行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第20節  FC岐阜戦

2010-07-31 23:59:27 | カターレ富山
シーズンのちょうど折り返し地点。2巡目のスタートに開幕戦で対戦したFC岐阜をホームに迎える、東海北陸ダービー。

5勝1分け12敗---これまでの戦績。
リーグワースト失点に、リーグワースト敗戦。勝ち点ぶんの差があるとはいえ、実質的には最下位と言っていいでしょう。
前節もアウェイ初勝利の流れに乗って連勝したかったところだったのに、零封されて完敗。リーグ再開後から勢いに乗っていこうという狙いが、瞬く間に崩れてしまった敗戦でした。
今節も、区切りとなる1戦。
先制しながら逆転負け、アウェイ連敗という負の流れのきっかけとなった開幕戦。
今後の流れを決める・・・そう、逆転負けをくらった屈辱へのリベンジを果たし、今度という今度は、躍進へとつなげなければならない重要な試合となります。
この戦いをを制し、前半戦とは真逆となる勝利への流れを引き寄せるために、負けられない・・・いや、勝たなければならない試合です。
後半戦、借りを返さなければならない相手は、多い。その初戦に、まずは勝利を!
前々節が休みで、前節が中断明けとなった岐阜は、1点リードされた終盤に追いついてドロー。そこで得た勝ち点を無駄にしないためにも、今節は勝利を狙ってくるでしょう。
向こうにとっては、開幕戦の逆転勝ちのイメージも、当然加味されていることと思います。PK失敗、先制点を許すという逆境を跳ね返して勝利した、ということを。

対して、カターレ。
シーズン開幕戦ということでチームの成熟度が低かったということもあったかも知れませんが、それは言い訳にはならなかったところ。やはり、先制しながら逆転負けという、昨季1度もなかったシチュエーションでいきなり負けたことが少なからずショックだったのではないかと。PKを阻止した相手に得点を許してしまい、汚名返上させてしまったりとか。
全てを結びつけるのも強引で乱暴ですが、その後の0-5負けだの、2点差ひっくり返されたりだの、ロスタイム失点で逆転負けだのというような一連の負の流れ、そのきっかけとなった敗戦。

ならば。
ここで勝つことで、新たな流れを作り出さねばなりません。それこそ、前半戦の負の流れが無かったことになるような。
期待するのはやはり、通算50ゴールにリーチのかかっている黒部でしょう。
開幕戦でいきなり移籍後初ゴールを決めたものの、それを勝利に結びつけることが出来ませんでした。
だったら。
ここで、また決めてほしい。今度こそ、勝利を掴むゴールを。ホームで、メモリアルゴールを決めてほしい。そして、そのゴールが新たな流れの嚆矢とならんことを、切に願います。

5勝1分け12敗---リベンジしなければならない相手は、多いです。リーグでいちばん多いです。柏なんて、全部がリベンジを受ける側だというのに。
まずは、この1勝を。そして、次の1勝。そのまた次の1勝。
残り18戦、全勝するくらいで。
大袈裟?無理?ありえない?そんなことないでしょう。ありえないっていうなら、12敗なんて他のどのチームも出来ていない。なら、それに甘んじていて良いのか?
必要なのは、自分たち自身の力を信じ、死にものぐるいで勝ちにいくこと。
前節、補強したてのカレン・ロバートに決められてしまいました。負けたのは補強しなかったから?
違うでしょう。
負けてもかまわないから補強しなかったなんてことは、それこそあり得ない。それはすなわち、現存メンバーへの期待、そして、覚悟を求める姿勢の表れ。
ならば、それに応えなければ。全力で。

自信なんて、勝たないと身につかない。流れなんて、自ら手繰り寄せないと引き寄せられない。
負けられないなら、勝て。勝って、後半戦を戦い抜く新たな流れ・・・自信、そして勇気を手に入れろ!
勝たれ!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【J特】活かされない反省。失意のままの折り返し

