行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】雨中の奮戦も実らず。またも残留確定を逃す  湘南ベルマーレ戦

2012-10-29 23:00:54 | カターレ富山
0-2で敗戦。
結果としては、上から3位のチームと下から4位のチームの力の差がそのまま出たものとなってしまいましたが・・・。
負傷離脱の大西に代わって國吉が復帰のスタメン出場、ヨンドクとコーケンの出場停止は西野が代わるかたちで臨んだ今節。それぞれ久々の実戦となったわけですが、それを感じさせないプレーぶりだったと思います。それはチーム全体にも言えることで、ここ5試合負けていないホーム戦で勝利を挙げようという気迫がこもっていました。
前日まで晴れていたのに、狙ったかのように雨の中での試合となってしまった今節。それでも、試合内容は悪くありませんでした。積極性が足りずに敗れた前節・徳島戦よりも、ずっと良かったかと。
さすがに、相手は格上の湘南。そう簡単には攻め込めず、なかなかチャンスも作れませんでした。
しかし、そんななかにあってもしっかりとボールへとチャレンジし、あからさまなミスもそうそうありませんでした。
ただ・・・。八つ当たりなようで自分でも感心できないこととは知りつつも・・・それでも、前半、「それでイエローかよ!?」というようなカードの出されかたをしたのが、のちのリズムを悪くしたようにも思います。
さらに。
0-0で折り返し、さぁこれからという後半5分。
國吉のミドルシュートをキーパーがはじき、それを苔口が押し込む・・・はずが、ゴール脇に逸れ、先制点ならず。決まってさえいれば、また違っていたのでしょうが・・・。
そんな、こちらにとって良くない流れというものを、湘南は見逃してくれませんでした。
後半15分、CKからの流れの中、守田がはじいたところを押し込まれ、先制点を許してしまいました。
追う展開となったカターレですが、リードした余裕からプレーにも安定感が増した湘南相手に、そうそうチャンスも作れず。
そして、せめて同点に、という試合も大詰めの43分、駄目押しとなる2点目を決められ、勝負あり。
降りしきる雨の中、全力をもってプレーし続けたものの、その奮戦は報われませんでした。

繰り返しますが、内容は悲観的なものでは決してありませんでした。
そりゃ、湘南とは実力にかなりの差がある。劣勢を強いられてもやむなし。
しかし、それでも後ろ向きなプレーでなく、力が劣るながらもなんとかしてやろうという気概を見せていました。
ですが・・・それでも、なんとかならなかった。
劣勢を強いられつつも耐えしのぎ、チャンスをものにした結果、勝つことが出来た京都戦。それを再現しなければならなかったものの・・・やはり、簡単にはいかなかったかと。
6戦連続勝ちなしが続いていた湘南ですが、そんななかにあっても、勝負強さというものはカターレのそれを上回っていた、ということでしょうか。

これで、2試合続けて無得点の連敗。当然ながら、得点無くして勝利なし。なかなかに、厳しいです。
次の北九州も、やっかいな相手。前回対戦時にも逆転負けを食らっているように、いつも接戦になりながらもここしばらく連敗中。
やはり、課題は勝負強さ。
残り2試合にして、いまだ、残留が確定せず。
勝負強さ無くしては、勝利もおぼつかないでしょう。
この2連敗を、ただの負けで終わらせてはいけません。仕方ないで済ませてはいけません。
この悔しさを糧に、勝利を!
1勝の難しさというものは、今季これまでさんざん思い知らされてきました。
だからこそ。
敗戦をバネに、今度こそ!
辛くとも、苦しくとも、我々カターレ富山ファン・サポーターは、チームの勝利を信じます。

【J特】第40節  湘南ベルマーレ戦

2012-10-27 23:57:58 | カターレ富山
今節こそは、勝って自力残留を成し遂げなければなりません。
相手がJ1昇格を目指す湘南であろうが、関係なし。厳しい戦いが予想されるところですが、これまでだって楽な試合などひとつもなかったわけで。
やるべきことは、はっきりしている。ならば、それを結果へと結びつけるのみ。

