行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第35節  アビスパ福岡戦

2013-09-28 23:30:36 | カターレ富山
2週連続九州アウェイとして、リーグ戦7戦ぶりの勝利をかけてアビスパ福岡と対戦する今節。
昨年、8月末の時点で最下位にありながらも、9月以降の巻き返しによって残留することに成功しました。業腹ながらも、現状、またしても降格の危機に瀕しています。ならばこそ、このまま9月を未勝利のままに終えるわけにはいきません。
前節敗れたことで、残り全勝といういささか無茶な条件ながらもかろうじて残っていたシーズン勝ち越しの可能性が消滅。選手たちが掲げていたプレーオフ進出という目標も、いまや不可能となりました。
シーズン当初、いささか志が低いと揶揄されながらも掲げていた15位という目標も、正直言ってとても危ういものとなってしまっています。
現時点でその15位に位置するのが、まさに今節対戦することになる福岡。勝ち点差にして12。仮に残り8戦を全勝したとしても、他チームの状況如何によっては達成不能という。
上を見ても相当に厳しいですが、下を見ても厳しい。最下位の鳥取との勝ち点差は僅かに4。悪くすれば2試合後には最下位です。可能性の話で言えば、上がる可能性より下がる可能性の大きさと言ったら。
そんななかにあって。モチベーションの維持というものは、容易でないかもしれません。ネガティブに考えてしまえば、どれだけでも落ち込んでいけるような状況。今節にしても、過去8戦も戦って一度たりとも勝てたことのない福岡が相手。ここで「いつものように」負けてしまったら・・・やっぱり、と更なるダメ押しをされてしまうやもしれません。

しかし。
ここで踏みとどまることが出来ずして、どうするというのか。やることはシンプル。勝つしかない。勝って、流れを変えるしかありません。
けが人続出の非常事態のなかにあって、今節および次節は池端までもが累積警告による出場停止。状況は厳しいどころの騒ぎではありません。
それでも。
それでも、失ってはいけない。なにを?決まっている。勝利への意志と、それを掴み獲る力。

前節の京都戦は、歴然とした力の差に屈して敗れました。プレーのクオリティで、明らかに見劣りしていました。
けれど、本当にそれだけが敗因だったのか?と。
実力差があるから負けても仕方ない、なんて言っていたのでは、リーグを戦う意味がありません。劣っていても、それでもなんとかする。それでも懸命に勝利を渇望し、やがてはそれを手にする。
そんな執念ともいえる勝利への情熱が・・・やはり、実力差を前に萎縮したということか、足りなかったように思います。
今節対戦する福岡は、目下4連敗中。勝ちたいという気持ちにおいては、カターレのそれに勝るとも劣らないでしょう。
そんなお互いに必勝を期した両チームの対戦にあって、やはり最後にものを言うのは気持ちの部分ではないかと。
実際、これまで福岡には気持ちで負けています。負けてしまったから、1勝もできていない。
前回対戦も、先制されながらも追いつき、さらには相手を上回るシュートを放ちながら逆転できず。逆に勝ち越し点を奪われて敗れてしまいました。昨年のアウェイ戦にしてもそう。先制し、追いつかれたところをさらに突き放したというのに。アウェイの雰囲気にのまれるかたちで、アディショナルタイム逆転負け。
そんな、やられっぱなしでいいのか?いいわけがない。
今度という今度は、勝つ!容赦なく勝つ!完膚なきまでに勝つ!気持ちでも試合でも勝つ!そんな、不退転の覚悟が求められる試合とも言えましょう。

勝つためには得点が不可欠であり、決定力不足云々を言っている暇があったら決めろ!ってなもので。攻撃陣の奮起なくして勝利なし。
昨年の逆転負けを喫したレベスタでの嫌なイメージを勝利で塗り替えてしまうためにも、やはり苔口とヨンドクというその時に得点した選手には今度こそ勝利につながるゴールを挙げてヒーローになってほしい、そう思います。特に苔口は、前節京都戦、先月のホーム山形戦ともに、挙げたゴールが勝利に結びついていません。ならばこそ、今度こそは!
そして、黒部。前節は得点のアシストをしたりと存在感を示したものの、自身はいまだ今シーズン得点なし。そろそろ、ゴールという結果が欲しいです。
古巣である京都戦にはやはり特別な思い入れとともに臨んだのでしょうが、その甲斐なく敗戦。その意味で言えば、前所属チームであるところの福岡もまた、古巣との対戦です。ならば、前節の無念を晴らす意味をも上乗せして、全力をもって「恩返し」を果たしてほしい。そう望みます。

