霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ヘソ大根

2015-02-18 19:08:10 | 加工品
1月の寒い時期に「ヘソ大根作り」に励んだが、干し始めた初期の段階で厳冬期とは思えない温かい朝が
数日続いたのが響き、赤カビが発生する失敗作が多かった。
ここ数年失敗が続いているが、手を目一杯かけたうえでの挫折はダメージが大きい。

天候に大きく左右される生産物に取り組んだのが間違いだったのかもしれない。
来年は規模を縮小する方向で考えたい。



一方、「証文の出し遅れ」となったハウスのホウレンソウは今が収穫の最盛期。
産直の店頭では予想通り供給過多気味となり値崩れが始まっているが、だからと言って出品を止める訳には行かない。
価格は二の次で、まずは「完売」を目指したい。
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雛の調達

2015-02-17 20:31:55 | 家畜
鶏の雛は毎年60~70羽を仕入れているが、産直での卵の販売が順調なことや飼料用米を活用できること等から
今年は80羽に増やすつもりでいた。

ところが、例年今の時季に回覧文書で回って来るJAの注文書が来ないので厳美支店に問い合わせたら「取引先の
養鶏業者が生産を止めたので今年から注文を取らないことになった」と驚きの答えが返って来た。

早急に新しい調達先を探さないと四月末の飼育開始に間に合わなくなるので、慌てて以前照会したことがある関東の
業者に電話をした。
種々調整の結果、最終的に四月末に福島の業者の所に「60日雛」を引き取りに行くことで結着した。


(鶏舎の金網には「冬囲い」としてビニールのカーテンを垂らしている)

夜になって長年養鶏事業一筋で生きて来た大越さん(実家の姉の同級生)に業界の様子を聞いてみたら
「殆どの養鶏業者が生まれたての雛から育てるのが普通で、県内に雛を育てて供給する業者はいない」との
ことだった。

これまで何の心配もしていない「雛の調達」だったが、来年からは少し早めに手を打つ必要がありそうだ。


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申告書提出

2015-02-16 21:04:05 | 
朝の産直巡りの帰り足で税務署に申告書を提出して来たが、今年の申告書作りは例年以上に苦労させられた。
通常、PCで文書やデータ等の内容を変更する場合は「保存」をクリックするだけで元の文書に「上書き」される。
しかし、申告書作成コーナーでは単に「保存」をクリックしただけだと新たな文書として別の場所に保存されるシステム
になっていた。
しかも、クリックする「保存」の位置が画面から隠れそうなぐらい低い位置にあって、保存場所も今まで利用したことが
ない「ダウンロード」に保存される点については画面の下に隠れていて全く気付かなかった。
何度データを修正しても上書きされないので「ファイルが壊れてしまったのでは」と疑ったりもした。

そんな初歩的な過ちにようやく気付き、繰り返し保存していたファイルを開いてみたら、仕掛品の申告書が8個も出て
来たのに驚いた。



税務申告に関し国税庁のお奨めはe-Taxの利用だが、専用のカードリーダーライタを用意しなければならいのが
ネックで利用を見合わせていた。
ところが「再来年からそのネックが解消になる」と今朝のTVが報道していた。
晴れてe=Taxが利用できるようになるが、これまでのようにスンナリと申告書を作成できない「未知との遭遇」が
またあるのかもしれない。。


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強風

2015-02-15 18:59:59 | 天気
農作業をするうえで、熱中症の心配をしなければならないような暑い日に吹く風は、
たとえ微風でも体感温度をグンと下げる「恵みの風」となる。
逆に、寒い季節に吹く風は体感温度を五℃ぐらい下げる「過酷な風」となる。
ましてや今日のような強風ともなれば尚更のこと。



最近、抵抗力が弱くなったせいか無理をすると体調不良を招くことが多くなった。
本来であれは「赤蕪を収穫する日」に当たるが、朝の積雪と昼の強風で明日以降に順延とした。


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西山さん

2015-02-14 19:55:30 | 仲間
兵庫県三田市在住の西山さんは一つ違いの先輩で三十代半ばだった横須賀時代の職場の
中心的存在だった。
チャールズブロンソン似の風貌で如何にも関西人らしい押しの強そうな印象を受けるが、根は
やさしい心の持ち主だった。
囲碁四段の腕前で仕事に関する「読み」も緻密で上司からも高く評価されていた。

僅か一年だけのお付き合いだったが数少ない「思い出に残る人」の一人になっている。
今年の賀状に「一度メール下さい」とのコメントが入っていた。



西山 様

岩手の熊谷です。
大変、大変ご無沙汰しております。

「三田ゆりのきギタークラブ」の演奏会模様をHPの動画で拝見しました。
相変わらずの活躍振りで何よりです。
また、250坪もの畑で野菜作りを楽しまれているとのこと。
お爺ちゃんからお孫さん達への最高のプレゼントにもなりそうですね。

小生、専業百姓に転身して10年目を迎えましたが、生産部長である女房の指示に従う「婦唱夫随」
の農業です。
それでも四季折々の自然と触れ合いながら「年中無休の楽しい農業」を満喫しています。

出世競争に敗れ、お金にも縁の無い「負け犬人生」でしたが、せめて「長生き競争には勝ちたいもの」
と思っているところです。(笑×3)

(追伸)
今は夫婦揃ってさだまさしファンですが、横須賀時代に「精霊流し」や「案山子」について貴兄から
「知ってるか?」と訊かれて答えられなかったことを時々思い起こします。


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