中断期間明けの初戦となった福島ユナイテッド戦で見事に勝利、幸先よく白星スタートを切ったカターレ。2戦連続ホームゲームとなる今節、2連勝をかけてFC東京U23を迎え撃ちます。
シーズン残り約3カ月、ホームゲーム最後のナイトゲームを勝利で彩るために。必勝を期して臨みます。
今週、カターレにまたひとり新メンバーが。ヴィッセル神戸から育成型期限付き移籍で野田 樹が加入しました。
神戸U18監督の野田 知を父に持ち、自身も神戸U18から昇格した生え抜き。ルーキーイヤーであった昨季はFC今治に武者修行。今シーズン復帰するも、なかなか出場機会がなかったところ、このタイミングでカターレ富山に活路を見出した、ということのようで。
神戸と言えば、最近は世界的スーパースターであるイニエスタの加入が話題ですが。チームメイトとして偉大な先達から学ぶ、という道もあったでしょうが。そうではなく、自ら他クラブへ飛び込んで自分を磨く道を選んだ。
イニエスタとでは、実力も積み上げてきたキャリアも比較にならないほどの差がある一方で。ひとりのプロサッカー選手、という立場そのものは、同格です。
他の誰でもない、プロとしての自分のために選び取った、富山での修行という選択。是非とも、実りあるものとしてほしいです。
同じく生まれ育った地元クラブを離れて富山への途中加入を決めた吉岡らとは、通じるところもあるでしょう。まずはチームに慣れ、実力を発揮できるよう研鑽を積んでほしいところです。
さて、今節のFC東京U23戦。前節の福島戦に続き、今節もまた、前回対戦で敗れてしまった借りを返すべく挑む試合となります。
メンバー編成が試合ごとに不定、というのがU23チームの特徴ですが。
FC東京U23の今シーズンここまで19試合のなかで、「いちばんえげつない編成だった試合」を挙げろ、と言われたら、その筆頭が前回の富山戦となるのではないかと。
J3レベルをあからさまに超えて、「ルヴァンカップのメンバーです」と言っても通用するような。
実際のところ、元代表にして実績充分の前田 遼一にガッツリとしてやられ。日本が期待する次代の宝・久保 建英にも決められて。追いつこうともがくも、才藤が2枚目イエローで退場、更なる窮地へ。とどめとばかりに試合終了間際にまたしても前田に決められ万事休す。0-3というスコア以上の完敗を喫してしまった試合でした。
今節に関して言えば、前回ほどのこととはならない、とも思われますが。
この夏、久保が横浜FMに移籍し、先ごろJ1初ゴールを挙げたり。オーバーエイジ枠でチームを引っ張っていた梶山 陽平が新潟へ移籍。そのほかにも各種年代別代表やトップチームメンバー入りなど、編成そのものにも苦慮しなければならない事情もあるようで。
不安定さが仇となったか、チームはここ最近4連敗中。最下位に沈んでいます。
けれども。
だからといって、勝てる保証があるわけでもなんでもない。
福島の連続負けなしをストップしたカターレですが、ここでFC東京U23の連続勝ちなしをストップさせたのでは台無しというもの。
どうしても、思い出されるのが昨年の悪夢。
中断後の初戦で対戦し、勝てば暫定ながら首位に躍り出ることが出来る大事な試合でした。
柳下のゴールで先制し、勝利をつかみかけたかと思われた試合最終盤。立て続けにあれよあれよと2失点、まさかの逆転負けをくらってしまったのでした。
あのときも。負けるなどとは、思っていなかったはず。
にもかかわらず、敗れた。
そして、そこで狂ってしまった歯車は、チームの転落へと最大加速。シーズンをまたいで最下位にまで落ちぶれるまで、とどまることがありませんでした。
「もし、あのときあのまま順当に勝利していたならば」
考えても詮無いことです。けれど、そう思わずには、去年の「あれから」が、どうにも辛すぎます。
そして、1年のときを経て再び迎える、ホームFC東京U23戦。
「中断後の初戦で躓く」という要素に関しては、前節の勝利によって払しょくしました。
残るは、「FC東京U23に勝ち切る」という課題。
1年前のあのときからの苦難を思うなら。もう一度、前へと進んでいきたいと思うなら。
理屈はいらない。どうしても、なんとしても勝つ。それ以外にありません。
昨シーズンの因縁から、柳下の2試合連続弾を期待したいところですが。
あえて、推したいのは陽次。前節も先制ゴールをアシストしたりと活躍していますが、今節にもまた、チームを勝利に導く働きぶりを見せてほしいです。
前回対戦時は開幕前のケガで出遅れた影響から途中出場でした。シュート3本を放って気を吐いたものの、逆襲のゴールには結びつかず。
FC東京U18出身の彼にとっては、西が丘での試合は特別な試合であったはず。けれど、それが苦い敗戦の記憶に上書きされてしまうことに。
迎える、リベンジマッチ。
FC東京U18出身である一方で、今はカターレ富山の中心選手。10周年を迎えたカターレ。背番号7は、チームを引っ張る攻撃的プレーヤーの証でもあります。
10周年記念ユニフォームを身にまとい、いまこそ、カターレの佐々木 陽次として。
昨季のあの試合からの転落、その悔しさを知るからこそ。
新たな一歩を踏み出すために、その活躍でもって勝利を!
