今シーズンも残り3ヶ月を切り、終盤戦へと突入。
現在、勝ち点差7で最下位のカターレ。やらねばならないことは、勝利を挙げること以外にありません。
まずは、勝つこと。勝てないのが、負けるのが「あたりまえ」という状況を「あたりまえではない」ときちんと結果で示すこと。そしてなにより・・・カターレが勝つことは異常でもなんでもない、やればできるのにやれていなかっただけ、というそれこそあたりまえのことを、勝利をともなったかたちできちんと証明すること。
そのために、まずひとつ。
開幕戦で引き分けて以降、アウェイ戦でずっと続いている連敗を阻止すること。負けて当然なんてあり得ないと、降格して当然なんて言わせないと、勝利で見せつけねば。
長崎は現在15位。J初年度でありながらプレーオフ進出を果たした昨年とは打って変わり、ここまで12引き分けなど勝ちきれない試合が増えて苦戦しているもよう。
なんでも、たった2勝しか挙げられていないような最下位にして最弱チームに負けた、なんて屈辱を抱えたチームだそうで。
アウェイで未勝利であるカターレの一方で、4月以来ホーム戦で勝てていないとか。久方ぶりの勝利のために、全力をもって最下位をたたきつぶすべく待ち構えていることでしょう。
今季、そういうシチュエーションがどれだけあったことか。
○○以来勝っていない、だとか、○○ぶりの勝利を目指して、というようなチームに、ことごとく勝利を、勝ち点を献上してきてしまいました。
J初勝利をプレゼントしてしまった讃岐しかり。そういえば、昨年の長崎に初勝利を献上してしまったのもまた、カターレでした。
そのときの再現を狙い、地元のファン・サポーターに歓喜を届ける気満々で迎え撃つ長崎。
しかし、それを打ち破らないことには勝利はありません。
「ただでさえ最下位なのに、今季全試合出場してきた中島が移籍して居ない、それに今節はベテラン秋本が出場停止。そんな主軸抜きのチームに負けるわけねーだろwww」
まぁ、相手方としてみればそういった印象だろうな、と思います。
ですが。
それが文字通りの単純な話であれば、確かにそうかもしれません。しかし、そうは思いません。
全試合出場の選手がチームを離れるということがマイナスしかないと、だれが決めた?
それ以前に。普通だったら全試合出場の選手が途中で抜けるってことは、ほぼ無いケースであることを忘れてはならないところ。そもそも、出場機会を求めてヨンドクや西川、村松が途中で抜けたことと同じではない、と。
要するに。
このまま居続けても中島個人としてもチームとしてもよろしくなかった。だから主力でありながら出て行くなんてことを決めたし、チームも止めなかったということでしょう。
そんなしこりのようなものを抱えながらプレーして・・・一流選手であれば、それをうっちゃってでも結果を残すのでしょうが、残念ながら中島は結果を残せなかった、という話。
もしこれで、「中島が居なくなったらさらに駄目チームになったじゃないか」なんてことを言われようものなら。
たとえ最下位に喘いでいても、カターレ富山とてれっきとしたプロサッカークラブ。それに所属するプロ選手として、プライドが許さないでしょう。
わけても、新加入の選手たちについては言わずもがな。
「いくら出場機会を求めてと言ったって、そんなわざわざ自分から降格しそうな最下位クラブに行くことなんかないじゃないか」
前所属チームを離れる際、きっと言われていると思います。
それでも、決めた。
ある意味・・・責任放棄と言うと聞こえは悪いかもしれませんが、低迷の原因の一端を担っていたことだけは確かだった中島が出て行ったこととは、真逆というか。
だったら、信念を貫くしかない。
「カターレを勝たせるために来た」という思いを、有言実行せねばなりません。
チームとしての結束が足りなかったから、不振に陥った―――現在最下位なのは、そういった部分も多いかと思います。
前節の終了後、メンタルの弱さについての言及が監督からありましたが。
そのメンタルの弱さが、結束できなかった要因にもなったことかと。
そのあたりの解消を期待されたはずの水谷や秋本は、言ってはなんですが期待はずれ。
故障持ちであることはわかっていたはずではありますが、それでも事実上の戦力外という水谷。
秋本に関しては、今節の出場停止がなにより雄弁に語っているというか。いったい、これまで何試合でチームの足を引っ張ってきた?
