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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<ロシアW杯雑感+ 2018/6/24>
ロシアに着いて3日目。昨日、モスクワからエカテリンブルクに飛んだ。その後、街中のファンフェストで仲間と合流し、ようやく落ち着いた。英語が通じないので苦労するが、その分ロシア人はみな親切だ。ロシア人への好感度は急上昇である。

そんななか、ロシアでは、W杯期間中だけかもしれないが、公共交通機関の乗り降りの際のチェックがものものしいことに気づく。

モスクワでは、どの駅でも改札の前に、金属探知機のゲートが並んでいた。金探ゲートからの改札という流れだ。出るときも金探ゲートを通る。ゲートの横には警備員が立っている。駅によっては、ベルトコンベヤ型の手荷物の検査もあった。

国鉄エカテリンブルク駅は、別のやり方だった。駅の周囲は、おそらく昔からの鉄柵に囲まれているのだが、その横に駅=鉄柵の中に入るための検査所がある(写真左端)。W杯のために仮設されたようだが、空港のような検査機器が何台か並んでいる。駅に入る人は、すべて検査場を通らなければならない。

どこも設備がものものしいだけで、警備員が怖い顔をしてにらみつけてくるわけではない。普通の人は、まず、止められることもないし、止められているのを見たこともない。だから、要領よく通ればいいだけで、すぐに慣れてしまう。ただ、たった1日、2日のうちに、ただゲートを抜ければいいんでしょ、手荷物を見せればいいんでしょ、と検査にすっかり慣れてしまっている自分がいることに、ちょっと恐ろしさを感じている。




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