京都戦無敗というジンクスが破れ、敗戦を喫してしまった前節。
ならば。
ポジティブなジンクスだけ破れて、ネガティブなジンクスは健在、なんてことがあってたまるかよ、と。
すなわち、これまで成し遂げられなかったところの福岡戦初勝利を―――今やらずに、いつやるのか?と。
同じように8戦連続勝ちなしだった札幌には、今シーズンになって初勝利を挙げました。ならば、同じように出来るはず!いや、出来るかどうかじゃない、やるかやらないか。ならば、答えはひとつ。やってやれ!!
福岡戦初勝利を、反撃への嚆矢とせよ!!
勝って、ラストスパートのスタートを切れ!!
必勝を期して臨め!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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【J特】レベルの差を痛感した京都戦初黒星。19位に後退  京都サンガF.C.戦

2013-09-24 07:05:25 | インポート
2-3で敗戦。

鹿児島県の鴨池陸上競技場での試合は、このところ雨の降る試合が続いていた中にあって29.9℃まで上がった気温、さらには桜島の噴火の影響で火山灰が降る中という難しいコンディションのなかでのゲームとなりました。
守田と三根が契約上出場できないことは事前にわかっていたものの、前回対戦で殊勲のゴールを挙げたヨンドクが風邪で出場回避というアクシデント。苦しいチーム事情にさらに追い打ちという格好となってしまいましたが、それでもなんとかするよりほかないのであって。代わって木村が久々のスタメン、前節出場できなかった白崎もスタメン復帰というかたちで臨むこととなりました。

試合序盤は一進一退。互いに決定機は少なかったものの、それはカターレにとっては相手にペースを握らせなかったということでもあり、まずは及第点という立ち上がりでした。前回対戦時もそうでしたが、やはり京都は狭い中でもしっかりとパスをつないでくるチーム。その精度というものには、見習うべきところが多かったように思います。やはり、クオリティの面ではカターレのほうが劣る。けれど、それが安易なミスにつながってペースを明け渡すことがこれまでもたびたびあったことを思えば、そうはならずに粘り強くプレーしていました。
前半は0-0で折り返し。木村のヘッドが決まっていれば、という場面はあったものの・・・これまでの流れが急に改善するわけもなく、得点のにおいというものが薄い展開ではありました。
けれど、当然のことながら得点なくして勝利なし。後半に攻勢に出てどうにかして得点せねば、力は京都のほうが明らかに上である以上、どうにもならないということは明白でした。
しかし。
後半勝負ということは京都にとっても同じであったわけで。後半開始直後にいきなりピンチを招くと、その後は徐々に京都ペース。
すると、55分。CKからニアで合わせて安藤 淳がヘッドで流したボールを大外から酒井 隆介に蹴りこまれ、先制点を奪われてしまいました。タイミングぴったりで見事に合わせたそれは、相手としては狙い通り、してやったりのゴールだったことでしょう。
ただ・・・カターレとしては、絶対に防げないゴールではなかったはず。最初のヘッドにしても、競り合った末ではなくフリーで合わせられてしまっています。京都のプレーの精度もさることながら、こちらの側に甘さがあったことが否めない、嫌なかたちでの失点となってしまったのでした。
さらに、悪いことは続くもので。
その嫌な失点からわずか数分。またしてもCKの場面でのこと。ゴール前の競り合いからクリアしようとした大西がペナルティエリア内でハンドの判定、PKとなってしまったのでした。
肩にいっただろ、という主張も、腕を振って当たったというところで印象が悪く・・・それでも、あるいは審判によってはとらないケースもあったであろう判定。誰が見ても明らかにハンド、といったものでなかっただけに、やはりショックは大きいものがありました。そのPK、飯田の読みは当たっていたものの、強烈なシュートは阻止できず、失点。0-2となってしまったのでした。

