行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

変えられなかった「いつもどおり」。ドロー決着で最終戦を飾れず  FC琉球戦

2015-11-25 04:21:22 | カターレ富山
1-1のドロー。
2015シーズンの締めくくり、その集大成として力を発揮しなければならない試合でしたが。ある意味、集大成と言えば集大成という試合であったかと。
J2復帰への道を断たれ、そのなかでも意地を見せねばならなかった状況で。勝ってホーム最終戦を終えたとはいえ、内容的にはとても褒められたものではなかったのなら、このシーズン最終戦ですべてをぶつけ、あるいはシーズン最良の試合として締めねばならなかったのは、当然であったのに。
また、繰り返し。
また、「いつもどおり」
チャンスをものにできないまま攻めあぐねているうちに先制ゴールを許してしまう、であるとか。
オウンゴールというかたちで追いついたものの、その勢いをかって逆転に結びつけなければならなかったところ、それを果たせなかったとか。
連勝が出来なかった、続かなかったことが昇格争いにかすりもせず終戦という結果につながってしまったことは明らか。なのに、3連勝フィニッシュを果たせなかったとか。
要するに、「ここぞ!」という試合で勝ちきれない勝負弱さ。
力を発揮すべき場面でそれができない不甲斐なさ。
負け試合が引き分けで良かったね、じゃない。勝つべき試合で勝てなかったという問題に比べたならば。
「勝って当然」とか「力をみせつけての勝利」といったポジティブさというものを、最後の試合でもやはり発揮することは叶いませんでした。

最終成績 14勝10分け12敗 得失点差+1
正直なところ、そんなに勝っていたのか?という印象がぬぐえません。
会心の勝利というものがほぼ無かった一方で、なんで勝てない?、なんでそんな弱さを晒してしまっているんだ?、というネガティブな試合が多々。
ここで勝てば!という試合を落とし、勝利を自信と力に変えていく好サイクルに組み込めなかったこと。
その繰り返しが招いた結果というならば、この最終戦は、まさにそんな象徴のような試合であったかと。

1年を通じて、選手たちはそれぞれ頑張ってきたことと思います。
けれども。
頑張るだけでは、ダメ。結果を残せなければ、ダメ。
そういった意味では、ファン・サポーターの期待に応えるサッカーが出来ていたとは、とても言えません。
快勝と言える勝利を挙げてファン・サポーターを沸かし、「応援してよかった!」という充実感を還元するという戦いが・・・出来ていたとは、とても言えないシーズンでした。
足りていなかった。
目先の1勝すらおぼつかず、勝つこと、勝ち続けることから生まれる相乗効果というものに、とんと縁がなかったこと。
一方で、「またか」という同じ失敗は繰り返してしまっていたりと。ポジティブ要素は引き継げないのに、ネガティブ要素だけは引き継いでしまうとか。
力を十二分に発揮して勝ち続け優勝・J2復帰を果たすというその必達目標に、遠く及ばなかった現実。

厳しいですが、結果でしか判断されないのがプロスポーツというもの。
「今年ダメだったから、来年」なんて軽々しく言えないほどに、優勝争いにかすりもしなかった実績というものは、重いです。
覆水盆に返らず。
終わってしまった結果を嘆くのではなく。そこからいかに這い上がるか。
さんざん下位に低迷し、挙句ぶっちぎり最下位で降格、さらにはJ3でも振るわなかった。
この厳しすぎる現実に、どう向き合うのか。
ここでなぁなぁになってしまうようでは、この1年が無駄になってしまうことは避けられません。
これまで見せられなかったところの「本気の向上心」というものが無ければ、来年も悪い意味で変わらない、同じことの繰り返しとなってしまう、そんな気がします。
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第39節  FC琉球戦

2015-11-23 02:27:03 | カターレ富山
カターレ史上初となる、アウェイで迎えるシーズン最終戦。2015シーズンの締めくくり、遠く沖縄県総合運動公園陸上競技場にてFC琉球と対戦します。
1年でのJ2復帰を至上命題に掲げながら、それを成し遂げることが出来なかった今季。「J3で良かった」などと思えることなどなにひとつなく、つらいこと、苦しいこと、無念なことばかりが募っていた1年であったように思います。
それでも。
この1年が全くの無為、無駄であったとは思えないし、思いたくない。
今季の反省とともに来季の巻き返し、飛躍を期すのであれば、なおのこと。4試合連続負けなしで迎える今節、今季2度目の3連勝で締めくくるために。持てる力を惜しみなく発揮し、勝利を富山に持ち帰らねばなりません。