10周年を迎えたカターレ富山にあって、監督の歴代最長期間であったのが、今節の敵将たる安間監督。初のホームでの対戦となります。
当時を知る選手は苔口ただひとりとなってしまったけれど、それはそれ。
あなたがクラブを離れて以降も、ずっとカターレ富山は続いてきたんだよ、と。
それが、いかに毎年右肩下がりに落ち込んでいるような状態だとしても。昨季のあの敗戦以降、そのくやしさ、やるせなさが最下位にまで落ち込むほどの転落っぷりを見せていたとしても。ファン・サポーターとして、忸怩たる思いを抱き続けることとなってしまっているにしても。
それでも、カターレ富山。
かけがえのない、大切なクラブ。
思いの強さがあったなら。
負けて良い理由など、微塵もない。一寸たりともない。
勝たねばならない理由しかない。
だから、勝つ!!
当然のように勝つ!
勝って、昨年の悪夢を振り払う!!
もちろん、連勝!あたりまえだ!
勝たれ!!!富山!!!!!
シーズン残り約3カ月、ホームゲーム最後のナイトゲームを勝利で彩るために。必勝を期して臨みます。
今週、カターレにまたひとり新メンバーが。ヴィッセル神戸から育成型期限付き移籍で野田 樹が加入しました。
神戸U18監督の野田 知を父に持ち、自身も神戸U18から昇格した生え抜き。ルーキーイヤーであった昨季はFC今治に武者修行。今シーズン復帰するも、なかなか出場機会がなかったところ、このタイミングでカターレ富山に活路を見出した、ということのようで。
神戸と言えば、最近は世界的スーパースターであるイニエスタの加入が話題ですが。チームメイトとして偉大な先達から学ぶ、という道もあったでしょうが。そうではなく、自ら他クラブへ飛び込んで自分を磨く道を選んだ。
イニエスタとでは、実力も積み上げてきたキャリアも比較にならないほどの差がある一方で。ひとりのプロサッカー選手、という立場そのものは、同格です。
他の誰でもない、プロとしての自分のために選び取った、富山での修行という選択。是非とも、実りあるものとしてほしいです。
同じく生まれ育った地元クラブを離れて富山への途中加入を決めた吉岡らとは、通じるところもあるでしょう。まずはチームに慣れ、実力を発揮できるよう研鑽を積んでほしいところです。
さて、今節のFC東京U23戦。前節の福島戦に続き、今節もまた、前回対戦で敗れてしまった借りを返すべく挑む試合となります。
メンバー編成が試合ごとに不定、というのがU23チームの特徴ですが。
FC東京U23の今シーズンここまで19試合のなかで、「いちばんえげつない編成だった試合」を挙げろ、と言われたら、その筆頭が前回の富山戦となるのではないかと。
J3レベルをあからさまに超えて、「ルヴァンカップのメンバーです」と言っても通用するような。
実際のところ、元代表にして実績充分の前田 遼一にガッツリとしてやられ。日本が期待する次代の宝・久保 建英にも決められて。追いつこうともがくも、才藤が2枚目イエローで退場、更なる窮地へ。とどめとばかりに試合終了間際にまたしても前田に決められ万事休す。0-3というスコア以上の完敗を喫してしまった試合でした。
今節に関して言えば、前回ほどのこととはならない、とも思われますが。
この夏、久保が横浜FMに移籍し、先ごろJ1初ゴールを挙げたり。オーバーエイジ枠でチームを引っ張っていた梶山 陽平が新潟へ移籍。そのほかにも各種年代別代表やトップチームメンバー入りなど、編成そのものにも苦慮しなければならない事情もあるようで。
