新潮社はいい商売をするね。あやうく表題3を買うところだった。何年前だったか単行本で1,2の書評をしたことがあった。そのあとで3が出たのを書店で見たが食傷気味で買うこともなかった。
最近ちょうど活字中毒でヤクが切れていたとこrで、文庫の3が並んでいたのでてっきり単行本対応だと思って手に取ったがどうもパラパラやって変だなと。これ単行本の一冊を二つに分けているんだね。
だから文庫の三は単行本の二巻の前半らしい。値段が630円だったかな。だから二冊で1300円くらいになる。単行本でも1400円か1600円くらいだった記憶がある。新潮社は商売ががめついな、というのがその時の印象で買わなかった。
普通単行本を文庫にするときには少なくとも元の単行本は何年の発行で云々というのが巻末にあるが、これは何もなし。意図的なんだろうな、新潮社としては。ちょっと、フェアじゃないな。
以上新潮社の商売のやり方だけを述べたが次回はちょっと内容を。