2010-07-26 03:16:07 | カターレ富山
0-2で敗戦。
内容は良くなくとも、結果を出した前節。それを受け、一層気を引き締めなければならなかったはずの今節でしたが・・・。
「この1週間、なにをしていたのか?」
言いたくないですが、そう言わざるを得ない敗戦でした。
中断明けで、リーグ戦のリズムというものに対応しきれていないという面、あるいは最近の猛暑の影響などもあったのかもしれませんが・・・それでも、きちんとやらなければならないのがプロだろ?と。
しかも、ホーム戦。3427人と、W杯効果ってナニ?という「いつもどおり」の動員ではありましたが・・・それでも、暑い中集まったファン・サポーターの期待に応えなければならないのがプロだろ?と。
リーグ戦における継続性というものを発揮できるかが問われた今節でしたが・・・悪い意味での継続性だけが押し出された、前半戦の不調を象徴するかのような、苦い敗戦となってしまいました。


今年いちばんの暑さが続くここ数日ではありましたが、ナイトゲームということ、先の京都戦のように湿度が高くはなかったことで、ピッチコンディション的にはそれほど悪くはない中での試合でした。
前半は、一進一退といった攻防が続きました。相手の攻撃にはきちんと寄せているし、動きが悪いという印象も無し。ただ、だからこその物足りなさがありました。格上の相手に押し込まれて見るからにきつそうな展開というものもあったなかで、今節の熊本に関しては、それほどまでには実力差を感じなかっただけに。
それでなくても、前節は前半の低調ぶりから失点し、危機に瀕した。ならばこそ、その反省を踏まえてのプレーが求められたのですが・・・。集中していた守備はともかく、攻撃がなっていませんでした。攻め込みもした、ミドルからもシュートを放った。しかし、相手に脅威を与えるほどの攻めというものが、どうにも出来ていませんでした。攻撃は最大の防御とは言いますが、相手にとって「それなりに対応していけばどうにかなる」というレベルでしかなかったというか・・・。

そんななか、前半40分。
左サイド、川崎が抜かれて、「あ、やばい」と直感的に思った次の瞬間。ゴール前に詰めたカレン・ロバートに決められ、前節同様に、してはいけない時間の失点を喫してしまいました。数日前に入団が発表されてから、いきなりのスタメンで、いきなり結果を出すという・・・。ある意味、最も決めさせてはならない選手に決められてしまった格好となってしまいました。今季これまでも、初出場選手だの期待の若手だのに決められてしまった失点が多々ありましたが・・・今回も、相手を勢いづかせるかませ犬となってしまった格好。また、繰り返してしまいました。

0-1で折り返しというのは前節と同じ、ならば今節も逆転だ!
・・・と、期待はしたものの、正直、キツイとも感じていました。なぜなら、いくらかマシだったとはいえ、「そこでなぜシュートにいかない?」という攻撃だとか、してはいけない時間の失点までも前節と同じだったから。それはとりもなおさず、前節の反省が活かせていないことにほかなりませんでした。
それでも、前節同様というなら、早い段階で追いつくことさえ出来れば・・・そう思っていました。前節がオウンゴールであったように、不確定要素でもなんでも、とにかく得点できたなら・・・。
しかし。
61分に意外なかたちで得点したのは、熊本のほうでした。MF平木良樹に「枠に飛ばすイメージはあったが狙ってはいなかった。入るとは思っていなかった」というFKを直接決められ、追加点を許してしまうことに。3点獲らないと勝てないという状況は、あまりに重くのしかかりました。

その後、舩津、ヒデ、敬介を投入し、なんとか巻き返しをはかりましたが・・・前節同様、試合終盤に怒濤の攻めを見せるものの、ゴールを奪うことは出来ず。相手GK、南の好守に阻まれる、バーに嫌われることもたびたび。相手の9本を上回る18本のシュートを放ちながら無得点でした。いや、それも相手が逃げ切りをはかるために引き気味だったところにパワープレイをしかけたからということであって、それが本来の攻撃力であったかどうかもあやしいところではありますが。それに・・・いうなれば、それほどしてでも得点できなかったということ。1点獲れればまだ流れも変わったかもしれなかったところで、無得点に終わってしまったという結果の重さ。そして、リーグワースト・12敗目の重さといったら・・・。