本来であれば、今季4度目の対戦となるはずであった琉球戦。リーグ戦1分け1敗、しかも無得点という対戦成績からの捲土重来を期して臨むはずであった天皇杯1回戦での対戦は・・・県大会決勝で富山新庄クラブに敗れてしまったことによって、その舞台に立つことすらできませんでした。
琉球はその天皇杯1回戦で、5-0という大差でもって新庄クラブを圧倒。1週間前にカターレが示さねばならなかったはずの、格の違いを見せつけた、万全のサッカーでした。
天皇杯敗退が直接の引き金となるかたちで監督が更迭されたことを思えば、やはり、「もし天皇杯1回戦での琉球戦が実現していたら」と思わずにはいられないところではありますが・・・それも、今となっては詮無いこと。今節ここに至っては、今季3度目の対戦に全力で挑むよりほかなく、過去2戦挙げられなかった勝利を今度こそ実現せねばなりません。

その琉球ですが、ここ最近に限って見れば、4戦負けなしのカターレに対し6戦連続勝ちなしと結果が残せていません。前節の対戦にしても対照的。前半アディショナルタイムという嫌な時間帯に先制されてしまったものの、後半の頑張りで逆転勝利を挙げたカターレ。一方の琉球は開始早々の7分に福島に先制されながつつも前半終了間際に同点ゴール。ただ、後半は攻めあぐねてドロー決着。
とはいえ。こちらが好調だから、相手が不調だからとすんなりいくとは、どうにも思えません。
前節のカターレがそうであったように、今節ホーム最終戦の琉球が勝利で締めたいと気合を入れるのは当然のこと。それに加えて、2013年から指揮を執ってきた薩川監督のラストゲーム。勝利で花を持たせたい気持ちはいつにも増して強いことでしょう。
琉球にとって富山戦は無失点で1勝1分け。いずれも楽な試合ではなかったにせよ、かと言って恐れて萎縮する相手でない、それこそ天皇杯で“対戦できなかった”ようなチーム。勝利のために万全を期して待ち構えていることかと。

そんな相手の事情もありながら、空気を読むことなく勝ちをかっさらわねばならないカターレ。
今季は連勝できなかったことがすなわち上位進出がならなかった要因であることは明らか。そんななか挑む、今季2度目の3連勝。遅きに失したとは、もはや言うまい。出来なかったことを悔いるのは、今節勝って3連勝を成し遂げたあとからでもいい。四の五の言う前に、まず勝てと。
6試合連続勝ちなしとなっている琉球の不調は、ひとえに先制点が奪えない状況が続いているが故。慢性的な得点力不足で上位進出を阻害されてきたカターレにとっては、まったくもって他人事ではない悩みですが。
だからこそ、先制点。
琉球戦過去2試合は無得点ながらも、チャンスそのものがなかったわけではなかったカターレ。言い換えればそのチャンスをものにできなかった、ということでもあるのですが。
今節はその流れを早々と断ち切ることで、前節の福島のように、前半のうちから得点を挙げることによって琉球に「あぁ、またかよ」という雰囲気を味わせたならば。
そのために、先制点。
敬介の3戦連続ゴールへの期待はもちろんですが、ここは、エースたる苔口の働きに期待したいところです。
その武器であるスピードと突破が真価を発揮したならば、そうそう止められないはず。そこで、ゴールという結果を残すことによって勝利への意志を明確にアピールしてほしい。そして、その意思がチーム全体に伝播、もちろん狙うは無失点勝利、という良い流れを引き込む、そんな役割を担ってほしい。そう願います。

琉球にとって薩川監督のラストゲームで負けられない、という思いがあるように。カターレにとっても、それはあります。
海外挑戦への意志を示しチームを離れることを決意した、今季キャプテンを務めたタイジロー。
そして、実質的な安間体制始動となった2011年以来、チームに力を与え続けてくれた大西・池端。
この1週間で、3名の選手が今季限りで契約満了となることが発表されました。いずれも長きに渡ってカターレファン・サポーターに親しまれてきた選手。彼らにとってもラストゲーム。まだシーズン終了前、この試合を残している以上、振り返るのも来季を見据えるのもいささか早くはありますが、それでも。
勝って笑顔でシーズンを終えたいのはどちらのチームも同じ。ただ、それが出来るのはどちらか1チームだけ。
だったら。
最後に笑うのは、カターレでなければならない。その強い思いを、試合で十二分に発揮し、実現しなければならないのです。

苦しかった、つらかったシーズン。だからこそ、勝て!!
沖縄土産は、勝ち点3!
3連勝という結果でもって、カターレ富山の意地とプライドの証とせよ!!