劣勢にあったなかにあって、さらに2点のビハインド。状況は芳しくないどころではなく、敗色濃厚というところでした。西川、國吉と投入して事態打開を図るも、なかなか奏効せず。
ですが、78分。カウンターから攻め上がり、敬介が白崎の折り返しをシュート!見事に決めて、1点を返したのでした。
欲を言えばカウンターの時点で苔口に勢いのままに決めてほしかったところですが・・・それでも、大事なのは決めきること。これまでにもチャンスで積極性が欠けてしまったが故にゴールならず、というケースが何度となくあったことを思えば、それを決めきったことはしっかり評価してよいと思います。
しかし・・・そこから一気呵成に畳みかけたかったカターレをよそに、終盤になっても京都のプレーぶりの精度というものは、やはりカターレのそれを上回り続けていたのでした。
迎えた89分、京都の攻撃。山瀬 功治が倒れこみながらもボールをキープすると、それを受けた宮吉 拓実にクロスを上げられ、走りこんできた三平 和司に決められてしまい、痛恨の失点。試合を決定づけるような3点目を喫してしまったのでした。
もちろん、試合最終盤での疲労もあったでしょうし、途中出場でフレッシュな三平に対応できなかったのかもしれませんが・・・それでも、舘野・足助が反応していればなんとかならなかったのかと。
とはいえ、そのまま諦めてしまうことは、ありませんでした。
92分、黒部の絶妙なアシストを受けた苔口のシュートが決まり、再び1点差!4分のアディショナルタイム、あと1分半あればもう1点いける!ならば最後に決めてしまえ!
・・・というところだったのですが。スローインの位置を修正されたりと、気だけ急いていたということか、勢いを得点につなげるにはあまりにも時間がありませんでした。
そのまま試合終了。京都戦初黒星を喫してしまったのでした。

これで6戦連続勝ちなし。残り僅かなリーグ戦にあって、痛すぎる敗戦です。
敗因はやはり、プレー精度。試合中、何度となく思いました。「今の場面、ウチのFWならシュート出来ていない」とか、「競り合いに負けずに強引に行けるような、あの力がウチの攻撃陣にあれば」とか。
明らかにあった、レベルの差。
けれど、そこで「どうせウチはレベルが低いからしかたない」などと言っていたのでは、何も変わらないでしょう。
変わらなくていいわけがない。変えなくても勝てるならともかく、実際、勝てないのだから。
京都とカターレで何が違うのか。それを、十二分に検証してほしいと思います。そして、やることはひとつ。レベルの差に諦めることじゃない。その差を認めつつ、やれることをやりきる。それだけかと。
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【J特】第34節  京都サンガF.C.戦

2013-09-22 08:00:56 | カターレ富山
同一カード連勝をかけて臨んだものの、いずれもスコアレスドローに終わり果たすことの出来なかった愛媛・北九州戦。
今度こそ、勝つために。そして京都戦6戦連続無敗、3連勝を達成するために。
遠く鹿児島県は鴨池陸上競技場へと赴き、京都サンガF.C.と対戦します。

なぜに4クラブの九州で5回アウェイ戦があるのかとか、5試合中4試合がアウェイ戦の9月にあって、なんで2週連続九州アウェイなのかとか、いつも通り西京極であったなら行っていたのに!とか・・・言いたいことはいろいろありますが、それらは二の次といったところでしょうか。
何より大事なのは、結果を残すこと。つまりは、天皇杯を含めてここ6試合も遠ざかっている勝利を、今度こそは挙げること。それに尽きます。
前節にしても、敗戦を最悪結果とするならそれには至らなかったものの・・・降格圏からの浮上のチャンスを逃し、逆に最下位までの差を縮められてしまう始末。このままでいいわけがない。
残り、たったの9試合。
現在6位でプレーオフ進出をうかがう京都にとっても負けるわけにはいかない試合であり、戦力差から言ってもきつい試合になることは確実。けれど、置かれている立場は違うとはいえ、だからといって負けるわけにはいかないのはこちらとて同じこと。相手のほうが強かったので勝てませんでした、では、もはや済まされない状況であることをきちんとわきまえねばなりません。

それでなくとも、京都の側とすれば過去5戦で1勝もできていない富山は目の上のたんこぶ、というったところでしょうか。
昨年の秋、同じように昇格をうかがっていた京都と降格を脱したいカターレとの試合でしたが、そのときには京都にとって手痛い敗戦。
もし、の話をしても、とは思いますが・・・もし、あのとき実力通りに京都が勝っていたならば、湘南に抜かれずに2位で自動昇格していたかもしれません。もし、カターレが破れていたならば、その後3連敗を喫してしまったことからも、あるいは残留を果たせていなかった可能性も否定できません。ある意味、分水嶺とも言える結果であったとも言えます。
そして、前回対戦では―――開幕戦でガンバに引き分け、神戸には4得点で圧勝という上々のスタートダッシュを決めながら、そこにシーズン初黒星をつけたのがカターレ。
ガンバ、神戸の2強で自動昇格枠がほぼ確定というなかにあって、昨年に続いてのプレーオフ進出、その突破が至上命題である京都。同じ轍を踏むわけにはいかない今シーズン、まずはなぜか勝てない富山戦を制してジンクスを打破し、最終盤への勢いをつけなければと意気込んでくることは明白でしょう。

