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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



東アジア選手権・日本対韓国(TV朝日)


それにしても、これまでもさんざん言われていることだが、テレビ朝日の実況と解説はどうにかならないものだろうか。

昨日の女子の日本対韓国、そして今晩の男子の同じカードをテレビで見ていて、本当に嫌気がさしてしまった。2日続けてだったこともある。ワールドカップのアジア最終予選の場合は、NHKの衛星放送という逃げ場がある。キリンカップの日本テレビ、コンフェデ杯のフジテレビはまだ許容範囲だ。ワンパターンの表現を繰り返すTBS。そして、テレビ朝日の場合は、解説という名の大応援が加わる。もう最悪だ。

中澤の決勝点で日本が韓国に勝利した日本対韓国戦は、大会の優勝がほぼ中国に決まった後だったのにもかかわらず、ライバル同士らしい激しい好試合となった。しかし、試合が白熱するとともに、というか試合内容にあまり関係なく絶叫し続ける実況と解説のおかげで、かえってしらけてしまった。特に、中澤の左足でのグラウンダーのシュートが決まった瞬間の、「中澤の高さが活きました!」とは、一体なんなんだ。

テレビ朝日は、今大会のテレビ放映権を購入した、いわゆるライトホルダー(放映権保有者)である。だから、東アジア選手権の中継は、テレビ朝日しかできない。だからこそ、テレビ朝日にお願いしたい。角澤と松木のコンビで中継しても結構だが、せめて副音声で、普通に話しのできる実況担当者を用意してほしい。もし、いないのならば実況なしの中継でもいい。

テレビ局側でそのような改善ができないのならば、テレビ放映権を売る側、すなわち国際サッカー連盟などの大会主催者にもとめるしかない。放映権の契約のなかで、ライトホルダーは、(副音声でもいいから)まともに実況できるアナウンサーの起用を義務づけることを。

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