は僅か数カ月で退社した。
・直売部会で、「農薬を使わずに育てた大豆です」との我が家のPOP掲示が問題視された際、 担当理事
として参加し「自家消費用に大豆を栽培している農家では、農薬を使わないのが 普通なので、POPの
掲示は疑問」と結論づけた。
「販売用の大豆」を問題にしている際に、自家消費用の大豆を引き合いに出して「POPを否定する」
という「見識の無さ」に呆れてしまった。
そして、この部会の後、我が家のPOPが何者かによって「三日連続して廃棄される」という事件が
起きた。
・生産者が出荷できる開始時間が午前8時と、他の産直に比べて極端に遅いことの改善を求めた際、
「就業規則があるから変えることは出来ない」と立派な言い訳をしたつもりで答えてくれた。
しかし、自分達が作った就業規則なのだから、自由に見直すことが出来るはずで、そんなことも
知らないまま「胸を張って組織を仕切っている」お粗末さ加減に驚いた。
最後に、
理事会で正論を述べる妻に対し「あなたが居るとやり辛い」と言って辞任に追い込んだことは既に
述べたが、私についても、平泉の「道の駅」の役員に対し「和を乱すから仲間に入れない方がいい」
とアドバイスしたらしい。
新理事長にとっては、法令違反の背任行為を「見て見ぬ振り」をするのが、「和を尊ぶ理想的な
組織人」なのかもしれない。