前節は徳島に完敗し、7戦ぶりのしょうりを献上してしまう苦い結果に終わりました。
その意味では、今節も似たような状況と言えなくもありません。3連敗のあと3連続引き分けで、6戦連続勝ちなしの湘南。ここでまた久々勝利をくれてやるわけにはいきません。
それでなくとも、前回対戦時も8戦連続勝ちなし状態からの勝利を、後半アディショナルタイム決勝点というかたちで献上してしまっています。その勝利から盛り返し、J1昇格をうかがうポジションまで上り詰めている湘南。それとは対照的に、その敗戦が尾を引いて15戦連続勝ちなし、最下位にまで落ち込んでしまったカターレ。片や昇格争い、片や残留争いという、両極端の道を歩むことになってしまったのでした。
最下位からは脱したものの、このまま4連敗の可能性も、なきにしもあらず。
現在最下位の町田が3連勝でもすれば・・・可能性としては高くなくとも、無いわけではないのであって。
それに。
当初の10位以内という目標の実現は、無くなりました。しかし、だからといって最下位、降格にさえならなければあとはどうでもいいや、というわけでもないのであって。自力残留の可能性があるのならば、それを目指して全力をもって挑みかかるよりほかありません。

前節に引き続き、ヨンドクが累積警告で出場停止。今節は加えてコーケンも。さらに、前節途中で負傷退場した大西がメンバーから外れるとか。なかなかにやっかいな事態です。
とはいえ。
ベストメンバーでないことが勝てない言い訳にはならないということは、ほかでもないカターレに関わる全ての人がわかっていること。苦渋のシーズンとなった今季のことを思えば。
だからこそ、逆に開き直るべきところです。代わりに誰が出場することになろうとも、やるべきことははっきりしているでしょうし、遠慮などしている場合でないことは明らか。やるしかない状況なわけで。
たしかに、前節は大敗を喫してしまった。けれど、肝心なのはそれを引きずらないこと。残りは少ないとはいえ、3試合もある。間違っても4連敗などするわけにはいかない。
そのために、今節、勝って良い流れに再び乗らねばならないのです。
絶対に勝たねばならない戦いだった町田戦に敗れてしまったなかで迎えた岡山戦も、先制点を許してしまう苦しい展開でした。
しかし、そこで気合いを見せて踏みとどまり、ドロー。そこからまた盛り返して鳥取、京都と連勝を果たしたことは、記憶に新しいところです。
ならばこそ。
今回もまた、連敗することなく食い止め・・・むしろ、ここから3連勝を狙うくらいの気概が必要なところではないでしょうか。

期待したいのは、足助。
東京V、甲府に次ぐリーグ3位の得点力を誇る湘南の攻撃陣に対して、守勢に回っていても、いつかは決められてしまうことでしょう。もちろん堅い守備の重要度は言うまでもないながらも、それだけでは駄目で、その守備からいかにこちらの攻撃へとつなげられるかが課題でしょう。
そんななかにあって、守備陣のリーダー格である足助にかかる期待は大きいことかと。そのキャプテンシーでチームに安定をもたらし、反攻の糸口をたぐり寄せねば。
歯車が噛み合わないときには前節のように大敗してしまうこともありますが、それが噛み合ったならば、京都からも完封勝利を勝ち取ったほど。
相手攻撃陣を自由にさせない、しっかりとした守備の構築が必要不可欠。
それが成し遂げられたならば・・・湘南の選手にも、昇格争いのプレッシャーに加えて6戦連続勝ちなしの重圧がのしかかるのではないかと。前回対戦時こそ最後の最後でしてやられてしまったものの、今回も同じようにうまくいくと思ったら大間違いであるということを、プレーでもって教えてやらねば。
湘南にとっては、残り3戦が富山・鳥取・町田という下位チームとの連戦。昇格争いのなか、3連勝フィニッシュを至上命題としてかかげていることでしょう。
ならば。
その初戦で、下位だから簡単に勝てるなんて幻想を完膚無きまでに打ち砕いてやらねば。

最下位から降格という最悪のシナリオは、ここまで、やはり頭にありました。
しかし、それに屈することなく抗い続けた結果、あと1勝で自力残留確定という位置までこぎ着けることが出来ました。
やるべきことは、はっきりしています。
勝って、残留確定。
勝って、ホームで喜びを分かち合う。
最近5戦連続負けなしと、以前では考えられないホーム戦績。ここまで来たら、残り2戦も継続するしか、勝つしかないでしょうよ。
そのために、まずは今節。
他チーム頼りでない、自らの力で残留を勝ち取れ!為せばなるということを、結果でもって証明しろ!!
強豪撃破は、もはやノルマ。
勝って、底力を示せ!!
勝たれ!!!富山!!!!!