一方の、カターレ。
負傷離脱者続出の上に契約から守田と三根が出場不可。泣きっ面にハチというか、弱り目に祟り目・・・などと悲観することはたやすいでしょうが、それでも。
ものは考えよう。4バックの採用など試行錯誤のなかにあって、いかなメンバー編成のなかでもやり遂げなければならない覚悟が問われる状況には変わりなし。
むしろ、それまで安定していたものをいきなり変更しなければならなくてどうしていいかわからない、という状況ではないことを前向きに考えるべきであって。おそらくは守田に代わって出場するであろう飯田にしても、前回出場からかなり経過しているとはいえ、準備は万端のはず。いつ出場するかわからないサブメンバーのときよりも覚悟も据わっているというものでしょう。
つまりは、危機感を逆に力に変えること。それでなくとも、格上の京都が相手。ぬるい試合をして勝てる道理がありません。

期待したいのは、黒部。古巣との対戦にはやはり特別な思い入れもあることでしょうし、鴨池にしても、京都の第2ホームとしてなじみのあった地。当然のように意識も高く臨むことでしょう。
前節、決定機に決めることが出来ずに無得点に終わり、ミーティングで自ら反省の言葉とともに自分を戒めたという黒部。チーム最年長の経験豊富なベテランが、だからこそ自分の不甲斐なさを許せずに発した言葉。その心中はいかばかりか。
ストライカーとしてゴールを挙げ、チームを勝利に導くこと―――FWの選手としての宿命というものに、今一度向き合わねばならないのが今節ではないかと思います。
かつて、京都所属時には日本代表に選出もされ、天皇杯優勝など、その力を示してきました。そして、現在。残留争いに巻き込まれて降格の危機に瀕しているカターレというチームが置かれている状況には、そのときのような華やかさはありません。
けれども。カターレは、力を必要としています。チームの顔である黒部光昭のストライカーとしての力を。
その力を、見せつけてほしい。ほかでもない京都を相手に、いまだ健在であると、ゴールという結果をもって証明してほしい。そう願います。

もはや、相手がどうこうではない。やるかやられるか。それだけです。
そのときには、格上だろうが何だろうが関係ない。求めるは勝利のみ。善戦止まりでない、勝利。
何度でも言います。“勝つことでしか自信は身につかない”
勝って、自信を得てほしい。京都戦無敗という結果をもって、今後も戦い抜く力に変えてほしい。
正念場を、勝ちきれ!!!
勝って、鹿児島で勝利の勝鬨を上げろ!
勝たれ!!!富山!!!!!
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【J特】第33節  ギラヴァンツ北九州戦

2013-09-15 07:29:45 | カターレ富山
延長・PK戦の末に敗れてしまい、敗退が決まってしまった天皇杯。今後は残り10試合となったリーグ戦に、残留をかけて集中していくこととなります。
アウェイ戦が1試合だけで4週連続でホーム戦だった4月とは真逆に、天皇杯を含めて5試合中4試合がアウェイ戦の9月。そのなかで唯一のホームゲームとなる今節。
今季開幕戦以来の対戦として、ギラヴァンツ北九州を迎え撃ちます。
天皇杯は敗れて先がなくなってしまいましたが、リーグ戦の先が潰えてしまうことはあってはなりません。
そのためにも、もう一度開幕戦のつもりで終盤戦に挑まねば。そして、今度もその開幕戦で北九州に勝利せねば。

