sports-freak.blog
観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<ブラジルW杯雑感2014/7/13-3>
いよいよ、ブラジルW杯の決勝戦だ。ドイツ対アルゼンチンは1990年イタリア大会以来(当時は西ドイツだった)。現地ローマで見たその決勝戦は、イタリア大会を象徴するかのように、低調で、残念な内容だった。今度はどうだろうか。開催国ブラジルの大敗はあったものの、熱戦が続き、ゴールシーンが多く、各国のサポーターも盛り上がり、これまでにないおもしろいW杯だった。その最後を飾るにふさわしい試合内容を期待したい。


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<ブラジルW杯雑感2014/7/13-2>
結局、今大会のブラジルの武器は、開催国としての意地と王国というイメージしかなかったのではないか。華麗で多彩な攻撃サッカーを想わせるブラジルだが、決勝トーナメントの4試合(3決を含む)であげた2ゴールは、コロンビア戦のセットプレーからのものだ。途中、ネイマールを欠いたとはいえ、その攻撃は酷かった。W杯は終わったが、ブラジルの復活は、世界のサッカーシーンにとって必要だ。中盤の指揮官の発掘が急務だろう。

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<ブラジルW杯雑感 2014/7/13>
3位決定戦後のインタビューで、3位になったオランダのロッベンが、優勝できなかったことを悔やんでいた。世界一を目指してきた精鋭にとって、W杯3位の価値はそんなものだろう。一方、ドイツ戦の大敗に続き、オランダにも0対3と完敗したブラジルの主将、T・シルバは、ブラジル国民に謝罪した。3決は、ブラジルの現在の位置を、あらためて、残酷なほどあきらかにした。こういう試合を見ると、W杯の3決は不要に思えてくる。


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