行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】2012 キックオフパーティー

2012-01-29 23:17:00 | カターレ富山
キックオフパーティー 2012 に参加してきました。


シーズンパスの早期購入特典として、昼の部にファン・サポーターを招待というこの企画。前回は駅北のオークスカナルパークホテル富山でしたが、今年は名鉄トヤマホテルで開催されました。
その会場ですが、アニメ・ゲームなどのヲタク生活とサポーター生活の両立を掲げるワタクシにとってみれば、拠点のひとつであるアニメイト富山店の道路を挟んで真向かい。全く迷うことなくたどり着けました(^^;)
受付開始が14時からで、その10分前くらいに着いたのですが、そこは熱心なファン・サポーターばかりが集まっているわけで。そこには今や遅しと待ちわびる人々の姿があったのでした。
ワタクシ自身、キックオフパーティーの参加は去年に続いて2度目であり、心持ち余裕を持って臨めていたかと。ゴール裏の知人との再会、挨拶なんかをこなしつつ、開始を待ちました。


そして14時30分、定刻通りにイベント開始。まずは清原社長の挨拶から。
続いて、選手・スタッフ・監督の入場。
今季個人目標に続いて背番号・ポジション・選手名が読み上げられ、次々と入場しました。

揃いのスーツ姿、それぞれビシッときまって格好良かったです。
監督の挨拶は先の新体制発表記者会見とほぼ同内容ながら、ひとつひとつ丁寧に語っていた姿が印象的だったかと。

そして、乾杯。音頭をとったのは、監督・・・ではなく、熱い視線(笑)を送っていた平野でもなく、キャプテン足助。
その後はお待ちかねの歓談タイムへと。

去年の経験からわかっていたことですが、長いようで短い歓談タイム。選手たちと写真を撮ったりサインをもらったりですが、さすがに全員は無理なので、効率の良さが求められる、と。
とにもかくにも5人の新加入選手だろ、ということで、狙いを絞ってサインをいただくことに。
それぞれに頑張ってくださいと激励しつつ、サインをげっと。西川選手には「岐阜戦で同点にされたイメージが」と言ったらちょっとバツが悪そうに苦笑されましたが、「それだけに期待している」と続けたら笑顔で応えてくれましたとさ。
そのほか、昨年のレンタルを経て今季もカターレでプレーすることを選んでくれた3選手からもサインをいただきました。
特に完全移籍となったヨシケンには、「今年もゴール裏でのパフォーマンスを期待している」と告げると、力強く「頑張ります」と応えてくれたのでした。
そして、最後に安間監督のサインを。
いや・・・個人的に、言っておかなければならないとは思っていたのですよ。
昨年6月、徳島戦のあとのゴール裏呼びつけ事件のとき。「練習試合じゃねぇだろ!公式戦だろこれ!」なんて言い放ったワタクシの言が・・・余程印象的だったということか、ケーブルテレビの週刊激スポにバッチリぬかれてしまったりして。それも、振り返り企画を含めて、その事件に関わる都合3度も。自分で言ったことながら、さすがにちょっと頭をかかえてウガーッ!ってなもんで。
もちろん悪意があって言ったことではないのですが、やはり、気にかかっていた、と。
そのあたりを告げると、監督からは「我々はプロである以上、様々な意見を真摯に受け止めなければならない」「サポートしてくれる皆さんの思いも大事」というむねの返事が。気にやむ必要はないというような応えに、ちょっと気分的にラクになったような気がしたのでした(^^;)

そんなこんなで、サインげっとは当初の予定通りにコンプリート。

我ながら、なかなか効率よくげっとできたな、と、満足満足。
ただ、そのせいでせっかく用意されていた各種料理が味わって食べられなかったというオチがついてしまいましたが・・・まぁ、ドンマイ。

3月4日のシーズン開幕まで、あと5週間。
この先、2月の九州キャンプを経て、戦う集団へと研ぎ澄まされていく選手たち。
今回のイベントで伝えたファン・サポーターの熱意が、その戦う力に寄与できたなら・・・そう思います。