若い選手が少なくないカターレで、「俺がフォローしてやる、自分のプレーに全力を尽くせ!」なんて頼れるベテランが存在感を発揮していれば、おなじ状況にはなっていなかったでしょうに。個人攻撃のようになるのもなんですが・・・現状の水谷、秋本では、果たして背中を預けられるのか?とか。
そういった思いが「自分がしっかりしなきゃ」という堅さを生み、それがチームプレーの不和を生んでしまった部分もあり・・・だから、攻撃の枚数が足りないだとか。だから、スペースを埋める動きが出来ないだとか。そういった積み重ねで勝てないチームになってしまったのではないかと分析してみたりします。
ただ、ものは考えよう。
これまでずっと出場してきた中島が居ないということは、相手にだってデータが無いということ。それは、決してマイナスなだけではなく。
むしろ、プラスにさえ働くでしょう。
「こんな激弱チームだから中島にも逃げられるんだよwww」なんてヤジなど、絶対に認めるわけにはいかない。そのために、今季初めてのカターレ像を作り上げ、そして勝たねばならない。
そう、これは開幕戦。
中島が居なければなんにも出来なかった?そうじゃないでしょう。
願わくば、昨季終盤にファン・サポーターを熱くさせた白崎・苔口ラインの復活を、是非とも実現してほしいです。
最近はキャプテンマークを巻いている白崎。周囲からの期待もさることながら、自身にとっても、チームの中心としての自覚があってのことでしょう。
同じ期限付き移籍加入でありながら、志半ばで去っていった中島については、いろいろと思うところもあることでしょう。
けれど。
決して、ひとりじゃない。
新たに加わった宮吉、井澤、前、廣永は言うに及ばず。「きっとなんとかしてみせる」という思いは、中島の移籍によってかえって高まった部分もあるのでは?
ある意味、変わらざるを得ない状況。
それをきちんと自覚し、さらには勝利へとつなげられたならば。
きっと、それは単なる1勝以上の価値を得るはずです。残り14試合しかありませんが、それでも残留をたぐり寄せるためには十分といえるだけの。
開幕戦を、勝て!!!
アウェイ連敗?そんなことは知らん!遅ればせながらとはいえ、ここから勝てばいい!
勝つことに、本気を出せ!!
やってやれないことはない。やれないと思っているのは、たぶん周囲だけ。
だったら、まず自分たちが負けるな。自分たちで勝て!!
長崎は奮起を促して「最下位に負けたのなら実質最下位」なんてハッパをかけていたらしいけれど。
だったら、そんな最下位に負けっ放しという屈辱だって、あたえてやろうじゃないか!!最下位なめんな!!
勝たれ!!!富山!!!!!
現在、勝ち点差7で最下位のカターレ。やらねばならないことは、勝利を挙げること以外にありません。
まずは、勝つこと。勝てないのが、負けるのが「あたりまえ」という状況を「あたりまえではない」ときちんと結果で示すこと。そしてなにより・・・カターレが勝つことは異常でもなんでもない、やればできるのにやれていなかっただけ、というそれこそあたりまえのことを、勝利をともなったかたちできちんと証明すること。
そのために、まずひとつ。
開幕戦で引き分けて以降、アウェイ戦でずっと続いている連敗を阻止すること。負けて当然なんてあり得ないと、降格して当然なんて言わせないと、勝利で見せつけねば。
長崎は現在15位。J初年度でありながらプレーオフ進出を果たした昨年とは打って変わり、ここまで12引き分けなど勝ちきれない試合が増えて苦戦しているもよう。
なんでも、たった2勝しか挙げられていないような最下位にして最弱チームに負けた、なんて屈辱を抱えたチームだそうで。
アウェイで未勝利であるカターレの一方で、4月以来ホーム戦で勝てていないとか。久方ぶりの勝利のために、全力をもって最下位をたたきつぶすべく待ち構えていることでしょう。
今季、そういうシチュエーションがどれだけあったことか。
○○以来勝っていない、だとか、○○ぶりの勝利を目指して、というようなチームに、ことごとく勝利を、勝ち点を献上してきてしまいました。
J初勝利をプレゼントしてしまった讃岐しかり。そういえば、昨年の長崎に初勝利を献上してしまったのもまた、カターレでした。
そのときの再現を狙い、地元のファン・サポーターに歓喜を届ける気満々で迎え撃つ長崎。
しかし、それを打ち破らないことには勝利はありません。
「ただでさえ最下位なのに、今季全試合出場してきた中島が移籍して居ない、それに今節はベテラン秋本が出場停止。そんな主軸抜きのチームに負けるわけねーだろwww」
まぁ、相手方としてみればそういった印象だろうな、と思います。
ですが。
それが文字通りの単純な話であれば、確かにそうかもしれません。しかし、そうは思いません。
全試合出場の選手がチームを離れるということがマイナスしかないと、だれが決めた?