不安定さが仇となったか、チームはここ最近4連敗中。最下位に沈んでいます。
けれども。
だからといって、勝てる保証があるわけでもなんでもない。
福島の連続負けなしをストップしたカターレですが、ここでFC東京U23の連続勝ちなしをストップさせたのでは台無しというもの。
どうしても、思い出されるのが昨年の悪夢。
中断後の初戦で対戦し、勝てば暫定ながら首位に躍り出ることが出来る大事な試合でした。
柳下のゴールで先制し、勝利をつかみかけたかと思われた試合最終盤。立て続けにあれよあれよと2失点、まさかの逆転負けをくらってしまったのでした。
あのときも。負けるなどとは、思っていなかったはず。
にもかかわらず、敗れた。
そして、そこで狂ってしまった歯車は、チームの転落へと最大加速。シーズンをまたいで最下位にまで落ちぶれるまで、とどまることがありませんでした。
「もし、あのときあのまま順当に勝利していたならば」
考えても詮無いことです。けれど、そう思わずには、去年の「あれから」が、どうにも辛すぎます。
そして、1年のときを経て再び迎える、ホームFC東京U23戦。
「中断後の初戦で躓く」という要素に関しては、前節の勝利によって払しょくしました。
残るは、「FC東京U23に勝ち切る」という課題。
1年前のあのときからの苦難を思うなら。もう一度、前へと進んでいきたいと思うなら。
理屈はいらない。どうしても、なんとしても勝つ。それ以外にありません。
昨シーズンの因縁から、柳下の2試合連続弾を期待したいところですが。
あえて、推したいのは陽次。前節も先制ゴールをアシストしたりと活躍していますが、今節にもまた、チームを勝利に導く働きぶりを見せてほしいです。
前回対戦時は開幕前のケガで出遅れた影響から途中出場でした。シュート3本を放って気を吐いたものの、逆襲のゴールには結びつかず。
FC東京U18出身の彼にとっては、西が丘での試合は特別な試合であったはず。けれど、それが苦い敗戦の記憶に上書きされてしまうことに。
迎える、リベンジマッチ。
FC東京U18出身である一方で、今はカターレ富山の中心選手。10周年を迎えたカターレ。背番号7は、チームを引っ張る攻撃的プレーヤーの証でもあります。
10周年記念ユニフォームを身にまとい、いまこそ、カターレの佐々木 陽次として。
昨季のあの試合からの転落、その悔しさを知るからこそ。
新たな一歩を踏み出すために、その活躍でもって勝利を!
10周年を迎えたカターレ富山にあって、監督の歴代最長期間であったのが、今節の敵将たる安間監督。初のホームでの対戦となります。
当時を知る選手は苔口ただひとりとなってしまったけれど、それはそれ。
あなたがクラブを離れて以降も、ずっとカターレ富山は続いてきたんだよ、と。
それが、いかに毎年右肩下がりに落ち込んでいるような状態だとしても。昨季のあの敗戦以降、そのくやしさ、やるせなさが最下位にまで落ち込むほどの転落っぷりを見せていたとしても。ファン・サポーターとして、忸怩たる思いを抱き続けることとなってしまっているにしても。
それでも、カターレ富山。
かけがえのない、大切なクラブ。
思いの強さがあったなら。
負けて良い理由など、微塵もない。一寸たりともない。
勝たねばならない理由しかない。
だから、勝つ!!
当然のように勝つ!
勝って、昨年の悪夢を振り払う!!
もちろん、連勝!あたりまえだ!
勝たれ!!!富山!!!!!