霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

耕起開始

2017-04-15 20:57:02 | 




地球温暖化の影響か、ここ数年の天候は雨の欲しい時に晴天が続き、晴れて欲しい時に雨が続く。
今年もそんな天気を覚悟の上で田植えの準備を始めた。



耕起は水不足が心配される田圃を優先する。
耕起を終えたら直ぐに排水口を閉じ雨水等を逃がさないようにして田圃に水を貯える。
そして、堤の水を使わずに「代かき」が出来れば「春の水不足」の第一関門は突破できる。
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セリ

2017-04-14 21:23:47 | 野菜
東の里山の林の中に長年に亘り隣家に貸していた井戸があった。
集落内にも上水道が入ったことにより不要となっていたことから、昨年返して貰っていた。



井戸の直ぐ下に昔栽培していた小さな田圃があったので、井戸の湧き水を利用してセリや
クレソン作りにチャレンジしようと考えた。
しかし、構想は素晴らしかったが井戸や田圃の周囲は雑木林に覆われていて伐採作業が
追い付かず「構想倒れ」になりかかっていた。



諦めかけていた時に、友人がストーブ用の薪作りのために周囲の林を綺麗に伐採してくれた
ので俄かに夢が実現可能となった。

井戸からの水の誘導は埋め込まれていた細いパイプを利用出来たが、水量がどの程度確保で
きるかが不明なので、まずは試行的にセリの根を植えて様子を見ることにした。
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朝はうっすら雪化粧、午後は強風

2017-04-13 20:31:58 | 天気
うっすらと雪化粧の朝を迎えた。
ハクモクレンは寒さに弱く、霜に当たったりすると美しい白い花びらが茶褐色に変色してしまう。
幸い未だ花を開く直前だったので今朝は難を免れたようだ。
それでも、明朝も冷え込みが予想されているのが気掛かり。



午後から強風が吹き荒れた。
そして、農機具置場兼作業場として活用していたビニールハウスの屋根が吹き飛ばれてしまった。

もともと耐用年数が過ぎている光を通さない厚手のグレイの屋根だったが、今回伐採した林が防風林
の役目を果たせなくなったことも影響したようだ。



市内各地で育苗ハウスの被害があったらしく、業者もテンテコマイのため「新しいビニールが届く
までには10日以上もかかる」とのこと。

夕方、突然「雨ざらし」の危機にさらされてしまった各種農業機械を他の場所に避難させるのに
大騒ぎだとなった。 
全部の移転は困難だったため一部はブルーシートで覆って凌ぐことにした。
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圃場整備の重要性

2017-04-12 21:14:08 | 



バックホーを使って田圃の凹凸の補正を進めているが、それが余分な仕事に見えて実は
年間の農作業の効率化に大きく貢献するようだ。

これまでのような「多少の凹凸は誤差の範囲内」という大雑把なやり方では、最終的に
人にも機械にも余分な負担をかけることにようやく気が付いた。



二階の部屋から写した伐採風景。
午前中はにわか雨が時々降ったが、このあと重機は次の場所に移動した。
舗装道路を傷めないように敷物を敷いての移動だった。

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重機の威力

2017-04-11 17:16:12 | 機械
今回伐採を依頼している林は三ヵ所に分かれている。
最初の門口東側の作業が間もなく終わる。
台所からの見晴らしが良くなったばかりか家の中まで明るくなったようだ。

伐採や搬出の方法は昔とは全く様変わりしている。
倒れる方向がハッキリしている木はチェンソウで次々と倒し、道や建物等に倒れる
可能性がある場合は重機と連携する。



倒した後の重機の仕事が早い。
枝付きのまま一本を根元から持ち上げ根本の真直ぐでない部分50cm 前後を切り落とした後に、
枝を切り落としながら所定の長さに次々と裁断して行く。
その所要時間が僅か1分程度という速さに驚かされる。



以前テレビで海外の伐採作業風景を観て驚いたことがあったが、今は「これが世界標準」のようだ。
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