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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



WJBLファイナル第4戦:シャンソン化粧品対日本航空(代々木第2体育館)

シャンソン化粧品が日本航空に完勝して、5年ぶりに女王の座についた。
結果はまったく予想通りだったが、その内容はちょっと予想とちがっていた。日本航空は、シャンソンの河恩珠(ハ・ウンジュ)の高さにやられるはずだった。しかし、この試合の日本航空は、ハの影にやられてしまった。第1Q、敗れた第3戦のトラウマを抱える日本航空は、攻守に精彩を欠き、14対29と大量リードを奪われた。ただし、シャンソンの29点のうち、ハの得点はフリースローによる2点だけだった。ハの影におびえた日本航空は、4つのターンオーバーでわかるように、完全に自滅してしまったのだ。
リーグの女王を決める最後の試合にもかかわらず、序盤で点差が開いたため緊迫感に欠けたのが、少し残念だった。しかし、随所にみられた激しい競り合い、ぶつかりあいは、これまでのファイナル以上のようだった。そういう意味では、観客席で、生観戦するに値する好試合だった。

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