【J特】勝てない頃に戻ったかのような完敗。良さを出せないままに敗れる  徳島ヴォルティス戦

2012-10-23 23:59:15 | カターレ富山
0-3で敗戦。
3連勝がかかった試合であったのと同時に、最下位の町田が敗れたことによって、この試合で勝てば残留が確定したのですが・・・。
結果は、スコア以上のガッカリ感が漂う惨敗。ここ最近の上昇の気配はなりを潜め、以前の勝てないカターレに戻ってしまったかのようでした。
徳島に4ヶ月ぶりのホーム戦白星を献上してしまうことに。
そりゃ、カターレにしても同じように4ヶ月ホームで勝てなかったことがあっただけに、気持ちはわからないではないですが・・・それにしたって、そんなの無視して勝たねばならなかったのに。どこかチグハグなプレーぶりの中で、是が非でも勝たねば、という徳島の気迫に押されては・・・。
横浜FC戦や熊本戦を彷彿とさせる、0-3負け。
あのときも、パスというパスがみんなカットされ、満足に攻撃の形を作れないままに零封負け。相手にはのびのびとプレーされてしまい、3失点で済んで良かったね、という始末でした。
今節も、同じ。
どこか他人任せのプレーで、自ら率先してチャンスを作り出そうとする意識に乏しかったように感じられました。パスひとつにしても、出し手と受け手の連携がなっていなかった。そこをカットされてボールロストし、相手のチャンスに結びついてしまう。そうしてまた、満足に攻撃に転じられない、と。
警戒しなければならなかったミドルシュートを、またしても決められてしまうとか。追いつくどころか、いい時間帯に追加点を奪われて、さらにアディショナルタイムに駄目押しとか。連続勝ちなしが15まで伸びた熊本戦と、全く同じような、典型的な負けパターンでした。
ヨンドクに代わってスタメン出場したコーケンでしたが、活躍できず。それどころかイエローをもらって次節出場停止という有様。引き続き出場できないヨンドクと合わせて、どうするんだ、って話。
追いつくために前がかりになることは想定の範囲内であったろうに、簡単にカウンターをくらって、そこから失点とか。守備陣に甘さがあったことは、事実でしょう。守田の好セーブがなければ、もう2、3点は失点していてもおかしくなかったところ。その守田にしても、以前と同じパターンで同じように失点している印象。
そしてまた、攻撃陣も沈黙。
せっかくボールを保持して上がっても、そのボールホルダーに対するフォローがなっていなかったせいで、キープしきれない、しきれないから奪われる、というパターンを何度繰り返したことか。速い縦の動きからの攻め上がりが信条のはずなのに、もたもたしている間に相手に守備につく余裕を与えてしまったりだとか。
西川、平野、敬介といった攻撃カードをきって反撃を試みましたが・・・流れが変わる気配は、ありました。しかし、それを実際にいい形として活かすことが、出来ませんでした。