【J特】J2白書2011

2012-01-26 00:59:28 | カターレ富山

今年も発売されたJ2白書。もちろん購入しましたともさ。
2009年版以来3冊目となる2011年版。カターレのJリーグでの歴史とも重なる刊行、毎年の楽しみです。

昨年度版からの大きな変更として、カラーページ大幅増が挙げられるかと。各クラブごとの回顧記事がカラーになっているのはうれしい限り。
いつもサッカー雑誌ではJ1のみだとかJ1だけカラーでJ2はモノクロなどというような扱いを受けているだけに、オンリー本ならではの喜びというかなんというか。
ただ、ちょっとばかり残念な面も。
東日本大震災という予期せぬ災害にまつわる記事については、2011シーズンを語る上で不可欠というのはわかるとして。まれに見る混戦の末に最後まで目が離せない昇格争いが繰り広げられたシーズンであっただけに、それに関する記事が多かったのもわかるとして。
一方で、何気ない日常であったり各クラブの悲喜こもごもなんかを扱った記事が、相対的に減っていたのが残念でした。
サッカー雑誌ですら上っ面しか扱わない「熱い昇格争い」を、J2視点で語る意義の大きさというものは理解できます。それこそ、オンリー本だからこそというもの。
しかし。昇格争いだけがJ2じゃないことを知らしめるのもまた、この本の意義でしょう?と。
J2白書の魅力を様々なテーマが「ごった煮」状態というところに感じていただけに、2011年版は、個人的にはちと物足りない印象でした。

新体制もスタートし、2012シーズンが始まろうとしています。
今年も、J2という舞台でさまざまなドラマが生まれることでしょう。
事実は小説よりも奇なりとは言いますが・・・2012年版もまた、予想がつかないからこその魅力がつまった一冊となってほしい―――そう思います。

【J特】2012シーズン始動

2012-01-17 21:43:54 | カターレ富山
新体制・新加入発表記者会見が行われ、2012シーズンがスタートしました。
今年のスローガンは「漸進 ~次なる一歩へ~」
去年、スローガン通りに一歩一歩固めていった土台を基にして、さらに前へと進んでいこうという姿勢が表れた、シンプルでありながらも深いものになっているかと。
昨年に続き、足助がキャプテン。変更、新規登録を含めて2012仕様となった背番号をもとにした選手インプレッションなどは、また後日改めて書いてみようかなと。

そして、開幕カードが決定しました。
■第1節
2012年3月4日(日) ファジアーノ岡山 vs. カターレ富山[kankoスタジアム]

■第2節
2012年3月11日(日) 水戸ホーリーホック vs. カターレ富山[ケーズデンキスタジアム水戸]

■第3節
2012年3月17日(土) カターレ富山 vs. 東京ヴェルディ[富山県総合運動公園陸上競技場]

従来通りと言うべきか、今年もアウェイ開幕。岡山なら日曜開催でも月曜日に休みを取らなくてすみそうなので、こりゃ行かねばなるまいよ、と。2009年に行って以来、2度目となる岡山行きを検討し始めねば。
そして、ホーム開幕戦は3月17日。土曜日ながら、うまい具合に休みの日なので問題なし。2010年はホーム開幕戦に行けなくて悔しい思いをしただけに、気合いも入りますよ。
昨シーズンの終了から1ヶ月半ほど経ちますが、オフで緩んだモードも、そろそろ引き締めねば。向こう1ヶ月半で迎える開幕に向け、気持ちを高めていきたいと思います。

チームのほうは、明日からさっそく静岡での1次キャンプ。実りの多いものとしてほしいところですよ。

【J特】退団・移籍選手について

2012-01-16 22:25:53 | カターレ富山
いよいよ明日・17日に2012シーズンの始動を迎えるカターレ富山。
オフの移籍動向にも驚きや納得、そして寂しさと、さまざまなことがありました。
新体制・新加入については、明日の記者会見以降に話題を譲るとして。
今回は、昨年の背番号順に退団・移籍選手について語ってみようかなと。


#1 内藤 圭佑  (ザスパ草津に完全移籍)
背番号1の期待を背負って開幕から正GKとして臨んだ昨季。
しかし、10戦連続勝ちなしなど、チームは低迷。そのなかにあって、経験不足、勝負弱い部分を露呈してしまうところが見受けられました。もちろん、低迷は内藤ひとりのせいではありませんし、負けて悔し涙を流す姿に対し、気合いが足りなかっただの言うつもりもありません。
そのうちに正GKをおろされましたが、そこからチームは盛り返していったという。繰り返しますが、内藤ひとりのせいではありません。それでも・・・調子を上げていくチームをよそに、やはり、やりきれない部分もあった、ということでしょうか。
前年に移籍し、このオフで退団することとなった橋田と入れ替わるように草津へと移籍することとなりました。かつてカターレヘッドコーチであった副島監督の教え子ではないものの、橋田を通じて人となりは伝わっているはず。それを元に、草津へもスムーズに溶け込んでいけるのではないでしょうか。
カターレで結果を残せなかったのは無念ですが、橋田のぶんも含め、今度は草津の一員としてその持てる力をふるってほしいと思います。そして対戦相手として県総に戻ってきたならば、愛あるブーイングをかましてやろうじゃないかと。