試合後、花火が打ち上げられましたが・・・まったく嬉しくありませんでしたし、勝てば美しかったはずの感慨も湧きませんでした。祝砲ではなく、粛砲というか。
「再開されたリーグ戦は折り返し地点。次がある、次もホームだし、今度こそ勝て!」
そう言いたいのはやまやまですが・・・前節からの反省が活かされないままに完敗を喫した今節を見るに、正直、不安にもなります。
もちろん、諦めたくなんてありませんし、信じることをやめたりはしません。ですが、だからこそ、結果を残してくれ、と。そりゃ、負ける試合もあるでしょうが、それでも、力の限り戦った末の敗戦であってくれ、と。今節のような、反省が活かされない敗戦なんて願い下げだよ、と。

他のチームのほとんどが新戦力のテコ入れを図る中で、カターレはと言えば、新加入選手無し。テコ入れさえすれば戦力が上がるとは言い切れないものの、実際、加入後初出場・初得点だったカレン・ロバートという事例もあったりするわけで。
現存戦力のままでいくことの善し悪しというものはあるでしょうが・・・それもこれも、選手たちが全力でプレーし、結果を出していくことが前提としてあるのも確か。そこに、言い訳など一切通用しません。
試合後、監督は「浮上のためになにが必要か?」という問いに「日々の鍛錬、努力をコツコツと重ねる。一気にうまくなるわけはないので、それ以外の妙薬はない」と応えていますが・・・。確かに、一気にうまくなることはないのでしょう。地道に努力を続けていくほか無いのでしょう。ただ、同じ失敗をいつまでも繰り返しているようでは、進歩がないと言わざるをえません。

次もまた、ホーム戦。期待したいことは、至ってシンプルです。
同じ失敗を繰り返さない。そして、勝利という結果を残す。
次の試合までの約1週間を、猛省とともに、不退転の覚悟で結果を出す努力をしてほしい。願うのは、それだけです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【J特】第19節  ロアッソ熊本戦

2010-07-24 11:37:12 | カターレ富山
中断をはさんで実に7週間ぶりとなるホーム戦。2回戦総当たりのリーグ戦における1巡目最後の相手・ロアッソ熊本を迎えます。

前節、巻き返しを期して勝たねばならない試合を制し、今季アウェイ初勝利、今季初の逆転勝ちを飾りました。
今節のテーマはやはり、連勝できるか、前節の勝利をつなげられるかということでしょう。
今季ここまで思うように勝てないのは、ひとえに、勝利を継続していくことができないからにほかなりません。近いところで言えば、3連敗ののちにようやく勝てた16節の鳥栖戦でしたが、次のヴェルディ戦にはつなげられずに零封負けを喫してしまったし。
8戦も続けて勝てない状況を脱した価値は、大きいのだろう?先制されながらも粘り強く勝機をうかがい続け、ついには逆転した価値は、大きいのだろう?
たまたま勝っただけ?・・・そんなことは、ないのだろう?
ならば。
巻き返していくというなら、ここで勝たないと。連勝しないと。だったら、勝つしかない。勝って、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んできたこれまでを、取り戻していかねば。
勝利・連勝という結果にこだわってほしいところです。
昨季の熊本戦は2勝1敗と勝ち越しているものの、第50節に「コチラのいいところを出したにも関わらずに負け」という苦い敗戦があったことが印象に残っており、あまり良いイメージがありません。
今季のアウェイ8連敗からさかのぼったその熊本戦から、一連の連敗が始まったりしていたこともあって。
だったら、アウェイ戦未勝利というジンクスを打破した今、いまいちど、熊本さんには起点となってもらいましょうか。もちろん、シーズン後半戦から始まるカターレ富山の逆襲、その起点に。