8月までの、勝てなかった頃のカターレを彷彿とさせるような内容でした。
そこには、劣勢に立たされながらも粘りに粘ってしのぎ、ついにはチャンスをものにして勝利をつかみ取ったという前節・京都戦勝利の勢いというものは、感じられませんでした。
勢いをつなげられないから、勝てない。勝てないことは継続するのに、勝ったことは継続できないという、シーズン通してのだめな要素が、ここに来て再燃してしまった格好でした。
試合後のコメントで、平野が語っています。
「これまで積み重ねてきたものを発揮し勝てるようになってきた。こんなにあっさり負けてしまっては、それも偶然だったと言われかねない」
まぐれで勝ってきたのか?勝ったのは、たまたまだったのか?
この試合を見る限りにおいては、そう言われても仕方ない部分は、あります。
残り3試合。湘南、北九州、水戸と、いずれも難敵。前回対戦では全敗しており、このまま4連敗も、あながち否定できません。
しかし。
だからといって、これまでのがんばりが否定されるものではないはず。
ここが、踏ん張りどころ。
残留確定は無論のこと、あるいは現状の19位からさらに18位、17位まで可能性があるのなら、それを目指すために。
熊本に0-3と惨敗しながらも、その次の愛媛戦にしっかりと臨んだ結果、連続勝ちなしを止めた。
負けてはならなかった町田との直接対決で敗れてしまったものの、その次の岡山戦では先制されながらも追いつく意地を見せた。
ならば、この敗戦も引きずることなくしっかりと切り替え、勝ち点、勝利をつかまねばなりません。
町田が勝とうが負けようが関係ない。自ら、J2所属クラブとしての矜持を証明するために。
この敗戦の悔しさをバネに、次なる勝利へと結びつけねばなりません。

【J特】第39節  徳島ヴォルティス戦

2012-10-20 23:48:34 | カターレ富山
今季、残るところあと4試合。アウェイで徳島ヴォルティスと対戦します。
今季2度目となる3連勝がかかった試合。もっとも、前回のそれは天皇杯の敗戦のことを思えば2連勝。実質的には初の3連勝をかけて、というところでしょうか。
同時に、今節カターレが勝利し、かつ最下位・町田が敗れたならば残留確定、引き分けでも得失点差でほぼ確定という試合となります。
ならば、やるべきことはただひとつ。
3連勝となる勝利を挙げること。それよりほかありません。
やってやれないことなどない。勝利への意志が、必ずや道を切り開く。勝利を信じ、敢然と戦い抜くのみです。

徳島戦は過去8試合で1勝1分け6敗と、非常に分の悪い相手。
表面的な派手さはなくとも、内容の詰まった手堅いサッカーをしてくる印象です。2010年には、2点のリードをひっくり返されて逆転負けを喫したこともありました。
6月13日、第19節の前回対戦時も、0-1で敗戦。前年と合わせて4失点目となったMF 衛藤に決められ、敗れています。0-0で折り返し、さぁ、後半こそは!という57分に失点。そのまま挽回する事無く敗れるという、今季何度もあった負けパターンのひとつでした。
もしそのあたりで連続勝ちなしを食い止めることが出来ていたら、15戦も続くこともなかったように思わなくもないですが・・・それは、過ぎたこと。
そのときのカターレと今のカターレでは、確実に今のカターレのほうが強い。それを、勝利という結果で証明してやるまでです。

今節に関しては、むしろプレッシャーがかかっているのは徳島のほう、とも言えます。
カターレとの前回対戦の次節に当たる第20節・愛媛戦以降、ホームで勝利していない徳島。長らくホームで勝てない苦しさという意味においてはカターレもイヤと言うほど味わってきただけに、他人事とは思えません。今節を含めて4試合あるホーム戦の全てに勝つつもりで、相当に気合いを入れてくることかと。
それと同時に。15戦連続勝ちなしを経て、9月からまるで別チームかのように猛反撃を開始したカターレとは、真逆。9月に入って6戦連続勝ちなしと、パッタリ勝てなくなってしまっている徳島。さらに、前節の松本戦に引き分けたことにより、プレーオフ進出の可能性が完全消滅。J1昇格の望みが絶たれました。それらを踏まえて、今節をどう戦うか。
J2残留というこれ以上ない明確な目標があり、かつ、最近の勢いという意味ではカターレのほうに分があるとも言えます。
ですが。
なかなか結果に結びついていないとはいえ、チームの総合力的にはやはり徳島の方が上。それはゆめゆめ忘れてはいけません。
さらに、前回連勝が止まってしまった町田戦のことを思い出すべき。ホーム戦で負けられないという気合いがこもった試合をされたときに相手にのまれてしまったのでは、勝てる試合も勝てなくなってしまう。
そうならないために。
相手に、富山ごときにやられるわけにはいかないのに、というプレッシャーのかかる試合を強いていく必要があるかと。ホームの利を、プレッシャーへと変えてやれ、と。
台風による延期の影響で、今節から中3日で京都戦を戦わねばならない徳島。「ここで負けて、さらに京都に負けて連敗したらどうしよう」というプレッシャーを与える試合展開をし、精神面でダメージを与えるような展開が望ましいかと。

