行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

堤のJ初ゴールもむなし。3連敗で再び最下位  ザスパ草津戦

2010-04-30 23:57:44 | カターレ富山
1-2で敗戦。
少なくとも引き分けにはしなければならなかった試合だったにもかかわらず、きっちりと負けてしまうあたりが、なんとも・・・。
もはや昨年の堅守のイメージは見る影もない、ここまで21失点。
内容が良くないときには大量失点、悪くなくても負けてしまう。
負の連鎖が続く中、選手たちは何を思うのか。
いまだ、光明が見いだせません。
センターバックを3人置く3-5-2というフォーメーションを採用し、巻き返しを期した今節。
にもかかわらず、開始早々の4分、FKを決められてあっさり失点。またも、追う展開に。
後半に入り、早い時間帯にCKから堤が自身J初ゴールとなる得点を決めて追いつき、なおも富山ペース。
しかし、後が続かず。
そうこうしているうちに、またしてもFKから失点し、そのまま試合終了。

フィニッシュの精度ということに関しては、再三言われていること。相手には決められてしまうのに、自分たちは決められないというジレンマ。
不運もあるでしょうが、FKにしても、ファウルで自分たちから招いてしまっていることも確か。
結局は、自分たちのサッカーが出来ていないということでしょうか。
思うようなプレーができないからムリが来る。対応が遅れる。ファウルもかさむ。疲労もたまる。足が止まる。
なかなかに根の深い問題だとは思いますが、クリアしていかないことには勝機も生まれません。

3連敗で、再び最下位。
この重い事実を、どう受け止め、乗り越えていくのか。
もはや、シーズンも1/4が経過。いつまでも発展途上ではいられません。まとまりが遅れれば遅れるほど、先を行くチームとの差は開くばかり。ようやくまとまったとして、その頃には先行するチームに対応されてしまってさらに打つ手無し、となりかねないかと。

とにかく。負けることに慣れることだけは、してほしくないです。
負けることに慣れて、敗戦の悔しさが薄れてしまうことが怖い。
勝利への執念が薄れてしまうことが怖い。

繰り返しますが、もうシーズンの1/4が経過。ここまで、惨憺たるありさまです。
そりゃ、負けるときには負けます。しかし、負けていい試合など、ありはしません。悔しくない負け試合など、ありはしません。

ならば、どうするか?
答えは簡単。 
勝て。

頑張っているのに結果が出ず、選手たちもキツイでしょう。勝てずに、つらいでしょう。
それでも、と言い続けろ。

いつか、ではなく、今すぐに現状を打破すること。悔しい気持ちを忘れないこと。勝利を目指す気持ちを忘れないこと。
最下位になってしまった今だからこそ、それを願ってやみません。

第9節  ザスパ草津戦

2010-04-29 06:50:14 | カターレ富山
痛すぎる逆転負けより中3日、アウェーでザスパ草津と対戦します。
大量失点、逆転負けと続く負の連鎖。メンタルの弱さについて、それが勝負の果てにどんな結果をもたらすのかについては、イヤと言うほど思い知ったはず。
苦しかろうが、辛かろうが、投げ出すわけにはいきません。真正面から向き合うしかありません。
何もかもがどうしようもない、勝つ見込みがまったく立たないようには思えません。事実、結果には結びつかなかったとはいえ、前節の前半には良さを見せていたのだから。
ただでさえハードな日程が続くGW連戦。
立ち直るのは、「そのうち」ではなく「今すぐ」です。
昨年富山でヘッドコーチを務めた副島監督が率いるザスパ草津。長らく結果が出なかったところ、前節に待望の今季初勝利を挙げました。
現状で最下位とはいえ、カターレが負けてしまった日には、カンタンに順位も追い抜かれてしまいます。連勝でホーム初勝利を挙げるべく、息巻いていることでしょう。
カターレの戦力について、どの相手チームの監督よりも熟知している副島さん。的確な対応をしてくることでしょう。
そこでもし、またメンタルの弱さを露呈させてしまったなら・・・。