勝たれ!!!富山!!!!!
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逆転勝ちで連勝。ホーム最終戦を白星で飾る  グルージャ盛岡戦

2015-11-17 05:33:07 | カターレ富山
2-1で勝利!
あいにくの雨模様とはいえ、動員2780人どまりはホーム最終戦にしてはいささか寂しい数字。そういった部分でもやはりJ3降格の影響を感じずにはいられなかったところではありますが。
そんななかでも、駆けつけたファン・サポーターの期待に応えねばならないという部分については、なんら変わりなし。
嫌な時間帯に先制点を許してしまうという難しい試合でしたが、それでも選手たちは勝利に向けて奮起。今季3度目となる逆転勝利を挙げ、その期待に応えてみせたのでした。

試合の序盤は、今季これまでよく見てきたところの「いつも通り」の展開。悪い意味で。
前への意識を徹底している盛岡に対して受けに回り、半面、たまの攻勢には勢い無し。雨で滑りやすくいつも以上に気を遣わねばならないコンディション、ミスも重なり、そこからピンチも。
中でも・・・これまで何度も見てきた「横を向いたサッカー」が。「そこは前に出ていくべきだろ!」という場面で、スピードダウン、横パス、バックパス。
タイジローなどが前線に放り込むパスを出すも・・・意図はわかるものの、精度の面でなっていない。相手GKへのパスなのか?とか。
悪い意味で、見慣れた光景。今季、こんなシーンがどれだけあったことか。あいもかわらず、得点のにおいというものに乏しいサッカー。
ホーム最終戦は今季の集大成、というのは、そういう意味ではないのに。
前半は相手の8本に対して、わずかにシュート3本。それも、ほとんど印象に残らないような。
そんななか、前半アディショナルタイム。
また、やってしまった。大事な時間にこらえきれない悪癖。4試合ぶりスタメンとなった江角がゴール前で処理しきれずこぼれたところをかっさらわれて先制ゴールを許してしまったという。
「後半アディショナルタイムでなくてよかったね」としかコメントのしようがない展開でした。

同点、逆転を目指すこととなった後半、開始からタイジローに代わって朝日を投入。この采配が功を奏しました。
ボールの所持、そこからの展開に明らかにメリハリがつき、カターレペースに。
63分、サイドから上がった苔口が絶妙なクロス、それを敬介がゴール前で胸トラップでおさめると、迷わずシュート。グラウンダーのボールがゴール隅に決まり、同点!
前節に今季初ゴールを挙げた流れをこの試合でも活かそうという気概が生んだゴールであったかと。いくら良いボールが供給されたからといって、それを慌てて蹴っていたのでは決まらなかったであろうシュート。意識の高さがあったからこそ決まった、と言っても過言ではないかもしれません。
試合を振り出しに戻し、さぁ、ホーム最終戦勝利のためには勝ち越しゴールが必要、という展開のなか。
逆転を狙って果敢に攻めるカターレ。その意思が、72分、結果に結びつくことに。
北井の上げたクロスに合わせたのは2点目を狙う敬介。すると飛び出してきたGKと交錯、PK獲得。
盛岡側はその判定に大いに抗議したものの、下された判定が覆ることはなく。それがサッカーというものでしょうか。それを言うなら、前半は特にこちら側のほうが抗議したい判定が多々あったくらいで。とは言うものの、気持ちはわかります。カターレとしては、こういうシチュエーションでは逆のパターンがもっぱらであっただけに。
さておき、PK。
今季のPKと言えば、第10節のYS横浜戦では馬渡が決意の志願も失敗、なにより天皇杯県大会ではPK戦の末に敗退と、どうにもこうにも良い思い出がない。
けれども、そんなことを言っている場合ではなく。ホーム最終戦勝利のためには、是が非でも決めなければならない重要な場面。
プレッシャーのかかるなか、北井が落ち着いて決めてくれました。GKの逆を突き、見事にゴール!待望の逆転ゴールを挙げたのでした。

その後は盛岡の反撃もありながらも、じっと我慢の時間帯。それでも辛抱強く耐えるカターレ。
一方でただ単に守りを固めるだけでなく、CKの場面でも次の1点を狙いにいったりと、最後まで勝利への意志を貫き通したのでした。
そして、タイムアップ。
ここ2年連続でホーム最終戦は黒星であったところ、2012年以来の勝利でファン・サポーターの期待に応えてみせたのでした。