現在17位の北九州との勝ち点差は僅かに3。負けは論外として、引き分けでもなく勝つことによって、まずは同勝ち点に並ばねばなりません。得失点差の関係で今節の結果での逆転こそできないでしょうが、それでも直接対決で敗れて差を6に広げられるなど、あってはならないこと。是が非でも勝利するという強い信念が必要です。
昨季からメンバーを大幅に入れ替え、しかも開幕初戦であった前回対戦とは、北九州の成熟度も違います。
先月からのリーグ戦6試合で4勝2敗、敗れた神戸戦も2-3と食い下がっています。そして天皇杯2回戦でも鳥取に2-0で勝利。下位争いからの脱却をかけて、勢いのままに開幕戦のリベンジを果たすべく乗り込んでくることでしょう。
総失点が44のカターレに対して48と若干多いけれどほぼ同じくらい。しかし、総得点は29に対して38と、大きく開きがあります。渡 大生、池元 友樹といった攻撃の中心選手にいかに仕事をさせないかが課題となってくるでしょう。
開幕戦がそうであったように、まずは先制点、さらには追加点を挙げることによって攻撃の勢いを削ぐことが何よりの勝利への近道ではないかと。どんなかたちでもいい、まずはリードを奪うこと。できることなら我慢比べの展開は避けたいところです。どう考えても、好調の中にあるのは北九州のほう。勢いに乗る力というものも、やはり相手のほうに分があることでしょう。
むしろ、リードして初めて互角くらいの気構えでいたほうがいいのかもしれません。

守備陣の故障が相次ぎ、苦しい状況が続いているカターレ。
特別指定の内田を登録直後にしてスタメン出場させたり、その内田が出場できなかった天皇杯では4バックを敷いたり。
今節は再び内田の起用で3バックとするのか、はたまた4バック体制を続けるのか。いずれにせよ、無失点で抑えることこそが勝利につながるとの気概をもって挑まねばならないことは確かです。
愛媛戦は無失点を成し遂げたとはいえ、相手の決定力不足に助けられた面も。そして天皇杯山形戦では、またしてもリードしながら60分台に失点して追いつかれてしまうという悪癖を繰り返してしまいました。結果論ではありますし、もし、の話をしても仕方ないですが・・・それでも、そんな悪い意味での「いつも通り」でなければ、勝てていた試合。それを落としてしまったという意味を、もう一度問い直さねばなりません。
それでなくとも、前述のようにどうあっても勝たねばならない試合。それを勝ち切ることが今後につながる力になるだけに、気概はもちろんとして、無失点を結果で示す必要があります。できれば、じゃない、やるんだ!ということで。

勝つためには得点が必要不可欠ですが、それをいかに成し遂げるか。
やはり、ここは白崎の2試合連続ゴールに期待したいところです。山形戦の2ゴールは、いずれも実力で奪ったゴールでした。偶然や運よく、といったものじゃない。それまでのゴールに向かう動き出し、相手をかわすテクニックなどが積み重なって成し遂げられた結果であることが見て取れました。
もちろん、せっかくのゴールが勝利につながらなかった無念さはあることでしょう。けれど、それを今度こそつなげるために。ひとつ移籍後初ゴールという結果を残したのだから、さらに踏み込んで、今度はリーグ戦初ゴールを、そしてホームのファン・サポーターに歓喜を届けてほしいと願わずにはいられません。
山形戦での無念といえば、西川にしてもそうでしょう。どフリーの状態で決めるだけのシュートだったのに外してしまい、山形にとどめを刺すことが出来ず、それが結果として敗戦につながってしまったという。FWとしてのプライドが揺るがされてしまうような、あってはならない失態であったことかと。
無論、それを悔やむだけでは何も変わりません。反省はあってしかるべきですが、それを反骨心へと変え、ゴールを挙げる執念へと昇華させねばなりません。ピッチでの失態はピッチで挽回するよりほかない。ならば、それを実践するまでのこと。期待に応えるゴールを願います。

今節は、カターレ創設以来6年目で初となる市町村サンクスデー砺波市の日。
砺波市民としては、なかなか実現しないことにやきもきさせられたりもしましたが・・・それだけに。開催されるからには勝利とともにあってほしいのは道理。むしろ、今後も続くであろう砺波市の日を「砺波市の日ならば勝ってあたりまえ」くらいにしてほしい。その、まず最初の1勝を今節成し遂げていこう!ということで。
ならびに、今節はJ2参入から200試合に当たる節目。ここまで50勝51分け98敗と、大きく負け越してはいますが・・・まずは、狙うは51勝目であって、99敗目など先送りにしなければ。
残り10試合、待ったなし。
認めたくはありませんが、このまま勝てないようであれば最下位、降格も十二分にあり得る位置にいることは確か。
昨年の残留争いの辛さ、苦しさを知るからこそ。
やるべきことは、シンプル。勝てばいい。勝ち続ける限りにおいて、降格などないのだから。
やるべきことが確かならば、あとはやるだけ。
ならば、勝て!!
勝って、対北九州戦2連勝を成し遂げろ!!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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【J特】雑記(仮)  アウェイ・山形戦

2013-09-10 07:05:09 | カターレ富山
5月の対戦から4カ月、今年2回目となったアウェイ山形戦。そのレポートなんぞを。

さすがに2度目となれば気分的にも楽に行けるってなもんで。
まだ夜明け前の午前4時過ぎに自宅を出発。およそ440キロの旅路の始まりです。
前回の行きで間違えてしまったところの新潟中央JCTから日本海東北自動車道への切り替えも着実にこなし、荒川胎内ICで降りて一般道へ。やはり、経験って大事だね、と。
山間の国道113号を抜け、天童市へ。休憩を挟みつつの道のりは、約6時間かかりました。

スタジアム行きの前に、前回も行ったところの商店街へ。
グリーンモール天童の一角、菓子司大坂屋。


そこで、一番人気というもちもちシューを購入。前回ここで買い物をした際におまけで1個いただいたのがすごくおいしかったので、今回はこれを目当てに。
スタジアムの近隣商店街だけあって、店にもモンテディオ山形のポスター。チームを支える地域密着の意識も高いようで、富山サポーターが6時間かけて来ました、と言うと、どうぞ休んでいってくださいとコーヒーを振舞われました。ご厚意に甘えることに。
「つい2週前に山形さんと対戦して、富山出身の中島裕希に決められて余計悔しかったですよー」などと、おかみさんとしばし歓談。
なんだかなー、テレビ番組の街角探訪で見るようなシーン。これぞまさしく、おもてなしの心!
なんとも、ほっこりとした気分にさせられたのでした。

スタジアム到着が10時30分ごろ。開場が12時ということでいささか早すぎな気もしましたが、それでも余裕をもって行動することは大切。旅先では特に。
その後、開場時間となったので一旦入場して荷物を置き、それから腹ごなし。

リーグ戦と天皇杯ではスタグルメの出店数も違うかな、というところでしたが、それでも前回来たときにも見た出店が。スタグルメという観点からも問題なく、“ならでは”の味を堪能。

前回も食したところの、炎のカリーパン。山形牛入りのものをいただきました。やはり、これを食したらNDスタに来た、って感じがします。

冷やし肉中華、そして山形名産・玉こんにゃくも併せて。美味しゅうございました。


さて、天皇杯。
管轄が違うのでリーグ戦のチケットが使えない。てか2週前に圧勝したばかりの富山だし、別にいいかな・・・ということがあったかどうかはわかりませんが、前回対戦時には7292人入っていたスタジアムが、この日は2037人。まぁカターレ側の応援人数もリーグ戦のそれよりかは少なめであったのでお互い様ではあるのですが、いささか寂しい感じも。
それでも、観客数と試合内容とは別問題!今度こそは勝つ!と気合をいれて臨んだ・・・のですが。


雨の降り続く中での応援も実らず。3度のリードを守れず、悔しい敗戦となってしまったのでした。
この日掲げた、メッセージゲーフラ。

もちろん、「1-3の惨敗を繰り返すわけにはいかない!」というメッセージを込めたものだったわけですが・・・。
今回、天皇杯では3度目となるPK戦だったのですが、過去2度のように勝ちあがることが出来なかったという結果を踏まえて見ると・・・なんとも、皮肉としか言いようがありません。

気落ちしたところに、帰途の雨のなかでの高速道路走行は、なかなかにきつかったです。それでなくとも、早朝出発からの疲労もあったというのに。
走行中、やはり眠気が。無理しても危険なだけなので、途中で仮眠を挟みながらの道中。
そんなこんなで、帰宅したのは翌日午前2時ごろでした。

アウェイ戦行きの毎度恒例行事であるところの〆の牛丼も、やはり気分的にイマイチ。なんともはや。

これで天皇杯敗退ということで、おそらくは浦和が相手であった3回戦行きプランもご破算。
次回はガンバ大阪戦です。強豪相手に苦戦は必至でしょうが、それでもはなから負けてしまうことを前提にするわけにはいかない・・・というか、勝利を信じて応援に行くのであって。
相手がどうあろうが勝つ!との誓いとともに、来月の万博行きへと思いをはせるのでした。
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