とは言いつつも。
実際のところ、相手がどうこう言うところではないでしょう。それが副島監督であっても例外でなく。
「自分たちの弱さに打ち勝てるか」
それに尽きるでしょう。
勝てる試合だって、弱さを見せれば負けてしまう。運が悪かった面もなきにしもあらずですが、それは言い訳というもの。
前節、逆転負けのみじめさというものは、身にしみてわかったはず。ならば、それを教訓を活かせないただの負け試合にしてはなりません。

痛い敗戦を引きずってズルズルと連敗してしまうのか、そこから必死に這い上がるのか。

対戦チームとの戦いとともに、自分たちの弱さとの戦いにも勝て!
相手は、去年お世話になった副島さん。だからこそ、勝つことこそが恩返し!
ガムシャラに、貪欲に勝ちに行け!
試合終了まで、勝利への執念を一瞬たりとも忘れるな!
死力を尽くして結果を残せ!
勝たれ!富山!!!!

醒めぬ悪夢。2点差を逆転され敗戦  徳島ヴォルティス戦

2010-04-26 23:17:58 | カターレ富山
2-3で敗戦。
プレビューに、書きました。
現状打破には、先制点を挙げる必要がある、と。それは実現しました。

どうしてこうなった?

苔口の奮起に期待したいと書き、それが見事に実現しました。さらに、攻め込まれるピンチをしのぎ、待望の追加点を挙げて2-0で折り返しました。

どうしてこうなった?

メンタルの部分で、不利な状況に落ち込まないように、と書きました。

どうしてこうなった?

方向性の違いはあれど、先週に続いてまたしてもチームのワースト記録を更新・・・。痛すぎる逆転負けとなりました。


大敗からの立ち直りとホーム3連勝をかけて臨んだ今節。
怪我で出遅れていた野嶋がスタメン復帰、昨季の大怪我以来、待望のカムバックとなったマコがサブに名を連ねました。CBに濵野が復帰、上園に代わって敬介が、谷田に代わって洋平がスタメン出場するなど、前節とはメンバーを入れ替えた布陣。
前半は、それが当たりました。ブランクを感じさせない野嶋をはじめ、組織的な守備が機能し、連動性のあるプレーが随所に見られました。見ていて、「お、今日は良いんじゃね?」と思えるほどの。
そんななか、前半12分。期待を込めていた苔口が、先制ゴール!追う展開にしないために、ほしくてたまらなかった先取点を、早々と獲ってくれました。
いやいや、落ち着け。相手は徳島だぞ?1点のリードなど、無いもの、同点のつもりで戦わねば。
実際、カターレのプレーに良さが出ていたとはいえ、それでも一進一退。ジリジリした時間が続きました。やはり、1点じゃ安心出来ない・・・。
そんななか。
39分、今度は黒部が鮮やかにシュートを決め、追加点。今季初勝利を挙げた横浜FC戦を彷彿とさせる内容で、2-0でハーフタイムを迎えることに。
「つーか、あと45分、長げーよ」
そのハーフタイムに、ついつぶやいた言葉。実際、偽らざる本心だったのですが。

さて、後半も・・・と、気合いを入れる間もない開始直後。失点してしまい、1点返されることに。
去年から続く悪癖、「開始直後失点」が、またしても。
いや、待て。横浜FC戦だって、開始程なく1点返されたじゃないか。それと同じ。守りきれば・・・。
しかし。
前半とはうってかわり、それまでのキレがみられないカターレ選手たち。明らかに、動揺が見られました。
それが、15分、22分に同点、逆転を許すことに繋がってしまいました。
恐れていた、メンタルの弱さが最悪のかたちで露呈してしまうことに。
以後は、チャンスらしいチャンスも無し。実力的に格上の徳島に守りきられ、追いつき、逆転することのかなわないままに試合終了を迎えてしまいました。

試合終了後に選手が挨拶に来ましたが、迎えるサポーターには、無言しかありませんでした。
まばらな拍手があった程度で、コールも無し。
勝てたはずの試合を、落とす―――沈黙はすなわち、その事実の重さでした。
選手たちの胸には、どんな思いがあったのか。

