安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
厳しい寒さは峠を越した感がするも朝夕の寒さは未だに「冬そのもの」。
そんな中でいの一番に春を告げる福寿草が花を咲かせた。
福寿草を見ると亡くなったバアチャンがいつも口ずさんでいた「福寿草の詩」を思い出す。
先日の雨で田畑の根雪が消え春は目前に迫って来た。
薪作りのための伐採作業と併せて春の農作業に向けた準備もスタートさせなければならない。
昨日のトラブルでチェンソウの基礎知識不足を痛感しネットで調べた。
一般的には「チェーンソー」と表記されていることを始めとして初歩的な知識を種々得ること
ができた。
各種情報や知識を与えてくれる「ネットの威力」には日頃から敬意を表しているが、マニュアル
的役割も担っていることに感心させられた。
伐採作業の能率に一番影響を及ぼすのがチェンソウの刃の切れ味。
切れ味が悪くなり研いでも復活しなければ直ぐに新品に取り換えることにしている。
ところが、数日前に刃を新しくしたばかりなのに昨日の後半から切れ味が悪くなった。
「研げば復活するもの」と安易に考えて研ぎ直して、昨日伐り残した支障木伐採に挑戦した
ところ、切れ味が極めて悪く大変な思いをしてようやく伐り倒すことが出来た。
にもかかわらず、切れ味が悪いのは「木の材質が特別堅いため」とばかり思い込んでしまった。
チェンソウの不調に加え、倒した枝の大部分が土手の斜面に落ちたのでその片付けにも難儀さ
せられ、午前中は疲労困憊してしまった。
チェンソウ不調の原因は「刃に非ず」と気付いたのは午後になってからだった。
素人では原因究明が困難と判断し(有)ヤマナカさんに持参し、原因を突き止めると共に
使い方について幾つかの貴重なアドバイスを受けた。
結局、チェンソウの取り扱いに関する基本的な知識不足がトラブルの原因だった。
伐採作業は一旦場所を変え、高森の堤脇の高い場所に聳え立ち田んぼの日当たりを阻害して
いる支障木を伐ることにした。
写真の二本の前に少し小さめの松の木を伐採して片付けてから始めたので今日は残念なが
ら一本しか出来なかった。
倒す先が堤と田んぼの間を走る農道なので林の中と異なり先端部分の小枝をイチイチ片付けなければならない
のがネックとなり作業が進まなかった。
この程度の大きさだと一本から約50の薪が取れる。
中心となる太い幹の部分は四つに割るので薪の数は更に増えることになる。
その計算で行くと東の里山の伐採は予定よりも少なくて済むかもしれない。
1月中旬に小岩井農場から仕入れて来た雛は、我が家に到着した当日から卵を産み出した優等生だが、
それだけでなく凄く「人懐っこく」可愛げがある。
成長してくると鶏同士の喧嘩が始まり毎月何羽かの犠牲者が出るのがこれまでだったが、今のところ
そんなトラブルも無い。
「育て方の違い」かと思われるが、こんな素直で育て甲斐のある雛を扱うのは始めて。
産卵率も現時点で50%を超えているのでいずれ80%を超すのではないかと期待が持てる。
そんな可愛い雛達の難点を敢えて指摘すると「餌を選ぶ傾向がある」こと。
特に、我が家で飼われる鶏の「大特典となっている野菜」に対する食欲がイマイチで「仕方なく
食べている」という印象を受ける。
野菜の美味しさに気付くのに少し時間がかかるのが通例だが、今年の雛は殊の外時間がかかっている。
これも「育ちの良さ」から来ているのかもしれない。
先日の「極寒の地」で作業中に発症した左膝の痛みが、その後も尾を引き木曜日のバドミントンは休まざるを
得なかった。
関節部の噛み合わせの不具合らしく、歩いていて突発的に激痛が走る症状が今日も頻発した。
それでも、三時過ぎから本格的な雨となり外作業が不可となったのは「練習に参加せよ」との「天の声」と
都合良く解釈し、4時から始まるバドの練習に参加した。
むろん無理は禁物なので基礎練習のみでゲームには参加しないつもりだった。
しかし、「他人の痛みは三年でも我慢できる」のセオリー通り仲間はそんな個人的事情は意に介さず、膝を
かばいながらゲームをする羽目になってしまった。
ところが、必死になってプレーに集中している内に膝の痛みを忘れてしまった。
それどころか、いつもより快調なプレーが続いたのには我ながらビックリしてしまった。
多分、運動を終えて膝が冷えたらまた痛み出すものと思われたが、ゲームに参加できたのが「望外の歓び」で、
その後のことは「どうでもいい」と思えた。
来季に向けた薪は順次軒下に重ねているが、太いものは薪割機で割ってからとなる。
屋根付きの広いスペースがある場所に置いて一定量が溜まった時点でまとめて「薪割り」をする。