累積警告により、前節勝利の殊勲者のひとりであるヨンドクが出場停止。正直言って、痛いです。
ですが、それが即、戦力ダウンではないし、そうしてはいけない。誰が出場しようと、やるべきことはなにも変わらないのだから。
期待したいのは、朝日。ここ最近の好調の立役者に、今節もまた勝利に導いてほしいと思います。
実際のところ、「攻撃は最大の防御」を実践しなければならない戦いのように思います。相手にボールを支配されることがあっても、ずるずると引いて守りに固まってしまうようでは、相手に自信を植え付けるだけ。そうならないためには、相手ゴールに脅威を与え続けるプレーが欠かせないかと。
過去の対戦のうちで唯一徳島に勝利したときには、1-1の同点から試合終了間際の朝日のゴールによって試合を決めたのでした。奇しくも、そのときもまたシーズン2度目の3連勝がかかった試合。それを制して3連勝を達成したのでした。ならば、今回も。
それと、黒部にとっては地元凱旋となる今節。
先の千葉戦においては、観戦に来場していたという親御さんの前で見事に2ゴールを挙げる活躍。前節は、Jデビューを果たした古巣・京都を相手に恩返し。ならば、今節もまた勝利して、地元の知人の方々に健在ぶりをアピールしようではないかと。
去年のような負け試合の中でのPK得点でなく、勝利してヒーローとなる得点を期待したいところです。

連続勝ちなしからの脱却を目指す徳島の思いも、わかります。
しかし、それはそれ。
カターレの勝利への渇望は、そう簡単に止められるものではない---そのことを、3連勝達成という結果をもって証明してやろうじゃないかと。
勝てば残留へと大きく近づくというのであれば、是が非でも勝つ。それだけです。
必勝の思いに、揺るぎなし!
自分を信じ、チームを信じ、恐れることなく勝利へと邁進せよ!!
勝たれ!!!富山!!!!

【J特】雑記(仮)  アウェイ京都サンガF.C.戦

2012-10-17 06:45:59 | カターレ富山
行ってきました西京極。そのレポートなんぞを。

最近厳しいフトコロ事情の中、自分の中で今回は回避しようか、という動きもありました。
しかし。
実質的に今季最後であろうこと、そして・・・先日の天皇杯3回戦のこと。あるいは早退してでも県総に駆けつけたいと思っていたけれど、2回戦で敗れてしまったがためにそれもキャンセル。
そう、行きたくても行けなかった、なんて事案もあったわけで。
それを思ったとき、行けるなら行っておこうよ、と。
とはいえ厳しいことは厳しいので、いつもはバスの中でつまむおやつもキャンセル、というなかで当日を迎えました。

バスツアーの乗車場所・砺波駅南口の出発が午前8時30分。
場所によっては3時とか4時とかも普通にあり得るバスツアーのなかにあっては、常識的な時間帯。自宅からクルマで5分以内ですが、そのへんは余裕を持って出掛けられました。
・・・が。
到着してから、財布を忘れたことに気づき、慌てて取りに帰らなければならない羽目に。
近いから大丈夫・・・って、フォローになってねぇ!事前に後から出しやすいようにと駐車料金を別にとっておいたから出られた・・・って、フォローになってねぇ!
ダッシュでとんぼ返りし、なんとか遅刻して迷惑をかけることはありませんでしたが・・・。
みすみす、駐車料金300円ぶんを損することに。
これ・・・行く前にコンビニによっておやつを買うくらいの気分でいたならば、到着前に気づいたはず。節約しようと思っていたのが、完全に裏目。本末転倒もいいとこで。
なにやら、のっけからケチがついてしまいましたが・・・ここで不運を使っておけば、試合は大丈夫!とか、無理矢理自分に言い聞かせたのでしたとさ。

