行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】発揮できなかった継続性。先制しながら逃げ切れず、またも長良川で勝てず。  FC岐阜戦

2011-11-28 23:58:45 | カターレ富山
1-1のドロー。
前節の劇的勝利によってつながった、目標達成の可能性。それを受けて、連勝を期さねばならない戦いでした。しかし、その前節の勢いを今節につなげることができませんでした。
これで、今季の3連勝達成の可能性が消滅。あまり良くない意味で、いつも通りだから、ということなのかもしれません。
つまり、勝った勢いを継続できないということ。
もちろん、対戦する19クラブは皆違ったチームであり、同じクラブとて、対戦時期によって全く同じではありません。そんな相手に対して、安定して立ち向かっていける力というものが、やはり今のカターレには足りない、ということではないかと。
最下位だから勝てるというものでもないし、それほどまでに力の差はないでしょう。それでも、ただなんとなくでは、岐阜も最下位にはならないでしょうし。そこを突いて、撃破することができませんでした。せっかく先制しながら、勝てませんでした。
シーズン当初、強豪を相手にすると萎縮してしまうふしがあって、そこでうまくいかず自滅、というパターンがありました。最近はだいぶ解消され、強豪中の強豪、鹿島にすら真っ向から挑んで行けたこともありましたが。
その一方で、先の岡山戦もそうですが、力の差があまりない相手に屈してしまうケースも。今回も、そのパターンと言えましょう。
別に、強大な力で相手をねじ伏せろ、というのではありません。カターレを卑下するものではありませんが、正直なところ、そんな力はありませんし。
ただ、相手がどうこうではなく、しっかりと自分たちのプレーをする―――それが徹底され、どの試合でも力を発揮できていたなら・・・やはり、現状はそれができていない、と。連勝を期しながら成し遂げられなかった、結果が物語っています。
まだまだ、強いチームとなるには道半ば。
しかしながら、そのなかで“甘さ”が出てしまったのが、このドローという結果だったのではないかと。
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【J特】第37節  FC岐阜戦

2011-11-27 09:39:58 | カターレ富山
今季も残すところあと2戦。シーズン最後のアウェイ戦は、長良川競技場に乗り込むFC岐阜戦となります。
昨季開幕戦が同会場だったことを思えばえらく久々となるアウェイ岐阜戦ですが、そのときは先制点を挙げてPK阻止までしながら逆転負け。一昨年もドローに終わり、これまで長良川では勝っていません。だからこそ、今度こそ勝たねば。
なによりも、シーズン目標の13位の達成については、負けたら終わりで引き分けでも駄目、勝ってすら他チーム次第という状況。正直、とても厳しい状況です。とはいえ、勝たないことには実現の可能性すら消えてしまいます。
ならば、勝たねば。

必勝を期して臨む今節、相手は最下位確定チームではありますが、それはなんの参考にもならないかと。たとえ最下位でも、ホーム最終戦くらいは勝って気持ちよく締めくくりたいという意気込みで来ること確実。去年から今年にかけて長らく低迷したカターレに、その気持ちがわからないはずがありません。事実、カターレも去年の最終戦は、勝てなかったとはいえ2点差を逆転したくらいで。
しかし、だからこそ。
わかるからこそ、その上を行かねばなりません。目標達成に向けた確固たる信念を、見せつけねばなりません。
油断は禁物。そして、相手にのまれてはいけない。
まだなにも成し遂げていない以上、やるべきことは勝つことだけです。

前節はロスタイム逆転勝ちという劇的な展開で勝利したカターレ。
しかし、内容はほめられたモノではありませんでした。当然、全力を尽くして延長まで戦った鹿島戦から中2日、しかも雨の降るコンディションという影響もあったことは確か。それでもやはり、武器である積極的なプレスが機能せず、相手にペースを握られてしまう展開となってしまったことは、やはり反省すべき点かと。
それでも、勝った。内容が悪くとも勝って、望みをつないだ。
それが活きるかどうかは、今節にかかっているとも言えるでしょう。せっかくつないだ希望が、今節あえなく敗れて無駄になってしまった、では何の意味もありません。前節の反省を踏まえ、さらに次節へ希望をつなげるために。是が非でも勝たねばならない一戦かと。