結成3年目という歴史の浅いチームながら、そのなかにあって最悪の逆転負け。
問題は、これをどう受け止めるかでしょう。
もちろん、思い詰めてしまって良いプレーができなくなり、その結果また負けた、となってしまっては本末転倒もいいところなので、切り替えは必要です。
しかし。
だからといって、この悔しさを忘れないでほしい。その胸に刻みつけてほしい。割り切って考えることと反省をしないということとは違います。
プレビューで書いたとおりです。メンタルの部分は、そう簡単に強化できるものでもないでしょう。特効薬と言えるのは、勝利を挙げることにほかならないと。
試練の時が続きます。しかし、前に進み続けることをやめてはなりません。

乗り越えてこその、試練。

サポーターからの無言のメッセージを、どうか、勝利の歓声、雄叫びに変えてほしい・・・いや、変えていこう!
再び歓喜に包まれる瞬間のために。

プレビューでの期待を、今一度、書きます。

転んでも、何度でも立ち上がれ!!

第8節  徳島ヴォルティス戦

2010-04-25 09:23:58 | カターレ富山
今季2度目となった0-5の大敗から立ち直らねばならない今節。
負けた流れは早々と断ち切り、勝った流れは次につなげる---言わずもがなではありますが、それこそがシーズンを戦っていくなかでの継続性というもの。
折しも、ゴールデンウイークの連戦に入る今節。徳島ヴォルティスをホームに迎え、勝利に向けてのチームとしての継続性が問われる試合となります。

徳島との昨季の対戦は、1勝1分け1敗。内容それぞれに思いがあります。
敗戦した第1クールは、記念すべきJ初勝利を挙げた翌週、連勝を期して対戦しながら、力負けしてしまった試合でした。Jリーグの怖さを垣間見た気がしました。
第2クールは、好調の中、ともに3連勝をかけた戦いでした。ドローかと思われた試合終了間際、朝日がロスタイム弾を決めて劇的勝利。2度目の3連勝を達成。
第3クールは、失点が止まらずどうにも勝てない時期に対戦。勝利こそ挙げられなかったものの、粘りを見せてスコアレスドローとした試合でした。

そして、今季初対戦。
開幕4連勝で一時は首位にも立った徳島。ここ2戦は無得点で1分け1敗と足踏みしているものの、その力はリーグ上位にいてしかるべきもの。下位の富山を叩いて、再び上昇気流に乗りたいところでしょう。

勝利のためになにが必要か。
言うまでもなく守備の立て直しは急務ですが、だからこそ、攻撃の充実が不可欠のように思います。
福岡戦の0-5のときもそうでしたが、前半の途中までは、良くはなくとも悪いとも言えない内容だったと思います。なかなかうまく攻撃できないジリジリした時間帯のなかで失点し、追う立場になってから痛い追加点を決められてしまうというパターン。攻めるしかない状況の中、どうにも空回りしながら、しなくていい失点を重ねるという。
先制点を獲ること。これに尽きるように思います。チームの成熟度が磐石とは言えない中にあっては、逆転勝ちは先行逃げ切りよりも難しいし、ビハインドを背負った状態で良いパフォーマンスを発揮できていないことは、0-5の2試合からも明らか。
もちろん先制しながら後が続かずに逆転された開幕戦のこともあるけれど、それでも。
メンタルの部分は、そうそうカンタンに強化できるものでもないでしょう。ならば、そんな不利な状況に落ち込まないようにするしか。そもそも、特効薬と呼べるものは、勝利を挙げることに尽きるという代物なわけで。
まずは、先制点。有利に試合を運ぶ展開を作り出さねば。

前節は結果が出せなかった、苔口の奮起に期待したいところです。徳島にはセレッソ時代の同僚である柿谷や濱田といった面々も。活躍の場を求めた移籍先で輝きを放っているところを見せたいのはどちらも同じでしょうが、だからこそ、負けられないでしょう。前回の0-5からの立て直しがそうであったように、今回も苔口のゴールが勝利への呼び水となることを願います。

ここまで2度の0-5という屈辱的敗戦。事実は覆りません。しかし、本当にダメなこととは何かと言えば、負けたことそのものではなく、そこから何も生まず、ただの結果としてしまうこと。
もちろん、敗戦は繰り返してほしくありません。なればこそ、負けたのが無駄じゃないと思える成果を、見せてほしいです。切実に。
転んでも、何度でも立ち上がれ!目指すはホーム戦3連勝!
勝たれ!!富山!!!