前節、熊本は北九州に乗り込み、優位に試合を進めながらも勝利目前で同点にされてしまうという悔しい思いをしています。中断明けのアウェイ連戦で勝てないままホーム戦を迎えたくない、勢いづいて戻りたい、というところでしょう。さらに、磐田からカレン・ロバートが加入。持ち前の攻撃力へのテコ入れとともに、必勝を期してくるはずです。
対して、カターレの前節は、結果は勝利だったものの、内容は今ひとつ。前半は主導権を握られ、クリアミスから失点という、良くない形が出てしまいました。後半の逆転につなげた良い形を、試合開始から継続しなければなりません。願わくば、今季まだ3試合しかない無失点を復調の証として実践することを望みます。アウェイ戦勝利、逆転勝利をクリアしたことで高まりつつある自信を、今度は無失点という課題をクリアすることでより確かなものとしていかねば。
また、勝利のためには得点が不可欠ですが、やはり前節決勝点を挙げた黒部の活躍に、引き続き期待したいところです。通算49ゴールと、節目の50ゴールまであと1。ならば、ホームで実現し、その得点でチームを勝利に導いてくれ!と。もちろん、2トップを組む苔口の活躍にも期待です。前節、ところどころで良い動きを見せながらもゴールに結びつけられず、思うようにシュートにさえいけませんでした。チームは勝てたとはいえ、個人的には悔しい思いもしたのではないかと。その鬱憤を晴らすような働きを、是非とも見たいところです。ここまで4ゴールがいずれも先制点。もちろんそれだけにこだわる必要もないですが、チームを勢いづける先制点なら、歓迎すべきこと。今節も、やってくれることを期待します。

市町村サンクスデー「黒部市の日」を始め、各種イベント、花火が盛り上げるこの1戦。W杯効果が富山でも見られること、それを勝利で彩ることを願わずにはいられません。
ここまで1度しかなかった連勝ですが、今節を勝つことで2連勝、次も勝つことで3連勝とつなげなくてはならないところ。中断期間の成果を見せるのは、1戦勝っただけでなく継続して力を発揮してこそというもの。ならば、勝て!と。
一昨年の今頃は、チーム最高記録の5連勝でJ昇格戦線の生き残りへ弾みをつけました。去年の今頃は、8戦連続負けなし。そして、今年。2度あることは3度あるということを信じて、躍進の2歩目を踏みしめなければ。

もう半分、まだ半分。
巻き返し、躍進へ向け、確かな勝利を手にしろ!
勝たれ!!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【J特】Jリーグ特命PR部

2010-07-23 23:33:31 | カターレ富山
Jリーグ特命PR部に登録してみました。詳しくはコチラ

Twitterやブログを通じてJリーグを盛り上げていこうというこの企画に、サポーターの端くれとして乗っかってみようかと。
実績・知名度ともにまだまだ足りないカターレ富山というクラブを広く知らしめていくには、やはり地道なところから、というとこですかね。
少なくともこの企画を通して繋がる相手というのは、「Jリーグに関心がある」という条件をクリアしている人なわけで。そういった方々に対して、不肖このワタクシめのブログというモノがどう映るのか・・・。
とは言いつつも、きっと書き方なんかはこれまでと変わらずにやることでしょう、たぶん。
公序良俗に反したような内容にならない限りにおいては、これまで通りに好きなように書いていこうかな、とか。
とりあえず、書くと決めたらきちんと書く、という原則を忘れないように書いていけたらな、ってとこですかね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついにアウェイ戦勝利!逆転勝ちで“開幕戦”を飾る!  愛媛FC戦

2010-07-18 22:29:15 | カターレ富山
2-1で勝利!!

今季アウェイ9戦目にして、ようやく勝利を挙げることが出来ました。
前半の劣勢、気を引き締めなければならない時間帯にクリアミスから失点など、あまり手放しで褒められる内容でなかったのは確か。しかし、これまで内容が良くても負けたことが何度あった?やはり、勝たなければならない試合で勝てた、その結果を出せたということを、素直に喜びたいです。
オウンゴール得点については、運が良かったということもありましょう。ですが、その後もきちんと集中力を持ってプレイし続け、相手にペースを握らせなかったことが、終了間際の劇的な逆転に繋がりました。そう、いままで散々逆転負けを喫してきましたが、今季初となる逆転勝利という、その意味もまた大きいです。