鹿島相手にも機能したという攻めるような守備が、今節も発揮できるかどうか。もちろん最終的に勝敗を決めるのは得点力であることは確か。しかし、良い守備があって、それが良い攻撃につながるということは、前節にも痛感したはず。後半開始直後という、悪い意味でのいつもの展開で失点してしまいながらも、その後、勢いに飲まれることがなかった。それが、逆転勝ちにつながったのだから。
カターレの後半アディショナルタイム得点7に対し、岐阜も5。鳥栖を相手に4-4で引き分けた試合をはじめ、相手は粘り強いチームです。我慢比べになっても負けないようなねばりを、守備陣には求めたいです。

そして、攻撃陣。
前節、ヨンドクが負傷退場。その穴を埋めつつ、しっかりと連携して点を獲りに行かねばなりません。あるいは交代で入って決勝点をアシストしたリョーガがそのままスタメン起用ということも考えられますが、なんにせよ、後手に回らない強気の攻めが必要になってくるのではないかと思います。
油断まではしないと思いますが、それでも、岐阜は「富山くらいには勝たねば」という気持ちもあるはず。総得点のほうは岐阜のほうが多いくらいで、カターレの攻撃陣は、残念ながら脅威というほどのインパクトは与えられていないかと。
だからこそ、逆にしっかりとした攻撃の形を見せつける必要があるのではないかと。脅威とまでは言えないはずの攻撃陣にやられる焦りというものをしっかりと刻みつけつつ、優位に試合を進めることができたならば、自ずと得点も生まれることかと。
そのなかにあって、やはり苔口には期待したいところです。当然のことながら警戒はされているでしょうが、そのなかで、常に注意を引きつける存在であり続けることが求められるかと。それが他の選手を活かすことにもなり、一回りして自分を活かすことにもつながるでしょうから。
そして、セットプレーのチャンスには、大西のキックに期待したいです。下位に低迷したチームだからこそわかることですが、相手の技術をほめるしかないすごいシュートでの失点より、CKなどでガツンとやられるほうが堪えるはず。それを、やってやれ!と。そのために、精度の高いキックは不可欠。ここぞ!という場面で、しっかりと決めてほしいところです。

リーグ的には、鳥栖・徳島・札幌の昇格争いに目がいっていますが、それはそれ。
クラブの目標に向けて邁進するカターレの姿勢が、それらに比べて劣るものであるとは思いません。尊いものであると思います。
ホーム最終戦に勝利せんとモチベーションの高い岐阜は、厄介ではありましょう。しかし、モチベーションの高い下位チームを受けて立つ、ということは、これからのチームにとっては必要不可欠な経験。それを乗り越えて勝利を掴み取ってこそ、次なるステージへの扉が開くのではないでしょうか。
ならば、勝て。
勝って、下位の挑戦を退ける強さを手に入れろ!
目標達成に向け、進み続けるのみ!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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【J特】絶対にあきらめない執念!ロスタイム連続得点で逆転勝利!!  愛媛FC戦

2011-11-20 23:56:34 | カターレ富山
2-1で勝利!!
1点をリードされたまま迎えた後半ロスタイム、絶対的な苦境に立たされながらもあきらめない執念が実り、同点。さらにFKのピンチにファインセーブで勝ち越しを許さず、その流れから一気に攻め上がり、ロスタイムすら終わろうかという土壇場で決勝ゴール!
敗色濃厚、しかも相手は時間稼ぎをしているようななかにあっても、カターレ選手たちは皆、望みを捨てることなく集中していました。手にしかけていた勝利が遠のいたショックから、勝ちにいくか引き分け狙いかの判断が曖昧だった愛媛。それに対し、同点で良しとせず、一貫して勝ちを狙いにいったカターレ。その差が、結果となって現れた格好です。

疲労や雨で難しいピッチコンディションなどのマイナス要素があったとはいえ、試合内容はほめられたモノではありませんでした。あるいは、良い部分が出せないことで敗れてしまった前節・岡山戦の失敗を繰り返してしまいかねない・・・そんな試合。
それでも。
プレーに精彩を欠いたことへの反省は必要。ですが、劣勢にあっても勝利への揺るがぬ意志を持ち、それを結果に結びつけることができた選手たちについて、ここは掛け値なしに賞賛したいところかと。
もはや自力での達成がかなわず、人事を尽くして天命を待つ状態の、13位という目標達成への道。
しかし、その希望の灯火を、消しませんでした。
残り2戦。この試合で見せた執念を絶やすことなく、全力で勝利を掴み取るのみです。
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【J特】第36節  愛媛FC戦