#4 江添 建次郎 (契約満了)
レンタルから完全移籍して臨んだ今季でしたが、やはり怪我の影響が響いていたようで、不本意なシーズンになってしまったかと。
コンスタントに起用こそされたものの、安心して任せるには至らず。相手選手に抜き去られてしまってピンチを招く姿も散見されました。
とはいえ。ひときわ大きな声でコーチングし、チームを鼓舞するその姿勢には、かげりなどありませんでした。若手選手たちにも良い見本となっていたことでしょう。
江添の活躍として今でも語りぐさである、地元岡山での凱旋2ゴール。あの輝き、忘れません。
2年間、本当にありがとう。
現時点で去就は未定ですが、どうか、今後に幸多からんことを。

#5 舩津 徹也  (セレッソ大阪にレンタル移籍)
このオフのカターレからの移籍で、いちばん驚かされたのが舩津の“個人昇格”。いやいや、カターレの主力選手だから!これがいわゆる主力引き抜きってやつ?
守備的選手の補強を進めたいというセレッソの思惑に対し、舩津に白羽の矢が立ったのは、やはり名誉なことかと。ただ単に使える選手というだけなら、わざわざJ2の16位チームからもっていかなくても良いわけで。
DFからボランチ、あるいは2シャドーまでこなしたマルチロールぶり、安定して出場できるスタミナなどのストロングポイントが評価されてのことなのでしょう。
プロ初年度からカターレに欠かせない選手として出場を続け、いわゆる脂ののった時期にJ1に挑戦する・・・やれるかどうかは、未知数。それでも、全力を尽くして頑張ってほしいです。
地元・大阪で、一花咲かせてほしいところ。カターレで培った力が本物であることを証明して来い!

#11 永冨 裕也 (引退)
引退セレモニーで「最高でした!」と涙ながらに語ったトミー。そんな現役生活にピリオドを打ち、新たな道へと踏み出します。
その新たな道は、カターレ富山の強化部スカウト担当。引退後もカターレのために尽力してくれるその心意気にありがたいと思うと同時に、頼もしく思います。
引退後、ホーム担当としてピッチ外で活躍してくれている洋平こと中田洋平さんの先例もあります。トミーこと永冨裕也さんにも、ぜひとも頑張ってほしいです。
まずはいろいろと勉強していかなければならないことも多いでしょうが、強化担当として強いカターレを作っていくため、その手腕を振るってほしいと思います。

#22 棚橋 雄介 (FC琉球にレンタル移籍)
去年の今頃、個人的に新卒の中でイチオシの選手として押していた棚橋。しかしながら、昨シーズンはなかなか出場機会が得られず、結果を残すことが出来ませんでした。
そして、このレンタル移籍。正直なところ、ちょっと複雑な気分になっていたりもします。
とはいえ。この移籍を、チャンスとしてほしいです。カターレにおいても、出場機会を求めて移籍してきて、試合に出場しながらメキメキと実力を伸ばしていった福田のような例もあります。それを今度はFC琉球で、棚橋にも実践してもらおうじゃないかと。
あるかわからない出番を待ってくすぶることより出場して経験を積むことを選択したからには、是非とも結果を出してほしい・・・そう願わずにはいられません。
完全移籍ではなくレンタル移籍なのは、成長を期してのことでしょう。武者修行を終え、たくましくなって富山に帰って来る日を待ち望みます。

#26 酒井 貴政 (カマタマーレ讃岐にレンタル移籍)
棚橋と同じく、昨年はほとんど出場できなかったタカマサ。移籍するからには全力を尽くし、そして胸を張って富山に戻ってきてほしいです。
讃岐といえば、カターレファン・サポーターにとってはヒデの所属チームとしてお馴染み。いまやチームの主力である彼が、きっと温かく迎えてくれることと思います。そんな先輩のもと、一回りも二回りも成長してほしい、そう願うばかりです。
同じJFLということで棚橋の行くFC琉球との対戦もありますが、そのときにお互いそれぞれの主力として対決できたら最高なのですがね。