ツアーの参加者は35人。大型バス1台にやや余り、といったところ。アウェイとしては比較的近いということで、自家用車、鉄道の利用者もそこそこいたようで。
西京極に到着したのが13時頃。渋滞もなく、予定通りにきっちりとたどり着きました。
個人的には、去年5月の同カード以来2度目の来場。あのときは初夏と言うには暑いくらいの日でありましたが、今回は曇り空でした。
その中で、前回と変わらなかったのが・・・アウェイゲート付近で入場待ちしているときの、蚊。ワタシは前回で懲りていたので長袖装備で対処したものの、居合わせた何人も刺されてしまっていましたとさ。なんだかなー。


愛想を振りまくパーサ君&コトノちゃんの図。
企業や地域のサンクスデーという動員をかけたにしろ、9000人オーバーの動員はうらやましいっすよ。

スタグルメとして、牛すじ煮込みを賞味。たっぷり牛すじにたっぷりネギ。もうちっと七味唐辛子をかけて食べるべきだったかな。ともあれ、やわらかくおいしかったですよ。
ワタシが食べていると、「見ていたら食いたくなった」と、4人ほど連鎖反応で買いに向かったりとか(^_^;)

スタンドには、カターレ富山スタジアムDJの久世サトシ氏の姿も。
選手ピッチ内練習時、拡声器を渡していつものように選手紹介をしてもらったり。「うわー、本物だw」とばかりに、みんなノリノリで選手コールしてみたり(^^)
もちろん負けるわけにはいかない、勝つしかない試合ではありましたが、そういった悲壮感ではなく、ある意味サポーターもリラックスして試合に臨めたように思います。

そして、キックオフ。
3戦3分けから決着をつける戦いが始まりました。

試合のほうは、やはり実力に勝る京都に押し込まれる展開。
とはいうものの、フィニッシュ精度にしてもそうですが、京都の側は万全と言えないように思えました。本気で実力を発揮したならば、こんなものじゃないだろ?という雰囲気が。
しかし、それでもなお苦しかったカターレ。サイドを攻め上がられ、逆サイドに振られたときなんかは、寿命が縮まるような思いでしたね。
それでも・・・苦しくとも、勝たせたいという思いは変わらなかったのですが。
なにより、古巣を相手に奮闘していた守田に、そのがんばりに報いるだけの結果をつかんでほしかったです。最悪、スコアレスドローでいい。無失点に抑えてくれ!と。
そんな中で迎えた試合最終盤、ついに均衡を破るゴールが!
西川の豪快ヘッドで見事にゴール!その後の4分ものアディショナルタイムをしのぎきり、強豪撃破!

選手たちの晴れやかなこと!15戦連続勝ちなしだった頃には忘れていた歓喜が、アウェイの地でも。

試合終了後1時間で出発ということで、帰途についたのが19時頃。
ちょうど19時からKBS京都にて録画中継が放送されるということで、それを観ながらの道中となりました。
ただ・・・ひとつ、懸念がありました。
当然のことながら、帰り道というからには京都からどんどん離れていくということ。そんななか、試合終了まで視聴できるのか?と。ゴールシーンは後半41分だぞ?大丈夫なのか?と。
案の定、後半の頃には画像の乱れ、遅延が目につくことに。それでもなんとか持ってくれ!と祈りながらも、バスはひたすら富山を目指していたのでした。
そして。
「ぎゃああああ!」
客席に響き渡る、悲鳴。
なんで、どうしてよりによって、一番肝心なゴールシーンで途切れるのか。まるで、狙い澄ましたかのような絶妙なタイミングで。
・・・とまぁ、オチもついたところで。
朝からのバスの旅、みんな疲れていたのでしょう。その後はおやすみモードで北陸道を帰って行ったのでした。

砺波に着いたのは0時過ぎ。

例によって例のごとく、いつもの旅の〆、吉野家で牛丼。
今回は牛焼肉丼を賞味。節約のために夕食をけちって抜いていた事とは別に、やはり、勝利とともに食す味は格別ですナ!!美味しゅうございました。

残りアウェイの徳島と北九州はさすがにパスとして、今シーズンのアウェイ旅はこれで終了。
来シーズンも旅を堪能するには、何はなくとも残留!ですな。
残り4試合、必勝を期して臨むぞ!