2011-11-18 23:39:16 | カターレ富山
天皇杯3回戦の激戦から中2日。休む間もなくリーグ戦、ホームに愛媛FCを迎えます。
全力を出し切って王者鹿島に挑み、しかも延長戦。当然のように疲労が懸念されますが、そうも言っていられません。13位という目標達成に向けた歩みを止めるわけにはいかないのだから。
敗れはしたものの、自分たちのサッカーを体現することの重要性が再確認できた鹿島戦。その経験を、残り3戦全勝に結びつけなければなりません。
天皇杯で広島を下して意気上がる愛媛ですが、前回対戦で敗れた借りを返す意味でも、負けるわけにはいかない、勝つしかない戦いです。
累積警告により池端が出場停止。代わりにヨシタクかというところですが、メンバーがどうこうではなく、やりきるしかない今節です。
むしろ、試合間隔のなさをポジティブに捉えるべきところかと。鹿島を相手に敢然と立ち向かったあの手応えが残っている状態で試合を迎えることができる、と。
自分たちのサッカーができずに敗れた岡山戦から修正し、それを為すことができれば強豪にすらそうそう後れをとらない―――その経験を、さっそくリーグ戦にフィードバックするとともに、勝利につなげねば。
もちろん、反省を活かすことも大切。個の力、技術力で及ばず、ピンチを招いてしまったシーンも少なくなかっただけに、修正が必要です。

ここ11戦連続で勝利を挙げられていない愛媛。とはいえ、徳島、鳥栖といった上位に引き分け、そして天皇杯での広島撃破。上り調子のなか、2ヶ月ぶりとなるリーグ戦勝利を期して乗り込んできます。
思えば2年前。監督交代を挟んで8戦未勝利だった愛媛に敗れ、バルバリッチ監督に就任初勝利をプレゼントしてしまったことがありました。そして去年の最終戦では、2点差を逆転しながら最後の最後で追いつかれ、有終の美とすることができなかった借りもあります。
それらもろもろをひっくるめて。愛媛には、連続未勝利を12に伸ばして帰ってもらいましょうか。もちろん、連続引き分けを3で止め、4試合ぶりの敗戦をプレゼントする形で。

期待したいのは、鶴田。昨年所属していた愛媛に、恩返しを果たしてほしいです。天皇杯での接戦は、鶴田のがんばりがあったからこそ。今節も、その力を存分に発揮し、出場機会の無かった愛媛を見返してほしいです。
そして、同じく愛媛から期限付き移籍してきたヨシケンにも期待。ここ最近のコンスタントな出場は、カターレの一員として無くてはならない戦力となっています。愛媛との対戦に、思うところもあるでしょう。しかし、今は富山のヨシケン。成長した姿を見せつける活躍に期待です。

敗れながらも、天皇杯では最後の最後まであきらめることなく自分たちのサッカーを貫き通しました。そんな姿勢を今節も発揮できたならば、百戦危うからず!
目標到達に向けた揺るがぬ信念を、今こそ見せるとき!
天皇杯で勝ったチームと負けたチーム?そんなの関係ねぇ!
一戦必勝!それだけ!
勝って、勝ち点差2を追い越し順位を上げろ!
負けは論外、引き分けもいらない!ほしいのは勝利・勝ち点3!
勝たれ!!!富山!!!!!
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【J特】雑記(仮)  アウェイ鹿島アントラーズ戦

2011-11-18 23:28:21 | カターレ富山
5月の京都以来、半年ぶりのアウェイ戦行きだった今回。
平日開催のところ、こういうときに使わずしていつ使うよ?って具合に有休を使ってみました。当日と翌日の午前中をお休みしての参戦。2連休とする案もあったけれど、その辺は少しでも仕事するアピール・・・というか、印象を良くしておいて来月のシーズン最終戦も休まないとね、ってことで。まぁ、今回のあおりを受けて19日の愛媛戦がホーム戦でありながら自重しなければならない、というのもなんでしたが・・・(T_T)
ともあれ。
せっかく会社を休んでまで行くのだからと、張り切って行ってみましたとも。
そのレポートなんぞを、つらつらと。


史上最大の挑戦へ向けて、テンションも高くいつものメッセージゲーフラを作成。やるからには勝つのみというシンプルさで、悩まずに決定しました。

夜明けと同じ頃に起床、砺波駅を6時30分集合、出発。久方ぶりのバス乗車で、まずは腹ごしらえ。

やはり、ここはローソンとコラボ企画で現在発売中のカターレ応援弁当で決まりでしょう。カロリー的に朝から重い気もするけどキニシナーイ。
地鉄のバスツアーは、3台とサポーターグループのヘルバレーがチャーターした1台の計4台。規模としては過去最大かと。さすが、鹿島戦にはそれだけの価値ありということですなー。平日でなければ、もっと増えていたりしたのかなぁ。