悪夢ふたたび。またも5失点で惨敗  ヴァンフォーレ甲府戦

2010-04-19 23:59:41 | カターレ富山
0-5で敗戦。
アウェー福岡戦で、シーズン早々にワーストタイ記録をつくってしまったのが、3週前。タイとは言いつつ、内容的には史上最悪、としていました。
ホーム戦の連勝に気をよくして乗り込んだはずの今節・・・カンタンに、その史上最悪が更新されてしまった恰好です。
1点も返せなかったばかりか、試合終了目前のロスタイムに2失点という惨状。
たしかに、得点を思うように獲れなかった昨季の反省から、今季は「人もボールも動き、点を獲れるサッカー」を志向してはいますが・・・それはあくまで、堅守あってのこと。
この深刻な状況を抜け出さないことには、目指すべき目標に到達することはかないません。
前半19分、FKからうまい具合に跳ね返ったボールを決められるという、いささかアンラッキーな先制点を許してしまうことに。とはいうものの、2失点目も同じような状況から決められたもの。
前節、こぼれ球を蹴り込んで決勝点を挙げましたが、それをまんまとやられてしまいました。
必然的に点を獲りに行かなければならない状況になったものの、どうにもこうにもうまい形にもちこめず。敬介、ヒデが交代で途中出場し、苔口とあわせてスピード勝負の布陣を敷くも、結果を出せず。
平野のJデビューとなった出場も、得点に結びつくことはありませんでした。
それでも一矢報いてほしいと、1点でも返してほしいと願っていたのですが・・・ロスタイムに片桐 淳至、ハーフナー マイクという途中出場から結果を出そうと意気込んでいた選手に立て続けに決められ、0-3から後いう間に0-5に。後味の悪い幕切れとなりました。
福岡戦においては、ヒデ、濵野の退場、ふたりも少ない状況という予期せぬ事態に動揺という面もありました。それでも、途中出場から結果を出そうと意気込む鈴木 惇にCKを直接決められるという残念なところはあったわけですが。
今回は、前回にも増してがっかりな大敗。そりゃ、0-1だろうが0-5だろうが、負けは負け。それでも・・・2連勝がかすむほどの、ただの1敗でおさまらないほどの痛手となったように思います。

そりゃ、シーズン36試合あって、勝てる試合もあれば負けてしまう試合もあるでしょう。
しかし・・・6戦で、実に16失点。さすがに、多すぎと言わざるを得ません。
昨季のカターレの欠点は、なんと言っても得点力不足に尽きました。その改善を期した今季のはずですが・・・得点を狙いに行くために守備が犠牲になっていたのでは話になりません。昨季よりいくぶん改善している得点にしても、失点の1/3でしかないわけで。
ボランチとして中盤を支えたマコ、長山、野嶋らを怪我で欠く現状では、去年に戻せば解決、などとは言えないですが・・・それでもなお。堅守の復活なくして勝利なし。

いちばんこわいのは、負け慣れることでしょうか。
次に頑張る?そりゃ、いつまでもグチグチと引きずらないで切り替えることは重要です。しかし、もうすでにシーズンの1/6が経過しているということも忘れてはなりません。
頑張るべき次は、あっというまにやってきます。たとえ漫然と過ごしていても。
グチグチと引きずることはしないでほしい。しかし、悔しさは絶対に忘れないでほしい。一期一会というか、1試合1試合は、その結果が全て。負け慣れて悔しさが薄まってしまうことは、あってはなりません。

たしかに、今節は大敗を喫しました。しかし、だからといって「どうせもうダメだろ」なんてことは思ってやしませんよ?
落ち込みはしましたけれど、それが応援をやめる理由になどなりやしません。
だから・・・選手たちにも、奮起してほしい。大敗を真正面から受け止めつつ、それを乗り越えてほしい。まけたのは、誰が、じゃなくて、チームとして弱かった。ならば、チームとして強くなれ!誰が、じゃなくて、全員が!

次節の試合終了を笑って迎えられることを、願ってやみません。