苦手のアウェイ戦で、先制されながらも粘って逆転勝利。もちろん反省は必要ですが、それでも、チーム一丸となれば勝利をもぎ取れることを、結果を出すことで証明してみせました。
先のW杯における日本代表が、戦前はさんざんな内容だったながらも、そのなかで一致結束。それが初戦のカメルーン戦を制したことで、のちの躍進に繋がったことは記憶に新しいところです。
カターレも、この勝利をきっかけとして、躍進を果たしてほしい---そう願わずにはいられません。
「ボールをたらいまわしにして、前半は相手に危険なプレーをしなかった」という監督のコメント通りだった前半。相手の良さもあったのでしょうが、それよりもこちらがうまくいっていない面が目立ちました。パスを繋いでいくことが生命線であるチームにあって、全然思うように繋がりませんでした。一方で、愛媛のパスは繋がっていたのだから、そりゃ、不利にもなろうというもの。その点で、瞬間の判断がキレていなかったのが目についた、というか・・・もうワンテンポでもタイミングを先取りしていたなら繋がったところを、遅れ気味だったことで、わざわざ困難な状況に陥っていた、といったシーンが散見されました。
どう見ても、このままじゃいけない。それでも、まずは0-0で折り返せば・・・と思っていたら、前半終了間際。クリアミスをかっさらわれて決められるという、事故のような失点で、獲られてはいけない時間に先制されてしまいました。
リーグワーストである失点の中で、これまでにもあったような、ガックリ来る点の獲られ方。正直、「またか」という気持ちは拭えませんでした。

それでも、ここであっさり負けてしまった日には、なんのための中断期間だったんだ?ということになる。まだ、後半45分がある。ここで、早いうちに・・・そうだな、開始10分くらいで追いついたなら、まだ逆転もあるだろ!
そう思って見ていたものの・・・後半開始直後は、あまり前半と変わらないような印象でした。
そんななかで、パブリックビューイングで一緒に観ていたサポーター仲間にワタシは言いましたよ。「失点も事故みたいなものだったんだし。普通に良い形が作れないんだったら、なんか、そういった不確定な要素でなんとかしろよ!」と。なんとも、無責任な物言いではありましたが・・・それでも、「なにか」があれば、と思っていました。

すると。

思い描いていた「開始10分」をちょっと過ぎた後半11分。朝日の上げたクロスに、なんと相手DFがオウンゴール。
「ちょっっっw!!!」
確かに不確定なことではありますが・・・まさか、オウンゴールは想定外でした(汗

思いがけないかたちで、試合をふりだしに戻したカターレ。しかし、逆に言えば、ふりだしに戻ったに過ぎなかった、とも言えました。なぜなら、今季ここまで、せっかくの良い展開を後半の失点で台無しにしてしまったことが多々あったから。今節にしても、決勝点を奪われて負け、という可能性はやはりあったわけで。
それでも、チームは集中していました。どんなかたちであれ得点して追いついたことをきっかけとして、攻めにリズムが生まれました。パス回し、守備も改善され、相手の思うようにさせませんでした。
なかでも、後半32分に交代で入った敬介が効果的でした。中断明け、さらに怪我明けという条件ながら、持ち味であるスピード感溢れる突破を披露。逆サイドで苔口のスピードを警戒していた相手守備陣の注意をそらし、結果苔口が活きることにも繋がりました。
そうやって果敢に相手陣内に攻め込み、FKの数は相手の9に対して22。積極的に攻めることがチャンスを生み出すという展開に持ち込み、主導権を握り続けたのでした。

そして迎えた最終盤。
洋平のFKに黒部が頭で合わせ、待望の逆転ゴール!頼れるストライカーが、大事な場面で決めてくれました。思えば、シーズン開幕戦はせっかく黒部がゴールを挙げたのに、逆転負けしてしまったんだっけ。しかし、この中断明けの「開幕戦」では、その黒部のゴールが決勝点となり、勝利を挙げることが出来ました。
これまでロスタイム失点で敗れたりしてきただけに、逆に試合終了間際に逆転し、勝利を挙げたことの意味の大きさといったら!

かくして、9戦目にして今季初のアウェイ戦勝利。巻き返しを図る上で必須とも言えたアウェイ戦での勝利・勝ち点3を、しっかりクリアすることが出来ました。
反省すべき点も多い、運に助けられたところもある。それでも、必勝を期した試合でしっかり勝てたことは、自信として良いと思います。
結果を出すことで、ひとつの課題を乗り越えたカターレ。ですが、もちろんこれでおわりではありません。むしろ、はじまり。
第一歩は、しっかりと刻みました。
躍進に向け、それを継続していくこと・・・簡単ではありませんが、やればできると信じます。反撃の、はじまり。
カターレ富山は、ここからだ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする