行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】見せつけられた実力差。完敗でJ通算100試合目を飾れず  徳島ヴォルティス戦

2011-06-30 23:55:13 | カターレ富山
0-2で敗戦。
前節から中2日という影響はあったと思います。19時試合開始だったとはいえ暑さもあり、なおかつ格上相手に全力で立ち向かわなければならなかった状況。
それでも、それらが言い訳にもならないくらい、圧倒的にやられてしまいました。
注意しなければならないとわかりきっていたはずのセットプレーから先制点を奪われ、充分にあった時間を反撃に充てられないまま、追加点を奪われての敗戦。実力差があるのはわかりきっていましたが、それ踏まえてなお相手を脅かすほどの試合が、出来ませんでした。
勝てなかったながらも無失点に抑えて勝ち点1を獲得した前節の成果を継続し、ホームで勝利という結果を残さねばならない試合だったのですが・・・残ったのは、またホーム戦で負けてしまったという現実。

試合後、ゴール裏で監督が思いを語りました。
選手は精一杯やっていること。モチベーションを高めて試合に臨んだものの、技量が足りず思いが結果に結びつかなかったこと。悔しさをかみしめてなお、今の状況が現在地であること、などなど。
以前、「サッカークラブはみなさんに良い感情ばかりでなく、苦痛や落胆も与えることがある。だが、この状況からともにはい上がりたい」とのコメントもありましたが、まさにそんな思いを言葉にしてぶつけてきた監督。
監督の言葉すべてに納得したわけはありません。けれど、その思いは・・・体面やメンツなんかを取り払った“本音”であること、リスペクトすべきことだということは、伝わりました。
わずかに発足4年目、Jで100試合のこのチーム。ですが、選手はもちろん、監督、スタッフ、ファン・サポーター、その他カターレ富山に関わるすべての人に、それぞれの思いがあるかと思います。サポーターの端くれとしての自分自身にも、やはりあります。そんななか、初めてガチで思いをぶつけ合ったひとときでした。
これから、を見据えたならば。
まずは、このJ通算51敗目が、これからのカターレ富山にとって単なる1敗に終わらないようにしなければならない・・・そう感じたのでした。

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【J特】第2節  徳島ヴォルティス戦

2011-06-29 00:06:40 | カターレ富山
前節より中2日。2009年の9月以来久々となる平日夜のホームゲームに、徳島ヴォルティスを迎えます。
本来であれば、3月12日にホーム開幕戦として迎えるはずだった第2節。せっかくの開幕戦に雪が降ったらどうしよう?なんて心配していたことを思い出します。それが、震災という予想だにしない事態を経て、こういったかたちで相まみえることになるとは。
あのときは、シーズン開幕戦の勝利の勢いのままに連勝だ!と息巻いていたものですが・・・2試合目ではなく13試合目として徳島と対戦する今節に至って、8戦連続勝ち無し、19位という現状。
それでも。
一戦必勝を期して臨む覚悟というものには、なんら変わりはありません。たとえ相手が昇格圏をにらんでいるチームであろうと、目指すは勝利、勝ち点3のみです。
前節、J初のハットトリックを成し遂げ、湘南を相手に4-0と大勝した徳島。下位の富山に確実に勝って、昇格戦線を戦う弾みをつけたいところでしょう。次の横浜FC戦ともども連勝を伸ばして勢いづきたいはず。
昨年のホーム徳島戦においては、2-0とリードしながら悪夢の逆転負けをくらったのも苦い思い出。さらに、アウェイでも向こうのシーズン最終戦を飾る勝利を献上してしまっています。その敗戦についても、PKによる1失点のみで涙を飲むことになったという悔しいもの。今度という今度は、そんな悔しい連敗から脱却しなければなりません。

大敗したヴェルディ戦の反省を受け、守備意識の徹底を図り、劣勢に負けることなくしのぎきって無失点に抑えた前節。たしかに、札幌のフィニッシュ精度がいまいちだった部分に助けられためんもありますが、それはそれ。勝てはしなかったものの、ピンチにも集中力を切らすことなく対応できたという成果を、今節にも活かさねばなりません。
そう、なにはなくとも、プラス要素の継続というものが肝心です。
これまで、良いところは継続できないのに悪いところは継続してしまい、それが現在の低迷につながっているとも言えます。
どこかで、その負の連鎖を断ち切らねば。いつか、ではなく、今すぐに。
そして、求めるは9試合ぶりの勝利、ホーム戦での勝利です。
あるいは、中2日という日程によりキツイ戦いを強いられるやもしれません。ですが、逆に言うならば。そんなマイナス要素だけ前節から引き継ぐ必要は、全くなし。むしろ、無失点に抑えた手応えを忘れないうちに次の試合に臨むことができるというふうに、ポジティブに捉えるくらいが望ましいのではないかと思います。

期待したい選手は、黒部。
昨年のホーム徳島戦でリードを広げるゴールを挙げながら報われなかった無念を、アウェイでは怪我で欠場して故郷に錦を飾れなかった無念を、この一戦にかけてほしいと思います。
前節も決定的なシチュエーションで決められず、くやしかったことかと。ならば、それらをまとめて、今節にぶつけてほしい。そして、今度こそカターレに勝利をもたらしてほしいと願います。

思わぬかたちで迎えることになった、“ホーム開幕戦”。
あれから3ヶ月半。思うように勝てないいまだからこそ、その開幕戦で勝利し、今一度スタートを切ってほしいです。
第2節、第1節開幕戦からの“連勝”を飾れ!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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【J特】勝利こそならずも、立ち向かう意志を見せる無失点  コンサドーレ札幌戦

2011-06-27 22:57:58 | カターレ富山
0-0のドロー。
結果的に言えば今節も勝つことが出来ず、無得点で8戦勝ち無し。
それでも。
前節の大敗を引きずることなく、積極的なプレーを見せました。攻め込まれても粘り強く耐えきり、6試合ぶりの無失点で連敗を止めました。
勝利には、まだ力が足りない印象。とはいえ、ここ数試合で見失っていた連動性、チャレンジする姿勢、なにより気持ちをしっかりと持っている様が見て取れたのは収穫と言えましょう。
もちろん、勝てなかったのは残念だし、無得点に表れるような力不足は一刻も早く改善しなければならないところ。
ですが、そのなかにあっても、足踏み、あるいは後退さえしていた状況から、きちんと前を見据えた試合になったと思います。

前節と変わらないスタメンで臨んだ今節。怪我をした選手の復帰が待たれる一方で、選手の入れ替えだけでどうにかなるものでもないこともまたあるわけで。その意味で、スタメン選手には前節の苦い経験を乗り越えるだけの気合いと覚悟が求められました。

前半はカターレのペース。
開幕戦ごろに見せていた前線からのプレッシャーで追い込む姿勢が戻ってきたように、積極的に相手に向かっていく姿勢が見られました。高い位置からの守備で、相手に決定的なチャンスを作らせず。
しかし、運動量の落ちた後半にまでは継続できず、防戦一方に。粘り強く守ってはいたものの、反撃の糸口がなかなかみつけられない状態が続きました。
とはいえ、これまでであれば集中が切れて失点していたであろうところでも、(札幌の拙攻に助けられた感もなきにしもあらずとはいえ)最後まで耐えきったことは評価すべきかと。さんざん煮え湯を飲まされてきた相手セットプレーのピンチにおいても、気持ちをしっかりと維持し、得点を許しませんでした。中盤では平出、最終ラインでは池端、舩津の頑張りが効いていたように思います。なんとかしなければならない、という気持ちがプレーに表れ、それが無失点という結果に結びつくという成果を、今後も力へと変えていってほしいと願わずにはいられません。

他方、解消されていない課題も。
深刻な得点力不足は、今節も無得点に終わってしまいました。惜しいシーンもありはしましたが、相手に「このままではいつかやられる!」と思わせるような、脅威を与えるほどの力は出せませんでした。
西野、谷田といった中列の選手が上がってミドルを狙う、といったシーンは評価すべきものでしたが、それも、前線のメンバーの頑張りがあってこそ活きるというもの。その前線のメンバーはといえば、「そこで撃っとけよ」という場面での躊躇がまだ見られたりと、なかなか改善が見て取れませんでした。
3-3-3-1というフォーメーションをとるにあたっての生命線は、攻守の切り替えの素早さ。前節までの悪いときに比べればだいぶ改善されてはいたものの、守備の際、「もう一歩早く動き出せるだろ」というもどかしさがありました。その反面、攻撃時には慌てて蹴り出してしまう場面が多々あるように見受けられ、「もう一歩落ち着けよ」という気も・・・。
攻撃にリズムが生まれないのは、その落ち着きが足りないからのように思えました。そりゃ、素早く動き出すことは大事。迷ってモタモタしているうちに相手に対応する余裕を与えてしまうよりは。しかし、だからと言って、やみくもに動きだしても。攻撃時に余裕が足りないことが攻撃の選択肢を減らしてしまい、相手に対応するチャンスを与えてしまうことにつながっているような気がします。そのあたり、もうすこしうまく対応できれば・・・。

やはり、成功体験が乏しいということがネックとなっている感があります。
攻撃に余裕がないというのも、良い形のイメージが固まっていないからかと。良い形が作れてそれが得点という結果に結びつくということを実感していけたなら、自信となって次につながる、その自信がまた良い形をつくる、という好循環を形成しないことには、なかなか現状打破には至らないかと。
そして、それは試合結果も同様。
これで8戦連続勝ち無しですが・・・これも、勝つことによって得られる自信が、次なる勝利への活力となるはず。

今節も勝つことが出来ず、無得点。
それでも。
悪夢のような大量失点からは、無失点という結果を出して抜け出した。連敗も止めた。進むべき道へ、その方向に向くことはできたかと。
ならば、次はその道を走り出さねば。
次の試合まで中2日。立ち止まっている暇はありません。
この試合で見せた立ち向かう意志を、走り出す力としなければ。
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【J特】第18節  コンサドーレ札幌戦

2011-06-25 23:44:11 | カターレ富山
前節の屈辱的な大敗からの巻き返し、そしてなにより、8戦ぶりの勝利をかけて挑む今節。
カターレとしては2度目の札幌ドームにて、コンサドーレ札幌と対戦します。

決定力不足から来る得点力の低さ、アイデアに乏しく少ない攻めのバリエーション、セットプレー対応のまずさから失点、そのショックを引きずって連続失点などなど・・・19位に沈むチームの、あらゆる負の要素がさらけ出された前節。完敗を喫した水戸戦から立ち直らなければならなかったヴェルディ戦で、その意気込みを打ち砕かれての敗戦でした。
そして、その敗戦をうけての今節となりますが・・・。
ただひとつ言えることは、「それでも、勝ちに行け」ということ。
勝ち方というものを見失っているようなふしもあります。しかし、だからといって勝てなくても仕方ない理由になどなりません。それは、ただの言い訳。
連敗をしてしまった事実は、消せない。
それでも、勝ちに行け。
久しぶりの勝利を、対札幌戦初勝利というかたちで成し遂げてほしい。これまで味わってきた悔しい思いが無駄でなかったことを、勝つことで証明しなければならないところです。

得点力不足に悩みながらも、それでも前節、今季最多の3得点を挙げてアウェイ岐阜戦に勝利した札幌。
最下位に続き、ブービーの富山を確実に叩いてホームで連勝を決めたいところでしょう。
得点力不足はお互い様ながらも、敗れた試合にあっても2失点以上した試合が無いなど、大きく崩れない守備力では札幌に分があるのではないかと。それだけに、先制点を許してしまうことは相手選手に勇気を与えてしまうことに直結してしまうことでしょう。それでなくとも、こちらのセットプレーに弱いという面は前節を挙げるまでもなく伝わっているはず。積極的に打って出てくることでしょう。
それをしのぎ、なおかつこちらの攻撃へとつなぐには・・・自分たちのサッカーを確実に遂行する以外に道はありません。
最近ではなかなかその効果が有効となっていませんが、3-3-3-1というフォーメーションの本来のかたち・・・すなわち、豊富な運動量で果敢にボールに食らいついていく姿勢というものを、いまいちど取り戻さねばならないでしょう。

攻撃陣で期待したいのは、やはり苔口の頑張り。
昨年のアウェイ札幌戦では先制のゴールを挙げながら、逆転負けを喫しました。その借りを、今こそ返さねば。
確かに、前節はボロ負けでした。攻撃陣として歯がゆさというものは、相当なものであったでしょう。しかし、そんななかでも4点リードされながらも1点を返しました。焼け石に水?そうではないでしょう。ゴール前の混戦にあっても、どん欲に得点を狙いに行く姿勢さえあれば結果に結びつくことが証明されたゴールでもあったはずです。
ならば、今節こそは、それを勝利に結びつけなければ。ストライカーとしての最も大きな役割とはすなわち、ゴールを挙げること。そして、チームを勝たせること。勝利の立役者となり、試合後のヒーローインタビューに応える姿が見たいです。

そして、守備面でのキーパーソンは、なんといっても内藤でしょう。彼にとって札幌戦は、プロデビュー戦であったと同時にトラウマを抱えることになった、おそらく生涯忘れられない心の傷。
前節もセットプレーから失点したりなど、相手のうまさではないところ、自分の責任としての失点を喫しました。そんななかで迎える、因縁の札幌戦。
ほかの試合ではない、札幌戦だからこそ。100%平静に、というのは無理でしょう。意識するなと言われても、してしまうのではないかと。
ですが。
ピンチの中にこそ、チャンスあり。
今節を無失点に抑えられたなら、そして勝てたなら。それは、単なる1勝以上の価値があるものとなるのではないでしょうか。
ならば。是が非でも、勝ちに行かなければ。その勝利が、内藤の選手としての質をレベルアップさせるものとなることを切に願います。

札幌ドームでの試合は一昨年の4月以来。そのときには、現在は鳥栖に移籍したミョンヒのプロ初ゴールによって、試合終了直前に追いつくという劇的なかたちで勝ち点1をもぎ取ったのでした。
屋内での試合という慣れない環境にあって、やりにくさのようなものはあるかもしれません。それでも、逆に考えれば、だからこそ勝つべき。それが自信につながります。
今節こそ、負けっ放しじゃないところを見せてほしいです。
「前節の5失点はいったいなんだったのか」というくらいの守備、「そんな攻撃力があるなら、もっと前から出せば良かったのに」というくらいの攻撃を見せて、このところの負の流れを断ち切らねばなりません。
それには、まず、選手全員で気持ちをしっかりと持て、と。絶対に勝てない試合なんてない。絶対に負けなければならない必要など、ありはしません。

北の大地で、8試合ぶりの勝利を飾れ!
目指すは、札幌戦初勝利!!
勝たれ!!富山!!!!!
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【J特】続く惨敗。見えぬ成長。ホーム戦ワーストの5失点を喫す  東京ヴェルディ戦

2011-06-20 23:24:52 | カターレ富山
1-5で敗戦。

前節の不甲斐ない敗戦からの立ち直りを期して、いつものゲーフラメッセージで全力プレーを求めたのですが・・・。
結果的には全力とはほど遠く、前節に輪をかけたひどいやられかたで無様に敗れました。
開幕からこっち、結果を残せず成績は右肩下がり。順位も19位、最下位も十二分にあり得ます。他の好調チームですら、これから暑くなる夏場にかけて難しい戦いとなっていくだろうに。今のうちからからこのていたらくでどうするのかと。
もちろん、誰も好き好んででネガティブにとらえたいわけではありません。
しかし。
前節の反省を踏まえた上で奮起し、巻き返さなければならなかった試合。それも、ホームゲーム。にもかかわらず、ファン・サポーターの期待を無残に打ち砕く結果となってしまったわけで。
さすがに、キツイと言わざるを得ません。

前節の水戸もそうであったけれど、今節の東京ヴェルディにしても、なかなか勝ち点を伸ばせていなかった相手。「この試合こそは!」という思いも強かったはず。それはカターレにとっても同じであったはずですが・・・結果、2戦続けての大敗となってしまいました。

試合開始からしばらくは一進一退の攻防。個の力に勝るヴェルディがやや有利のようではありましたが、それは想定内ということで。
しかし・・・。
27分、最初の失点のシーン。
相手CKの場面でしたが、イヤな予感がありました。ポジション取りの動きなどで、明らかにヴェルディの「このチャンスをものにしてやるぞ!」という気迫が勝っているように見えたから。
結果、その予感が当たってしまったわけですが・・・。
そして、その“勝負所で踏ん張れなかったもろさ”というものを、続けざまに露呈してしまうことに。
29分、31分と、2分おきに連続失点という悪夢のような展開。それも、崩されてではなくセットプレーから。
FKを直接ぶち込まれての連続失点で思い出したのは栃木戦ものだったものの、それ以外にもセットプレーからの失点は数多く。それこそ、前節だってそうだったじゃないか。
なぜ、同じようにやられてしまうのかと。
なぜ、反省を活かせないのかと。

その後、42分にも決められてしまい、前半だけで4失点。なぜ?とかどうして?とか、言い訳は一切出来ない状態だったかと。
そんななか、前半アディショナルタイムに苔口が決めて1点を返しました。ゴール前の混戦から気迫で蹴り込んだシュート。いまさらとは言うまい、5点獲らなければならないところが4点になったじゃないか。4点獲れば勝てるじゃないか。不可能じゃない。だって、前半だけで4失点したくらいだし。ならば、後半4点獲ってやろうじゃないかと。去年やられたように、後半ロスタイムに逆転勝ちしてやればいいさ!
そんなふうに無理矢理にでも自分に言い聞かせ、諦めるということだけはしなかったのですが・・・。

この日、失点シーンはさておき、試合のなかでなにが悪かったかと言えば・・・。
前節の敗戦の要因となった相手のサイド攻撃に対して、後れをとってしまっていたということでしょうか。というよりは、プレー全般でボールを持ってからの行動のテンポが悪かった印象です。もう一瞬でも早い判断、早い行動につなげていたなら、もっと違っていたはずです。
攻撃面でも、実際の回数以上にオフサイドに引っかかってしまっていたように思えました。それすなわち、攻撃パターンが読まれてしまっていたということ。判断が遅れる、しかも単調ということであれば、相手としても精神的に余裕を持って対処できることでしょうよ。

後半、J初出場となった棚橋、ヨンドク、敬介という攻撃のカードを切って反撃を試みるものの、奏功せず。期待の棚橋のデビューでしたが・・・ほとんどの時間で攻撃方向とは逆を向いていたのでは?ってくらいに、守勢に回って攻撃にからめず、持ち味を発揮することが出来なかったのが残念でなりません。
1点でも2点でも返して相手を追い詰めていかねばならなかったのに、相変わらず良い形にもっていけないまま。そのうちにだめ押しとなる5失点目を喫し、勝負あり。

あるいは、後半だけの0-1で敗れるくらいの試合だったはず。そりゃ、戦力ではヴェルディのほうが上とはいえ、手も足も出ないほど実力差がある相手でなし、このくらいの差ならこれまでだって何度もあったはず。
どう考えたって、5失点もして負ける試合じゃなかったはずなのに。
負け惜しみではありますが、相手が良かったと言うよりは、こちらが悪すぎたために敗れた試合としか言いようがありません。

結果を出せなければ、負けは負け。それに良いも悪いもないという意見もあるかとは思います。しかし、それでも。個人的には、良い負けと悪い負けは、あると思っています。
同じ負けであっても、相手に「勝った気がしねぇ!負けててもおかしくなかった!」と言わせるような負けであったなら。「次に対戦するとき、怖いな」と思わせるような負けであったなら。
今節なんぞは、「同じカテゴリで大丈夫なのか?」とか心配されてしまうレベルかと。「次に対戦するときの参考にならねーよ」と言われてしまうレベルかと。

試合後、選手たちがゴール裏に来ましたが・・・拍手をする気にはなりませんでした。
そこで、選手たちとのあいだに意識の差みたいなものが見受けられたのが気になりました。一部の選手は、あいさつだけしてすぐに立ち去ろうとしたりだとか。
さすがに頭を深々と垂れて謝れ!とかは言いませんよ。しかし、たとえ厳しい意見であれ、それを受け止めてほしい・・・そう思いました。
たしかに、感情にまかせた罵詈雑言になってしまうかもしれませんし、無用な混乱を引き起こしてしまう可能性もありました。トラブルは避けねばならないとも思いました。
もちろん、選手だってひとりの人間、弱り目に祟り目状態では良い気分はしないでしょう。
それでも・・・たとえボロ負けの試合であれ、サポーターも90分間戦った。いい加減な気持ちでなんか、いなかった。だからこその、厳しい言葉だったわけで。
こちら側の言い方、態度の問題もあったやもしれません。ですが、もしその思いが伝わらなかったなら・・・それは、悲しいことのように思います。

今季ワースト試合は、二番底がありました。
しかし。
このままでいいのか?良いわけがありません。ならばどうするか?
こたえはひとつ。
立ち直るしかない。いつか、ではなく、今すぐに。

かなり、がっかりな試合でした。ですが、だからといって見放したりはしませんよ。応援ボイコットだとかがチームのためになるとは、とうてい思えませんし、思いたくもない。
だから。
だから、カターレも、頑張ってくれ。頑張っているのを承知で、それでも言う。頑張ってくれと。
この胸のモヤモヤは、本気で応援しているからこそのものだと信じます。
次節以降の勝利、期待することを諦めません。
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