内容的には、100点はあげられないゲーム。むしろ、反省点のほうが多かったかもしれません。
けれども、そんななかにあっても結果を求めていくということはどういうことか?それを考え、実行し、結果につなげた。
難しい試合であっても、そこからどうするか?どうすべきか?―――今季を通じて常に問われづづけてきた課題であったように思います。
手探りのなか、もがき苦しみもしたなかで、それでも答えを追い求めてきた今季。
J2復帰という目標達成は叶いませんでした。
ただ、そのなかにあっても得た経験、積み重ねてきたものは、やはりかけがえのないもので。
未だ、道半ば。
今節のこの試合にしても、道のりの厳しさを改めて実感させられるような、そんな試合であったかと思います。
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第38節  グルージャ盛岡戦

2015-11-15 01:46:59 | 日記
早いもので、3月に開幕したJ3リーグも今節がホーム最終戦。ファン感謝祭が行われた先週の試合なしを経て、2週ぶりとなるこの試合、グルージャ盛岡を迎え撃ちます。
クラブ発足以来、ホーム最終戦がシーズン最終戦でないのは初めて。J2・J3入れ替え戦の影響で多少の早まりはあるにせよ、それでも11月下旬にあるのが普通だったことを思えば、この11月中旬のホーム最終戦はいかにも早く感じます。それでなくとも、昨年の対戦クラブ数21に対して今年は12。3クールながらも前節のように試合なしも挟んでいたことからも、「え?もう?」という思いが強いです。
今節を含めてあと2試合あるなかで振り返るのもいささか早いようにもおもえますが、それでも。
つらかったこと、苦しかったことばかりであった一方で、歓喜に沸いたことがほとんどなかったように思えてならない今季。もちろん、盛岡との前回対戦を含めて劇的勝利というものに喜んだことはあったにせよ、それも苦しい試合を制してのもの。持てる力を存分に発揮して十全にファン・サポーターの期待に応えた試合は・・・残念ながら、これまでほぼなかったと言っても過言でないかもしれません。
だからこそ。
シーズン最終戦のアウェイ琉球戦を残しているとはいえ、ほとんどのファン・サポーターにとっては今節が今年最後。地元で期待に応えた試合をするのはこの機会よりほかないのだから、勝って期待通り、それ以上の結果でもって応えねばならないのは自明の理。勝たねばならない理由しかありません。

11位・盛岡とはこれまで1勝1分け、いずれも無失点―――と言えばカターレの優位のように見えますが、実際はそんなことは無く。スコアレスドローで引き分けた第3節は、江角の好セーブでもってなんとか拾った勝ち点1。第25節は試合終了間際まで0-0であったところ、アディショナルタイムにレンペーの決勝ゴールが決まって勝った薄氷の勝利。2戦負けなしと言いながらも、逆の結果でもおかしくなかった対戦でした。
盛岡のほうも、富山に対してこれまで勝っていないという苦手意識よりも、今度こそ勝つという気合のほうが上回っているであろうことは想像に難くありません。
カターレが3戦全敗してしまった2位・町田に対して1勝2分けと負けなし。3位・長野にも勝利している盛岡。その上位食いはいずれもアウェイで1-0の粘り勝ちという。堅い守備からチャンスをうかがい続け、決定機をものにして勝つというプランは、今節でもしっかりと引き出してくることでしょう。実際、前回対戦でも最後の最後で失点したとはいえ、ほとんど零封出来ていたのであって。その手応えをもって、今節もまた堅固な守備を敷いてくるはずです。
それを打ち負かすのはなかなか骨が折れるでしょうが、それでもやらねば。
万一先制点を許してしまったならば、その守備力に自信を与えてしまうだけ。ただでさえ決定力不足に泣いてきた今季のカターレに逆転を期待するのは・・・正直言って、酷なようにさえ思います。
ならばこそ。負けなしが続いているここ3試合は全て開始15分以内の早い段階に先制したように。今節もまた先制点をもぎとって試合の主導権を握り、その上で反撃を断ちつつ追加点を狙っていくという展開に持ち込まねばなりません。
勝つために得点しなければならないのは当然として。気を緩めることなく零封しなければならないという強い意志をもって立ち向かわねばなりません。