休憩を挟みつつ、一路カシマスタジアムへ。
乗車しているのは、みんな平日にもかかわらず応援に行こうというカターレ馬鹿ばかりw ワイワイと楽しい道中でしたとも。
車中では4ゴールを挙げた鳥取戦や大金星のFC東京戦を流してモチベーションを高めておりました。
高速を降りてあとすこし、大洗海岸あたりにさしかかると、周辺の民家の屋根にブルーシートが張ってある光景がちらほら。未だ、震災の影響は消えていないのだなぁと。

そして、ほぼ予定通りに到着。


J1クラブの本拠地に、対戦カードとしてカターレ富山の名前・・・感慨深かったです。

震災の影響を受けたということで、スタンドに仮設された照明。

今度来るのがいつになるかわからないけれど、次は復旧後なんだなぁ、としみじみ。

この季節のナイトゲーム、やはり冷えました。

そんななか、スタグルメとしてモツ煮とハム焼きを賞味。温かいしうまいしで満足!

試合開始に先駆けて、メンバーが発表されましたが・・・驚きました。鹿島が、ガチ過ぎる!
そりゃ、前の試合から間隔も空いたということで、調整試合っぽくレギュラーも出してくるかも、とは思っていましたが・・・GKくらいは変えるだろ、と思っていたら曽ヶ端。
興梠、大迫、フェリペ・ガブリエル、野沢、新井場・・・先のナビスコカップ決勝で、「こんなチームとやらにゃならんとか・・・どうなんよ?」と青ざめたメンバーが、そのまま入っているとか。控えに田代、小笠原、本山とか・・・J1に疎い自分ですらわかる、代表レベル。
ちょ、おまっwwwって、半笑いな自分がいましたとさ。


そして、いよいよキックオフ。
スタンドにはYKKの皆さんも応援に駆けつけてくださいました。やはり、YKK ap 対 LIXIL の構図は意識せざるを得ないというか(^_^;) スーツ姿じゃ様にならないということか、ポンチョ着用で青装束に、手には青のバルーンスティック。アウェイ側席としての面目を保っていたと思います。
しかし、ホームの鹿島側がいささか寂しげでしたが・・・まぁ、平日&勝って当たり前の相手ではテンションも上がらなかったのでしょうか・・・(-_-)
まぁ、そんな鹿島側も、余裕は消えていくことになるのですが。

試合のほうは、本当にみんなよくやっていたと思います。
ジャイアントキリングの達成要件のひとつに「キーパーが当たっていること」があるそうですが、鶴田がまさにそんな勢いを感じさせました。相当数のピンチがあり、実際に神セーブが無ければ決められていた場面もしばしば。それだけに、失点シーンは悔しかった。2点とも、ピンチのあとのほんのわずかな隙を突かれての失点。特に延長戦の2点目は意識に体が追いつかずにやられてしまった、というふうでした。
果敢なドリブルでから仕掛けが魅力のヨンドクは、鹿島相手にも臆することなく勝負に行っていた姿が痛快でしたね。この経験は、必ずやリーグ戦にも活かされるはず。
そして、同点ゴールを挙げた「持っている男」、福田。負傷し頭をテーピングしながらも、鬼神のごとき活躍ぶり。この試合でもほとんどの空中戦を競り勝ち、その持ち味を存分に発揮していました。強豪相手にもまったくひけをとらない姿の頼もしいことと言ったら!
ゴールにこそ結びつかなかったものの、起点となる働き、そのスピードで大いに存在感を示した苔口、足がつるほど全力を出し切ったヨシタク、攻撃だけでなく守備でも要所を締める働きをした大西などなど、選手が一丸となって戦っている姿は、もはやJ2下位・弱小クラブのそれでは無かったかと。


しかしながら、力及ばず敗戦。それでも、喝采を贈るに値する戦いぶりでした。
この試合で得た経験をふまえ、リーグ戦残り3試合を全力で勝利せねば。


ジャイアントキリングは、ならず。それでも、いつか。
また会おう、カシマスタジアム。


旅の締めは、今度も牛丼並盛り。キャンペーン期間で、270円に割引クーポンがついてきました。
特盛りとならなかったのは無念ですが・・・。
締めのご褒美は、今度の岐阜戦で実現しましょうかね。
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