一関ミートは養豚業をベースに6次産業化に成功した数少ない会社として
紹介されることが多い。
本社に併設された工場では販売も行っていて、予約すれば「好きな厚さ」
に切り分けてくれるので近場なこともあって頻繁に利用させて貰っている。
養豚場は更に近くにあり、責任者の佐藤さんが毎年100t超の豚堆肥を
運んでくれるので、我が家の循環型農業とは「切っても切れない関係」に
ある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7b/b518827f85437443a673a9d2141dc7ee.jpg)
(ドイツ留学で食肉加工マイスター試験に合格 した工場長の作るハム、ソーセージも絶品)
そんな一関ミートの石川聖浩社長が57歳という若さで急逝し、今日の告別式
で小岩商工会議所会頭が弔辞を奉読した。
市内の産業発展のため共に歩んで来た仲間で「石川君早過ぎるよ」との悲痛な
呼びかけで始まる涙ながらの弔辞だった。
また、喪主挨拶で後継者としての決意を述べた息子さんは、「自他ともに認める
温厚で優しい父親で、私に跡を継げとは一度も言ったことがなかった」と述懐し
参列者の涙を誘った。
合掌