期待したいのは、敬介。前節、遅まきながら今季初ゴールを決めてひとつ残した結果を、今節にもつなげてほしいところです。
最前線の苔口とともに、その持ち味を活かしたスピードでもって相手陣内深くに切り込み、チャンスをものにできたならば。なかなかゴールにこそつながってはいなかったものの、それでも、気迫あふれるプレーぶりは見せてきただけに。ホーム最終戦という舞台で、是非ともファン・サポーターにゴールシーンを見せて応えてほしい。そう願います。
そして、守備陣では平出。ディフェンスリーダーとして、なんとしても零封してやるという意地を見せてほしいです。
いかに富山戦初勝利に燃える盛岡にとっても、やはりこれまで無得点という事実は否定できない要素であって。そこに今回もまた立ちはだかり、「あ、またダメかも」という不安と隙を生み出させるような、そんなディフェンスを願うばかり。むしろ、チャンスすら作らせないほどの出来であれば言うことなしですが。

残り2試合で、4位・相模原との勝ち点差は6。相模原の2連敗とカターレの2連勝で、他力本願ながら4位浮上の可能性があります。
一方で、直接対決を残した9位・琉球との差は5。9位転落も十分にあり得る厳しい状況。
それでも、やれることをやるしかない。
一足早く今節の試合を終えた鳥取が勝利したため、現時点でカターレは勝ち点1差の6位。得失点差のことを考慮すれば、引き分けすらダメ、今節はなにがなんでも勝たねばならないところ。
J2においては、今季降格してきた大宮が優勝、1年でのJ1復帰を決めました。カテゴリ違いとはいえ上位からの降格という点で同じであったカターレは、それを果たせず。
どうにもこうにも、やるせない思いはあります。
けれど。
苦しいシーズンでしたが、だからこそ。ここで意地を見せずしてなんとするか、ということ。
ファンの期待に応える、実質的に最後のチャンス。ならば、勝たずしてなんとするか、ということ。

だったら、勝て!!!
勝つしかない戦いを、勝て!!!
勝って、ホームに歓喜を届けろ!!!!
不退転の覚悟で臨め!!!

勝たれ!!!富山!!!!


追伸
ホーム最終戦を前に、日高の契約満了が発表されました。
J2復帰を目指すための大きな戦力としての期待を受けて加入。SBとしての守備はもちろん、プレースキックのキッカーとしてもその力を発揮、活躍してくれました。
ただ、ケガに泣かされて十二分に活躍できたとは言えず。本来であればシーズン全試合スタメン出場くらいしてほしかったところ、23試合出場にとどまりました。
言ってはなんですが、層が厚くないカターレ守備陣。経験の足りない選手も多い。そのなかにあって経験に裏打ちされた実績を持つ日高の存在は貴重であったでしょうが・・・ざんねんです。
今後の去就についてはまだ明言されていませんが、とりあえず、お疲れさま。
富山に来てくれてありがとう。
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課題に挑んだ成果を発揮。複数得点・零封で勝利!  Y.S.C.C.横浜戦

2015-11-02 23:57:56 | カターレ富山
2-0で勝利!
前半終了間際の失点で同点に追いつかれ、結局勝ち越せずに引き分けた前節・鳥取戦。前々節のJ22戦では後半開始直後の47分に失点。その前の町田戦でも48分に失点。ここ最近は、そういった節目での頑張りが効かないことが課題となっていましたが。
今節は、逆にそういった節目のひとつであるところの試合開始直後、2分に敬介の今季初ゴールによっていきなり先制点。さらに前半のうちに苔口の今季7得点目で追加点を挙げて優位に試合を進めるという理想的な展開にもっていくことに成功しました。
後半に3得点目を挙げてとどめを刺すことはかなわず、ベストとまでは言えない内容ではありましたが、それでも。もうひとつの課題であったところの節目の守備でしっかりと守りきり、6試合ぶりの無失点を達成。3試合連続スタメン起用となった永井にとっては、初の零封となったのでした。
敬介、苔口という攻撃陣の決めるべき選手が決めて試合の主導権を握り、優位に進め。
そして集中力を切らすことなくしっかり守りきり、零封。
「立ち上がりの失点に尽きる。先に点を取られて、ボールを奪いにいくところとステイするところの使い分けができない状態になった。」とは、YS横浜の有馬監督のコメント。痛い時間帯に喫した失点に動揺してペースを乱す、という経験は前述の例に限らず何度も経験しているカターレにとっては、とても他人ごとではないことではありますが。
だからこそ。やられる側ではなくやる側になってしっかりと結果に結びつけることができたということは、素直に喜んで良いかと思います。

勝ち点3を積み重ね、暫定ながら5位をキープ。今節試合のなかった4位・相模原との差は3。
次節が試合なしで6位鳥取・7位福島との差が3と、予断を許さぬ状況ではありますが。
それでも。残り2試合も勝って3連勝フィニッシュへ、そして少しでも上へ―――そんな思いに火をつける勝利とすることができたのではないかと思います。
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