それ以前に。普通だったら全試合出場の選手が途中で抜けるってことは、ほぼ無いケースであることを忘れてはならないところ。そもそも、出場機会を求めてヨンドクや西川、村松が途中で抜けたことと同じではない、と。
要するに。
このまま居続けても中島個人としてもチームとしてもよろしくなかった。だから主力でありながら出て行くなんてことを決めたし、チームも止めなかったということでしょう。
そんなしこりのようなものを抱えながらプレーして・・・一流選手であれば、それをうっちゃってでも結果を残すのでしょうが、残念ながら中島は結果を残せなかった、という話。
もしこれで、「中島が居なくなったらさらに駄目チームになったじゃないか」なんてことを言われようものなら。
たとえ最下位に喘いでいても、カターレ富山とてれっきとしたプロサッカークラブ。それに所属するプロ選手として、プライドが許さないでしょう。
わけても、新加入の選手たちについては言わずもがな。
「いくら出場機会を求めてと言ったって、そんなわざわざ自分から降格しそうな最下位クラブに行くことなんかないじゃないか」
前所属チームを離れる際、きっと言われていると思います。
それでも、決めた。
ある意味・・・責任放棄と言うと聞こえは悪いかもしれませんが、低迷の原因の一端を担っていたことだけは確かだった中島が出て行ったこととは、真逆というか。
だったら、信念を貫くしかない。
「カターレを勝たせるために来た」という思いを、有言実行せねばなりません。
チームとしての結束が足りなかったから、不振に陥った―――現在最下位なのは、そういった部分も多いかと思います。
前節の終了後、メンタルの弱さについての言及が監督からありましたが。
そのメンタルの弱さが、結束できなかった要因にもなったことかと。
そのあたりの解消を期待されたはずの水谷や秋本は、言ってはなんですが期待はずれ。
故障持ちであることはわかっていたはずではありますが、それでも事実上の戦力外という水谷。
秋本に関しては、今節の出場停止がなにより雄弁に語っているというか。いったい、これまで何試合でチームの足を引っ張ってきた?
若い選手が少なくないカターレで、「俺がフォローしてやる、自分のプレーに全力を尽くせ!」なんて頼れるベテランが存在感を発揮していれば、おなじ状況にはなっていなかったでしょうに。個人攻撃のようになるのもなんですが・・・現状の水谷、秋本では、果たして背中を預けられるのか?とか。
そういった思いが「自分がしっかりしなきゃ」という堅さを生み、それがチームプレーの不和を生んでしまった部分もあり・・・だから、攻撃の枚数が足りないだとか。だから、スペースを埋める動きが出来ないだとか。そういった積み重ねで勝てないチームになってしまったのではないかと分析してみたりします。
ただ、ものは考えよう。
これまでずっと出場してきた中島が居ないということは、相手にだってデータが無いということ。それは、決してマイナスなだけではなく。
むしろ、プラスにさえ働くでしょう。
「こんな激弱チームだから中島にも逃げられるんだよwww」なんてヤジなど、絶対に認めるわけにはいかない。そのために、今季初めてのカターレ像を作り上げ、そして勝たねばならない。
そう、これは開幕戦。
中島が居なければなんにも出来なかった?そうじゃないでしょう。
願わくば、昨季終盤にファン・サポーターを熱くさせた白崎・苔口ラインの復活を、是非とも実現してほしいです。
最近はキャプテンマークを巻いている白崎。周囲からの期待もさることながら、自身にとっても、チームの中心としての自覚があってのことでしょう。
同じ期限付き移籍加入でありながら、志半ばで去っていった中島については、いろいろと思うところもあることでしょう。
けれど。
決して、ひとりじゃない。
新たに加わった宮吉、井澤、前、廣永は言うに及ばず。「きっとなんとかしてみせる」という思いは、中島の移籍によってかえって高まった部分もあるのでは?
ある意味、変わらざるを得ない状況。
それをきちんと自覚し、さらには勝利へとつなげられたならば。
きっと、それは単なる1勝以上の価値を得るはずです。残り14試合しかありませんが、それでも残留をたぐり寄せるためには十分といえるだけの。
開幕戦を、勝て!!!
アウェイ連敗?そんなことは知らん!遅ればせながらとはいえ、ここから勝てばいい!
勝つことに、本気を出せ!!
やってやれないことはない。やれないと思っているのは、たぶん周囲だけ。
だったら、まず自分たちが負けるな。自分たちで勝て!!
長崎は奮起を促して「最下位に負けたのなら実質最下位」なんてハッパをかけていたらしいけれど。
だったら、そんな最下位に負けっ放しという屈辱だって、あたえてやろうじゃないか!!最下位なめんな!!
勝たれ!!!富山!!!!!