霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

真冬日

2008-12-26 20:45:58 | 天気
朝の冷え込みを除くと冬らしからぬ日が続いていたが、いきなり真冬日が到来し日中の最高気温も-1℃という寒い一日となった。
それに加え雪も降り続いている。
こんな日は年賀状の準備に当てるに限ると思っていたが四囲の状況がそれを許さず雑用に追われてしまった。

午後になって「新鮮館おおまち」のお客様からミズキの照会があったという連絡が入った。
昨年は「しめ縄」だけでなくミズキダンゴ用のミズキの小枝も出荷していたが、それほどの需要もなかったので今年は省略しようかと思っていた。
しかし、リクエストがあるとなれば使命感に燃えて出荷しなければならない。
雪の降りしきる中、冷え切った指先を痛くしながら山から枝を切って来て準備し、夕方には店頭に飾った。



ミズキダンゴは、色とりどりの切り餅やダンゴを木の枝にさし、豊かに実がなった様子を表現することで豊作を願うもの。
それが正月の風習として残っている。
今、世界は未曾有の大不況を迎え来年一杯続く見通しのようだが、せめて農作物だけでも景気良く豊作であって欲しいトと願い我が家でもミズキダンゴを作るつもりでいる。

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豚堆肥

2008-12-25 23:01:58 | 野菜
昨年に引き続き近くにある養豚場から完熟の豚堆肥を貰うことにした。
豚舎でも処分に困る面があるので活用して貰うと助かるらしい。
豚堆肥は昨年も軽トラ16台分を畑に運び、今年の豊作に大きく貢献してくれた有り難い堆肥となっている。

今日は軽トラ二台を使い二人の共同作業で一日で済まそうと考えていたが、途中から養豚場を経営している(有)一関ミートさんの配慮で2tダンプで運んで貰った。
これほどの量を運ぶのに手作業で降ろすのは「気の毒」と思われたようだ。
お陰で一日行程の仕事が半日で終えることができ大助かりとなった。

堆肥運搬に限らずダンプ機能の有り無しでこんなに能率が違うのだったら、次回の車更改時には「ダンプ機能付きにすべき」という考えが確信に変わった。



写真は養豚場のAさんがローダーを使ってダンプに積み込んでいるところ。
結局今日は軽トラ8台とダンプ2台分を運ぶことができた。
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へそ大根

2008-12-24 21:00:26 | 野菜
久し振りに朝は雪景色となった。
一時緩んでいた気温も朝はかなりの冷え込むようになって来たのでオバサンはへそ大根作りを始めた。

煮て竹串に刺した大根が「夜に凍結し日中は解ける」を繰り返しなが美味しい干し大根に仕上がって行く。
鮮度の命の野菜も乾燥させることにより一年を通じて食べることができる保存食に変身する。

へそ大根は単なる切干し大根よりも手がかからないし売れ行きもいいようだ。

今年は二本の横棒に並べる方法が手軽かと思って進めたが、数多くを並べることが出来ないことが分かったので途中から昨年同様に縄に吊るす方法に変更した。
経験が浅いとこのような試行錯誤が日常茶飯事となっており、それほど苦にもならない。



オジサンはクリスマスイヴに合わせて古い鶏を処分した。
この仕事をするたびに「日本人はやはり農耕民族の血が流れていて、欧米人のような食習慣には慣れていない」ことを実感させられる。
数ある百姓仕事の内で一番嫌な仕事のような気がする。
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新道開通

2008-12-23 19:11:14 | 生活
一関中心部から厳美地区に入る直前に杭丁(クイチョウ)と呼ばれる急カーブの坂道がある。
一旦急カーブの坂を下ってからまた坂を登る道となっていて自転車通学の高校生泣かせの道であり、車の流れがボトルネック状態iなることもあった。

若い頃に凍結したこの坂道で車が道路を遮断する形で動けなくなり「死の恐怖」を味わった苦い思い出が残っている。
その難所がようやく昨日で解消され、ほぼフラットに近い真っ直ぐな道に生まれ変わった。

この道は産直への出荷で厳美の「道の駅」から「新鮮館おおまち」に向う時に毎日必ず通る。
新道は僅か660mしかなく旧道と較べたら一分の差もないと思われるが、気分的にはその数倍の時間短縮になっているように感じられた。



クイチョウとかソウゴ(霜後)という地名はアイヌ語から来ているということを以前「道の駅」の阿部理事長から教えて貰ったことがあった。
アイヌが使っていた地名に当て字のように漢字を使っている例は結構多いのだそうだ。
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運転免許証の更新

2008-12-22 21:04:51 | 生活
優良運転手であれば一関の警察署で免許証の更新ができるが、オジサンは残念ながら未だかって「ゴールド」で更新したことがない。
今回も数年前の「シートベルト装着義務違反」が災いして車で一時間を要する金ヶ崎の免許センターまで行く破目になってしまった。
前々回の更新は「ゴールド」のチャンスだったが、ナント更新時期を忘れて半年も無免許で運転していたのだからお話しにならない。

更新時期が誕生日の関係でどうしても雪の季節と重なるので雪が降る前に済ませたいと思っていたが、結局今日まで遅れてしまい水沢以北では雪道を走ることになってしまった。
それでも免許証の更新のサイクルが以前より長くなり、次回の更新時期が平成26年1月までとなるのは有り難い。
それまでの間、事故に遭わないのは勿論のこと各種違反とも無縁な五年であって欲しいと願っている。



午後は残っていたホダ木を山から家まで搬入した。
この仕事を終えることにより「冬が来る前に」済ませる仕事がようやく完了となった。
最後の力仕事を終え「疲れた」という二人の認識が一致し、12月から近くにオープンした「桃の湯」温泉に行ってリフレッシュした。
岩風呂、檜風呂、壷風呂、シルク風呂、大理石くり抜き風呂等々をハシゴでき一関市街の夜景を一望できる露天風呂も有りそれなりに楽しめたが、栗駒山の「真湯温泉」には及ばないと感じられた。

地震後閉鎖のままとなっている「真湯温泉」の早期の復活が待たれる。

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